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始まりの始まり35

 マイケルは敵を冷静に見定めると

 

「長官 トールショット攻撃を試してもいいでしょうか」

 

「まだ試作段階だがデータ的に見て、君の現在のレベルならもそろそろ使える頃だろう、許可する。」

 

「プロト、トールショットなんだ」


「彼の持つ装備の固有技の一つです」。

 

マイケルは腕を鳥に向け照準を合わせている

 

「トールショット!パージ!」

 

背中の一部が外れて腕の方へシフトし腕横から銃のようなパーツが出てそこへドッキングしていき、バチバチバチと音を立て始める、そして青い塊が出現して一瞬で照射される。

 

バチン

 

目で追えぬほどのスピードで鳥のモンスターに命中し鳥のモンスターは地面に叩きつけられる

 

「よし!じゃ俺も良いよな」


「待たんか!まだ」


長官の静止も聞かず北原が剣を握りしめて

 

「フレイムシューター!」

 

剣に柄の部分から炎が立ち上がりそのまま力任せに振りかぶると斬撃を空中に放った

 

「ん?」


スカ!

 

命中はしているようだがダメージが入ったようには見えないそれどころか怒ってこっちに突進してくると宮本が慌てて

 

「え?ええ!私を守って!」


肩から風が勢いよく噴射されて渦を巻いて敵に向かって放たれる! 


「ウィングアロー!」


敵の突進を止めることはできたがこちらは、当たりしたがダメージがないようだ

すると長官が渋い顔をして

 

「状況を見極めてから動かんか、だが強いだけあってなかなか経験値もいいようだマイケル暫く続けるかね?」

 

「続けましょう」

 

マイケルがすぐさま返答をした。

 

「くそ!」

 

「君もこのまま戦闘に参加して経験値を」


「嫌だね!寄生するなんてごめんだ」

 

宮本も

 

「……みんなで狩れるものを探しましょうか。」

 

「俺はこれを狩る、他に行きたければ行けば良い」

 

そういってマイケルは淡々と敵を狩り、狩り終わるとすぐまたその敵を探しにいく

 

「ほっとこうぜ!いくぞ」

 

一人で奥へと進む北原

 

「ねえ マイケル君 敵をかえない?ほら連携とか大事だし」

 

再度 宮本が聞くと

 

「これはゲームや遊びでは無い、効率を重視し最適な選択をしているだけだ」

 

マイケルは冷静に返す

 

「そうだけど」

 

北原は

 

「ほっとけ!」

 

そういって奥へ行ってしまい、宮本も後を追っていた。

 

その後 俺も出番がなさそうなので、プロトの説明を受けていた。

なんでも支援機があるらしく、その中の1機がもうじきに使えるとかという話だ、

1時間くらいいろいろ説明されたが正直よくわからないです。

 

そんな時 長官から急ぎ戻るように言われ戻ると

 

「高井君 あれを見てくれ」

 

そこにはマイケルが鳥のモンスターと戦っている、一人になった為攻撃が集中してしまい一方的にやられている始末

 

「すまんがすぐ向こうへ行ってくれるか、あと今回は先ほど説明した支援機のテスト、ドッキングテストも行うのでそのつもりでいてくれ」

 

 合体かちょっと憧れるシチュエーションだがそれどころじゃないな忙しないと、急ぎ転送し黒騎士となり救援に向かった。


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