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始まりの始まり22-2

その日の夜はなんとも言えないきもちを抑えながら裏の世界へ転送すると

山の中腹から見上げるような大きな山があり日差しが上がる直前のオレンジ色のような雲が綺麗な朝焼けの美しい景色が広がっていた

そんな景色を見ながらみんな丁度休憩してるようだった


「おう!もどったか」


「綺麗ですね 朝焼けが」


「うむ、こういう景色を発見できるから旅は辞められないんじゃ、ほれそこの水筒に飲み物がはいっとるから飲むと良い」


皮袋っぽい水筒の中にはコーヒーの様な飲み物が入っていた

何も考えず 朝焼けを見ながら飲むコーヒーはすごくおいしかった

現実ではあんなに嫌な気持ちだったのになんか癒されるな~っと思ったのも束の間


バコ!


「イタ!」


雰囲気をぶち壊す一撃が後頭部を直撃する


「いきなり居なくなるなんて!しかも伝言だけ済ませるなんてほんとにもう軽蔑するわ!」


「おお 良い蹴りじゃの~」


レッドさんが面白そうに笑っている


「良い?まず礼儀ってものがね…」


怒涛のお説教……人間関係に始まり礼儀などそこから30分くらいお説教聴き、謝り倒してなんとか許してくださりました……疲れた

その後 旅の同行メンバーについて軽く紹介されたがみんなこの素晴らしい景色の中を走りたいと挨拶も早々に朝の空気の中をマジックバンでのドライブが始まった、

澄み切った空気の中を心地よいスピードで走り抜けるのは気持ちよかった 

周りの木々が飛ぶように過ぎ去っていく光がキラキラとしていたこのままこんな平和な時間がつづくのかな……!

はい!終わった!約束のモンスター登場!


このあたりはきっちりロールプレイングっぽい……熊の様なモンスターとカブトムシの様なモンスターが行く手を塞ぐ。


「やれやれ せっかく調子が出てきたのにの~」


レッドさんはマジックバンを降りてモンスターの前に立つ、俺たちも急いで荷台から降りようとすると……


「ああ 降りんでいいぞ」


そういうとレッドさんは


「ファイレイザー」


腕をスッと振ると腕から赤い一閃が放たれてモンスターを一瞬で斬り燃やした!

そしてモンスターは跡形もなくなり道だけが残った。

思わずあっけにとられながら


「ファンさん…あれって…普通なのかな?」


「いやいやいや、あんなのは一部の上位者のみが使える魔法よ!」


「だよね~」


「お~い、お前さん達ワシらはいいからこの討伐をリサチーに登録しなさいよ」


そう言って笑顔でこちらに手を振る…

旅をしている時点である程度の実力とは思っていたが……レッドさん強!


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