始まりの始まり22
すみません前回の投稿が逆になっておりました
裏世界に着くと酷い有り様だったそこら中にモンスターの亡骸が散らばっており、無害な動物や小さな動物までも殺されており、惨殺という言葉相応しい場所だった
「早くとめないと、プロト1急ごう」
「
マスターここから1キロ先に対象の反応があります。」
バイク形態のプロト1にまたがり目的地へと急行したMAP上の点滅を追跡していくと、
モンスター達の雄叫びらしきものが聞こえてきた。
「長官アーマード化の許可を!」
「了解だ、プロト1のアーマード化承認」
「マスター アーマード化承認が下りました、スピード形態からアーマード化に移行しますか?」
「ああ、たのむ」
「システムオールグリーン、実行……」
隠れながら様子を伺うと北原は木を背にしながらボロボロの状態になっているのに殺気が凄まじく
「さあ俺の糧にしてやる!かかってこい!」
20体はいるだろうかモンスターに囲まれながら闇雲に斬撃を飛ばしている
「あの馬鹿、何も考えずにヘイト集めやがって」
「その意見には同意します、勝率がどんどん低下しています」
するとモンスターの攻撃が直撃してしまい北原が木に吹っ飛ばされた!
「くそ!」
無理矢理体を起こして反撃をしているが非常にまずい状態だ
「プロト救援に向かう武器を、あと声を変えれるか?」
「了解です。敵多数……適材武器ハルバートを選択、同時にボイス加工作業を実行」
「よし、いくぞ」
一気に加速して北原の前にいる敵を強引に薙ぎ払う、すると北原が憎しみを込めた目で睨みつけ
「くそ!またお前かよ!余計なことをするな!」
おお怖!不良に絡まれたことを思い出すぜ!だが今はビビっているわけにはいかない
「もう戦えないだろ下がれ」
しかし、撤退するどころか俺に攻撃しようと武器を振るおうというのか武器を握りしめこちらを睨みつける……こりゃ頭に血がのぼってるな~話しても無駄か
「プロト一気に周辺の敵を一掃するぞ」
「マスター、ハルバート装備時に使用可能な殲滅攻撃パターン無秒針を使いますか?」
「よくわからんが、それで行こう」
「マスター 薙ぎ払いの姿勢で音声コードである<無秒針>と言ってください、その後バイザーにOKマークがでたらハルバート向かって突撃し薙ぎ払って下さい、行動アシスト機能で最大火力になるよう調整します」
「よくわかないが、了解だ」
少し敵と距離を取り構え
「無秒針」
「音声コード認識 無秒針発動」
バイザーの景色の中にOKという文字が出る
「いけー」
敵に突っ込み敵を薙ぎ払うとハルバートから煙のようなものがあがり尋常じゃないくらいのスピードでまさに一閃その斬撃で周りの敵の敵が一瞬で吹っ飛んだ、そしてその惨状に残った敵も逃げて行った。
「我ながら恐ろしいな」
敵は一掃したしあとは長官が上手くやってくれるだろと離脱しようとした瞬間
「待てよ!まだ戦いは終わってねー!」
北原が俺に向かって攻撃をしかけようと構えている
「俺をコケにしやがって」
別にコケにしようとは思ってないし!寧ろ助けに来たのにちょっと頭きたので
「お前は弱すぎる早々に立ち去れ」
「ふざけるな!」
「お前は俺に助けられたのが悔しくて、無用な殺生をして闇雲に戦ったのか?」
「関係ない!結果が全てなんだよ!強くなるためだ」
「だか結果はどうだ?最後には又 私に助けられた」
「頼んじゃいない!」
「話にならんな……無様だ」
そのまま立ち去ろうと歩くと…
「待ちやがれー!」
北原が怒りに任せて攻撃を仕掛けてきた
「雑魚が」
北原の腹に軽く一撃を加え気絶させた。
「俺は強く…」
北原はそのまま倒れた。
「長官 北原を回収して下さい」
「了解だ、あと高井君あまり煽るようなことするな」
「わかりました……」
それ以上は言葉にせず帰還した、




