始まりの始まり20
その後、旅の決起集会と題して追加の宴会は夜まで続いた
俺は外にでて一人悩んでいた……参ったな旅となると表に戻ったりする関係上、途中離脱しなきゃいけないとなると俺には無理だ……
ただこの流れで別れるわけにもいかなさそうだし……
なにか手はないか考えステータスを見てみるとレベルが上がっていた
Level15→18
HP220
MP380
オリジナル流派開眼(現時点で固有の杖を使った亜流物理スキル)
杖打術Level3
一点集中
覇扇
臥龍烈風
職業テイマーLevel5
意思疎通Level3
ブースト
NEW 従魔合流
離れていてもスキルを使用することで近くに移動することが可能
スキル:同情 悪運 弱者共感 並行管理 観察Level2 偽善者 化神使い(初心)
NEW:神武一体 謎の神加護(詳細不明)
「お!いけるかな」
「リリーちょっと向こうの茂みに移動して」
「る!」
ぴょんぴょんと茂みの方へ移動する
「よし、良いかな従魔合流!」
するとリリーの横に移動した
「る!」
リリーも何が起こったかわからないといった感じで驚いてる
実験も終わり小屋の中に戻ると宴はお開き状態でほとんどの人が寝ていた。
「おう!楽しんでるかの?」
一人赤い服のお爺さんが起きていた
「ええ、まだお名前を聞いてませんでしたね」
「おお自己紹介がまだだったの、……そうじゃのレッドとでも呼んでくれ」
「オレはタカイといいます?」
「あ、ちょっと言いにくいなタカでいいか?」
「ええ、構いませんが……旅で一つお願いが」
「ん?」
「ちょっと家の都合でやらないといけない使命があってあとで合流する形でもいいですか?」
自分で言っててよくわかないがもう押し切るしかない!
「家の使命とな?それは……しかし合流って出来るのかい?」
「私のスキルでテイムモンスターの場所に移動する能力があるので」
「なんと!そんな便利なスキルがあるとは」
「なので、必ずあとでみんなと先に出発してください」
「わかった使命とあらば仕方ない」
その後、リリーやクロに伝わったかどうかわからないがみんなと待っててと伝え、
ごねるファンさんを説得して元の世界へと戻った。
「ふ〜〜疲れた」
なにもやる気が起きずカーペットに倒れそのまま寝た。
翌日凄まじい寝ちがいと戦いながら学校に出勤して涼風先生と朝打ち合わせをし、
その後ホームルーム、そしてなぜか担当教科が家庭科になったのでその準備室に案内されて同僚も出張でいないとのことなので授業まで足りない睡眠をカバーしていると
ドンドン
ビック!
突然準備室のドアをけたたましく叩く音が!
「ちーす」
北原!?




