表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

日記をめくると

作者: Hora
掲載日:2023/08/11

2023年9月11日 蓮田凛(はすだりん)

「今日から一泊二日の修学旅行(逃げ場の無い地獄の旅)京都・奈良の観光の(誰も助けてくれない)最初の日です。早朝から〇×小学校に集合(バスに乗る前に着替え)して京都行のバス(とタオルをドブに捨て)に3時間乗ります(られました。)。バスの中では担任の先生も一緒に皆で楽しく(イジめます。)伝言ゲームをしたり(皆がバシバシ叩き)歌を歌ったり(囲み蹴られたり)座席が近い子達(男子の列の前で)とトランプをし(服を脱がされて)て遊びました。(からかわれました。)楽しかったです。(悔しい。悲しい。)京都に着いてから、その日に宿泊するホテルに向かいました。2人部屋で一緒に泊まるAさんと使う(から、お前が使う)ベッドを決め、(は無いと言われ)荷物を置いて(リュックはダストシュ)からロビーに(ートから笑いながら)集まり(捨てられ)ました。そこから班別行動(さらなる地獄)です。仲良し6人の(私を最もいじめる)グループで金閣寺に行きました。思っていた以上(全員分の荷物を持たさ)に金色で写真(れ、写真も撮らさ)をいっぱい(れますが、何が気に)撮る事ができ(喰わないのか沢山)ました。(殴られました。)次は清水寺に行きました。清水の舞台から飛び降りるというだ(をさせられました。)けあって上(凄く痛かったけど)から覗くと高く(皆が笑ってい)て怖かったです。最後に大政奉還が行なわれたという二条城に向かいました。(は行けませんでした。)正直に言うと前の(脚がたぶん折れていて)2つに比べると見(皆についていけず)どころらしい見ど(荷物をとられ、まかれ)ころがあまりなく(てしまいました。)退屈でしたが歴史(誰も救急車を呼んで)的な場所なんだ(くれず今日程死に)なと(たいと)感じられる建物の造り(日はありません)でした。帰りにお土産が売っている通りに寄り、(で皆は今頃)家族のお土産に生八つ橋(を私から巻き上げた)とキーホルダーで(お金で)3000円も買い物を(買っているのかな…)して(私がお前らに何をし)しま(たと言うのだろうか。)(憎い…。先生も同級生)(も全員この手で殴り)(殺してやりたい!!)(!!!!!!!!!!)


2023年9月12日夕方

「で、本当の所いつまで蓮田(はすだ)さんはいたんですか?」

「えっと…そうですね。学年主任。私が最後に見たのは今朝の、その、ホテルを出る時に。」

「それは目視でしっかり確認したんですか?嘘を吐いたり誤魔化さないで下さいよ。あなたは蓮田(はすだ)さんの担任として、すでに信用を失っている状態です。」

「あ、はい。それはもう。すみませんでした。…実は今朝、見ていません。クラスの委員長が全員揃ってます。と言っていたので鵜呑(うの)みにしてしまい私自身は確認せず出発して、…それからも一度も見ていません。」

「…考えられませんね。朝からホテルのロビー。クラス移動でバスに乗る時。バスの中。バスを降りる時。奈良の観光の前後。担任は点呼を取って確認しなければならないはずでしょう?そして今現在、小学校に帰る段階になってから、いつからいないか担任が把握していないなんて…。ホテルから蓮田さんの荷物が置きっぱなしになっていると連絡が無ければいつ気づくつもりだったんですか?」

「…」

「しかも、昨日の出来事が書かれた日記がすべて修正テープで覆われていて、全部書き直されているからおかしいと思い、テープをめくって見たら。…これは、まるでいじめを苦にした遺書とも、殺害予告とも取れるじゃないですか。どのように転んでも大事にしかなりません。あなたの責任問題はありますが、…校長と相談して隠蔽する方向で動きましょう。警察や補導員より先に蓮田(はすだ)さんを保護し、言いくるめてしまいましょう。」

「…はい。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 冒頭のルビの多さに、ギョッとし、ラストの先生の提案にゾッとしました。 得体のしれないものよりも、生身の人間のほうが怖いですね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ