表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/7

始まり


 俺は仕方なく大学へ通い、嫌なバイトを辞め、親に生活費をねだっては自堕落な生活を送っていた。


 小説家を目指して進学したものの、結局才能なんてなかった。というよりも、他人の才能、センス、努力に埋もれた。だから、自分がどんなに自信のある作品を書き上げたところで誰にも認めてもらえない。眼中にすらないのかもしれない。


 執筆する気が徐々に無くなっていく自覚があった。どうせ投稿しても読まれないし、読まれても評価されない、と感じてある日を境にネットへの作品投稿を辞め、その一週間後には物語を紡ぐことすらも辞めてしまった。


 俺は同期の友達みたいに「生きるために書いている」わけではなく、ただ、面白い作品を書いた自分を評価してほしいから小説を書いていた。その時点で他より努力が欠けることは明らかだった。


 それで、自分に失望し、死にたくなった。でも、俺が死んだら親はなんと思うか。そもそも、頭下げて生活費貰っているのに自殺なんてできるはずない。かといって、認められない人生の価値を見失っているため、生きているだけで苦しかった。


 ――なら、消滅するしかない


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ