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みゆきひめ
みゆきひめ
花の香りを
からだいっぱいに
漂わせ
春の訪れをつげる
妖精のようだと
ボクはこころにつぶやいたのです
花びらが
ひらひらと
うつくしく舞うように
あなたは
いつも
華やいでいました
そんなあなたの
香りに
ぼくは魅せられてしまったのです
あなたは人とはちがうのです
お姿すべてで
琴を奏でてい
その音に
ボクは恋心が
芽生えたのです
あなたのお召し物が
風になびくと
雅やかな春を感じさせるのです
今再び
春の妖精よ
舞い戻れ‥‥