~しだれ桜~ 歌詞
【 しぐれ桜 】
【しだれ桜】
咲き誇れ しだれ桜 春の調べを奏でた
しだれ桜 一度目の花を咲かせた
仄かに漂う青の香りが過ぎる
一月前から蠢く空しさと
不安ごまかすように 枯れた笑顔で交わした
君との挨拶は今でも憶えてる
そうして色付く花たちのように季節は巡って行く
咲き乱れた しだれ桜 春の予感がした
しだれ桜 再び花を咲かせたならば
弄んだこの時間がずっと続くようにと
願って 祈って 瞳を閉ざした
弱虫で未成熟な心を騙して隠していた
わたしがわたしで居られるように……
百花爛漫 しだれ桜 春風が吹く
しだれ桜 飽きずに花を咲かせる
終わるときまで 光を濁らせないように強がり
そっと二人は手を重ねて寄り添い合った
きっと これは大人になるために必要なことなんだ
たとえば時がたって
君と過ごした情景に影が射して
君といた風景が風化してしまって
「どうして?」
「こんなことなら……」
「出会わなければよかったのに……」
なんて考えてしまうくらいなら
ずっと この場所に居たい
花しぐれ 降り止まない雨はない
絢爛に咲き誇れ しだれ桜 春の調べを奏でた
また一人でいる時間が増えてしまった
もう傍で 微笑みくれる君がいないってこと
ぎこちない笑顔してごまかすように
君といた思い出をなぞる
これで、わたしは……
これからも生きていける
茹だる桜が舞った
憂う五月雨の匂いがした