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奇士刑事  作者: グラニュー糖*
29/46

最終回 8

最終回は10回に分けて投稿します。

その後、特別編を投稿するのでお楽しみに!

 __________


 _____


「…………ん……」


 薄く目を開ける。

 ……僕は眠ってしまっていたのだろうか。

 無理もない。結束バンドで縛られた両手足を頑張って動かしまくったせいで、体力を使い果たしてしまったのだろう。


「黒池ちゃん!」

「……せん、ぱい……?」


 寝ぼけ眼で上原先輩の声がした方を見た。

 檜の格子から優しい光が漏れる。

 あの頃は焦りを生み出すようなオレンジ色の光しか見ていなかったけど、昼間の光はもっと優しいんだ……。


「眩しい……」


 思わず声に出した。


「皇希くん」

「!!」


 体がビクッ!と跳ねる。

 ドキドキと動悸が止まらない。

 今すぐ立ち上がって駆け出したい。


 でも。


 僕が何か不審なことをしたら、すぐに殺すことができるように手足を縛られている。だから何もできない。


 そっちに……行くことができない。


「せん、せ……」


 何もできない無力感と、元気そうな姿を見ることができた嬉しさと、いつ殺されるかわからない恐怖でポロポロと涙が溢れる。『情緒不安定』という言葉はこの時のためにあるんだなって思った。


「…………今助けてやる」


 暗い顔をした先生が前に進む。


 どうして暗い顔なの?嬉しくないの?僕を置いて行ったこと……筋者だってことと関係があるの?


「やはり教え子……いえ、『黒池皇希』が大切なんですね」

「………………」


 先生は何も言わずに前へと進む。こんな時でさえ、畳の上を歩くときの作法は忘れていない。


「ボス!ダメっす!様子を見てからっ」

「静かに、しろっ!」

「うぐっ!」


 両手を後ろに回されて、僕と同じように結束バンドで拘束されているヤスお兄ちゃんが叫ぶ。だが勢いよく後ろに引っ張られてうめき声を上げた。


「お兄ちゃんっ……!ひっ!?」

「動くな」


 僕も隣に立っている男の人に正座をしたまま右手で髪を掴まれて引き寄せられ、首の前に左手で持ったナイフを構えられた。完全に人質のそれである。


「……皇希くんを傷つけるな。私の命と交換するのだろう?」

「い、命……?何のことっ?」

「…………皇希くん。私の命と引き換えに、キミを助けるためにここに来た」

「……え?そ、そんなっ、嫌だっ!」


 僕の肩を押さえつける男の手を振り払うように左右に動くが、「動くな」とばかりに力を強められた。


「ヤス、お前もだ」

「ボス…………」


 お兄ちゃんは泣きそうな声で呟いた。


 ……未だに信じられない。お兄ちゃんも先生も、なんならいつもお兄ちゃんがいなかったときに遊んでくれた外人さんたちも、みんなみんな筋者だったなんて……。


 怖いと思ったことなんて一度も無かった。

 みんな怖がらないように接してくれたからかもしれない。たまに見覚えのない人があの部屋にいた事もあったけど、僕の姿を見ると優しくしてくれて遊んでくれたりもした。だっこしてくれたり、そのままグルグルと回って遊んだり。お気に入りのヌイグルミを『お友達なんだよ』って紹介したら、ちゃんと話しかけてくれたりもした。


 ……それは、先生があの人たちのボスだったからなの?先生が手配したからなの?

 じゃあ、先生が僕を刑事()と認識したら……。


 みんな敵になるの?


「……………………」

「皇希くん?」

「……先生。僕のこと、どう思っていますか?」


 僕は足の結束バンドが外されても、座ったまま口を開いた。


「もちろん、大切に思っているよ」

「……僕が警察官でも?」

「…………ヤスから聞いたんだね」

「……」


 静かに首を縦に振る。


「そうか」

「先生……。ごめんなさい……ごめんなさいっ!偏見するつもりは、無かったんです……!」

「わかっている。わかっているよ」

「………………っ」


 僕はチラ、と後ろを見る。

 ヤスお兄ちゃんが2人の男に腕を引っ張られ、僕の方へと行かないようにしているのが見える。


 横にいた人がまた僕の髪を掴む。

 肩を掴まれて前かがみにさせられ、髪だけを動かして少し上を向いているが、正面を見る形にさせられた。


「いい加減にしろ」

「あなたがここに来たら解放しますよ」

「………………」


 先生はさらにもう一歩近づく。

 お兄ちゃんの押し殺した声が聞こえた。

 先輩の表情も暗い。そりゃそうだ、これで一瞬とはいえ警察の敵が減るのであれば、警察が止める理由は無いからだ。


「……川崎さん、後ろへ!」

「!?」


 先輩の声を聞いた直後、僕と先生の間で爆発が起こった!

 巻き込まれたのはそこにいた2人の銃を持った男だ。


 これって……!


「誰だ!……ぐはっ!?」


 前に出た他の男が派手に吹き飛ぶ。

 そして爆発も僕たちの場所を配慮したように、周りだけに起こっていった。


「貴様!」

「ううっ!」


 男は僕の髪を持ったまま立ち上がり、ナイフを僕の首へと当てる。声色と息の上がり方からして相当苛立ち、パニックになっているようだ。


 逆鱗。それが一番正しい言葉かもしれない。


「交渉決裂だな!」


 煙のにおいが立ち込める部屋で叫ぶ。

 仮にも運動部の部屋なので換気はしっかりしているが、ここまでの煙を換気するまでは考えられていないので煙たい。


「………………」

「ゲーマーのお前、何をした?」

「……ふふ。秘密兵器さ」


 おおかた、マリフの発明品を持ってきたのだろう。

 あの人、最近テレポート系にハマってるらしいから……。魔界に戻りにくくなった以上、その方法を模索しているようだ。


「……決裂した以上、こいつの命はない」

「皇希くんっ!」


 お兄ちゃんが叫ぶ。


 僕だってこんなところで終わりたくない。

 ヘラを倒すのに精一杯で、他には何も考えてこなかった学生時代。その力を一番蓄えていた場所だ。その力を発揮できずに死ぬなんて、馬鹿馬鹿しい。


 刀は家に置いてきたまま。

 何もできない。剣が無い僕は、ただの人間だ。たとえ神を殺してその罪を背負うことになっても、僕はただの人間なんだ。


 ……でも。


 一度だけ許されるなら。


 奇跡が起こるなら。


 これからの人生は不幸でもいい。でも、今日だけは……今日だけは!


 今までの僕を捨てて、新しい僕で生きる。

 もし僕と認知されなくても、そこに『僕』は確かに存在する。


 あなたがそこにいなくても、僕はあなたのことを忘れない。

 あなたが貫こうとした信念を、僕に引き継がせてください。


 『存在』を一つにしたあの奇跡を。


 人は『呪い』と言うかもしれない。

 人間として扱われなくなってもいい。

 もし師匠が忘れて、僕一人だけが覚えていようとも。


 僕は、もう一度……あなたの輝き()を望みます。


「………………」


 僕は結束バンドで繋がれたままの手を胸の前で結ぶ。


 祈る。ひたすら祈る。


 一度手にした『もの』なんだ。

 縁を手繰り寄せて、この手に戻すイメージをひたすら頭に描く。


「ふん、命乞いか」

「……………………」


 命乞いも願いの1つだろう。

 以前師匠がレインくんに聞いたと言っていた。


 『願いと呪いは紙一重だ』って。


 両方祈って果たすものだから。

 全ては心の持ちよう。


 純粋で。叶えたくて。心のこもったものだ。


 僕のこれもそうなのだろうか。やはり人間は『力』を望んでしまう生き物なのだろうか。それがどんなに愚かであろうと、僕は続ける。戻れなくなっても、これは僕の選択だ。


 願いと呪いは紙一重……。

 叶えた先が生き地獄だとしても、僕は目先の欲望だけに集中する。


 だって僕は……人間だから!


「………………!」


 手の中でキラリと光るものが見えた。


 今だ!!


「よし……!」


 手首に意識を集中させる。


 …………ブツンッ!!


 刀と同じ力が込められた僕の手は、結束バンドをいとも簡単に切り刻んだ!

 次は……!


「ぐぅっ……!」


 できるだけ頭を前に向けて髪を伸ばす。

 さらに力が入った頭皮が悲鳴を上げても気にしない。


 今から、楽になるのだから。


「おい!逃げようとするな!暴れるな!」


 うるさい!

 うるさいうるさいうるさい!


 僕は、いろんな人との繋がりだと思っていたものを絶つ!

 悲しまれても、これが僕の選択なのだから!


「あ……ああああああああ!!」


 右の手のひらを髪の毛の上で勢いよくスライドさせる。


 ──ブチブチブチッ!!!!!


 引っ張られていた感覚が一気に消える。


 これで……これで。みんな、ごめん。僕のトレードマークとも言えるだろう場所を手放したんだ。

 体は痛いけど、心も痛いけど、僕自身はとてもスッキリした。


 『女の子のように』と育てられた僕。

 子供の頃からずっと伸ばさせられた髪を、僕は僕の手で切り取った。


 お父さんとお母さんとの思い出は、これで最後になった。

 こんな親不孝な僕でごめんなさい。

 強くなったでしょ、とは言わないから、今はそっとしていてほしい。


「こいつ……!どこにナイフを隠していた!」


 引っ張っていたものが無くなり、バランスを崩した男だったがすぐに立て直した。

 僕もナイフを持っていると思った男は、右手のナイフをめちゃくちゃに動かす。


 その時。

 角度が悪かったのか、それともめちゃくちゃに振り回していたからか。


 刃先が、僕の右目を………………。


「っぐぅうう!?」


 鋭い鉄が肉を斬る。鋭い痛みが僕の右目に突き刺さる。痛い、痛い痛い!視界が赤い!泣きそうだ。いや、もうすでに泣いているかもしれない。でも、それは涙か。はたまた……。


 でも、ここで立ち止まってはいけない!


「うわあああああああああ!!」


 男の顎に思いっきり頭突きをかます!

 男は想像以上の痛みのせいでのけぞり、倒れた。それもそのはず、僕の体は今『赤のノートの呪い』にかかっていて、全身が刃物と同じようになっているのだから。それで結束バンドも外すことができた。


 僕は彼の姿を見ないようにして、フラフラと先生たちがいる方向へと歩く。


 おそらく彼の顎は血塗れになっているだろう。だって、刃物の塊がそこに当たったのと同じなのだから。あれは当分……いや、一生病院生活かもしれない。


 いつもより軽くなった頭。

 いつもより赤くなった視界。

 いつもより弱くなった心。


 ……誰か……手を……かし……て…………。




 __________



「…………ぅ……」


 目の前で起こったことを呆然と見ていた俺たちは、黒池ちゃんが倒れたのを見て我に返った。


 倒れた彼の全身から赤と銀の塵のような光が離れ、それは今ここに無かったはずの彼の刀へと変化した。


「く、黒池ちゃん!」


 まず駆け出したのは俺だった。

 続いて川崎さんが歩き出す。


「………………」

「気絶しているようだ。……お嬢ちゃん、ここにいるのだろう?」


 川崎さんが虚空に話しかける。

 すると、そこにエフィーちゃんが姿を現した。


「あちゃー、バレちゃってたかぁ」


 そう、電話はずっと繋がっていた。そのため、本部にはこの学校にいることが伝わっている。相手に振り回されるだろうと思っていたので、『完全に確定の場所がわかるまで来るな』と伝えていたのだ。


 当然、山野くんにも。


「透明人間……!まさかこんなところで夢が叶うとは!」

「どんな夢よっ!」

「だって面白いじゃないですかー!」


 エフィーちゃんの魔法で彼の姿も隠していた。だから能力だけが見えていたのだ。


「ごほん。2人とも、彼を保健室に連れて行ってやれ」

「はい!」

「あ、浮かせるから持たなくていいわ」

「オレの仕事はっ!?」


 ギャアギャアと騒がしい2人が黒池ちゃんを連れて外に出る。


 もう1人捕まっていたミライ……いや、ヤスはというと。


「……君は無理矢理参加させられていたんだね」

「はい……。本当に申し訳ありませんでした!命を代償にしても、謝り切れないことは承知しております!」


 彼を捕まえていた2人を土下座させていた。

 いや、強くない?


「本当だよね。まさか『おれの作戦から逸れて、さらに問題になるような行動を起こす』なんて思わなかった」

「すいません……!!」


 ピクッ、と川崎さんが反応する。

 彼は何も言わずにヤスの方へと向かった。


「…………おい」

「ボス……」

「言いたいことはわかるな」


 静かな怒りのオーラがこの部屋に満ちる。

 うわ……これが殺気ってやつかな……。てか周り倒れまくってるし、警察俺だけだし、正直言ってめちゃくちゃ怖いんですけど……。


「……はい」

「お前たちは大馬鹿野郎だ!!」


 彼はこの部屋にいる全員に向けてなのか、大声で怒鳴った。


「決まりは決まりだ。我々のような裏で動く人間は、表で生きる人間に手を出してはならん。それが、過去『こちら側』だった人間に向けてもだ!」

「……………………」

「ヤス。おおかた、あの子なら許してくれるだろうと思って考えたことだろう。だが、やり方が間違っている!」

「はい……」


 肩を落とす彼を見て心が少し苦しくなった。

 ただ黒池ちゃんに会いたかった、それだけだったのだろう。絶縁でもない、弁護士を介したものでもなかったのに、会えないのは悲しくて悔しくて、歯痒かっただろう。


「……上原」

「?」


 突然振り向いたため驚いた。


「ここに転がってる奴らと、ヤスに手錠をかけろ」

「……いいんですか?」

「あぁ。一度けじめをつけなければならない。それに一般人に干渉することが禁じられていることくらいわかっている」

「……あなたがそう言うなら」


 手錠がここに無いため、隣の準備室から帯を持ってきた。これで括りつけよう。いや、だってそのまま飛び出してきちゃったもん……。それに多すぎでしょ。


「独特だな」

「う、うるさいっ」

「ヤス、頭を冷やしてこい」

「はぁい……」

「ったく……。いつも反省しているのかしていないんだか」


 軽くため息をつく。


「川崎さんは今回の協力者として、逮捕のないように進めさせていただきます」

「そうか」

「まぁ黒池ちゃんのことですから、ヤスさんの刑期を短くしようと奮闘すると思いますよ。上からも彼の頑張りをよく知られているので、通るかと思います」

「……皇希くんは頑張っているのだな」


 先程とは大違いで、とても優しい目をした。その姿は誰がどう見ても暴力団のボスとは思えないものだった。


「少し頑張りすぎなところもありますけどね」

「ふふ……昔からそうだった」

「…………あの。ずっと気になってたんですけど」

「なんだ?」

「どうして『皇希くん』と呼んでいるんですか?先生なら『黒池くん』とかだと思うんですけど……」

「そのことか……」


 彼は悲しそうな顔をした。

 チラ、と見ると、ヤスを含む数人もそうだった。


「彼は親を殺しただろう?」

「そうですね。担当者が俺だったので」

「彼にあの家での出来事を思い出してほしくなかったからね。『黒池』という名字は彼の親を表す言葉……。それなら、下の名前で呼んだほうが良い。さすがに学校では名字だったがな」

「…………俺も、呼び方を変えたほうがいいですか?」

「そのままでいい。彼は乗り越えることができたようだからな」


 そう言って彼は部屋から出ようとする。


「あ、あの」

「まだ何か?」

「……昨日と今日はありがとうございました!!」


 俺は勢いよく頭を下げた。

 川崎さんは驚いて固まった。

 俺もなぜこうしているかわからない。でも、こうしたいからこうしている。


「俺……黒池ちゃんをちゃんと見ていなかった。でも、昨日と今日あなたと話して参考になりました。とても感謝しています」

「……。これから忙しくなるだろう。彼だけに頼らず、お前も動きなさい。お前は運動不足なのだからな」

「あ、あはは……」


 川崎さんは部屋を出た。おそらく保健室に向かうのだろう。俺はポケットからスマートフォンを取り出し、マリフのノイズ生成機を外して普通に本部に連絡を入れた。


「もしもし。……あぁ、人手が足りなくてね。……俺はもう少しここにいる。……わかった、待っているよ」


 スマートフォンをポケットに戻す。

 ずっと通話をオンにしてたからもう電池が無いな。


「……あの。助けていただき、ありがとうございました」

「…………。ミライくん、だよね」

「へっ!?」


 彼は驚いて目を丸くする。


「俺だよ。俺。その……『神』。さっき電話したよね。報告にあった『ゲーマー』は俺のことだ」

「……そ、そうだったんですね!まさか警察とは思ってなくて……」

「あはは、それに黒池ちゃん繋がりだったのには驚いたよ!」


 俺は精一杯笑って話しかける。

 俺も彼も本当は保健室に駆け込みたいけど、応援を待たないといけない。それがとてももどかしかった。


「今度からは、黒池ちゃんも呼んでオフ会でもしよう」

「良いんですか!?」

「もちろん。あの子、警察官になりたてだった頃、ずっとソワソワしてたんだよ。どこかですれ違わないかな、会えないかなって。誰の事だろうとは思ってたけど、こんなにたくさんいたとは……」

「……心は、読まなかったんですか?」

「そりゃあ知ってるよねぇ……その情報」


 エデンやシルバースワンの時も思ったけど、その情報は一体どこから漏れてるんだ。


「それで……」

「無意識だったんだろう。読み取ることはできなかったんだ。自然と探すほど、恋しかったんだろうねぇ」

「………………その言葉を聞けて、満足しました」


 ヤスは嬉しそうな顔をしながら泣いた。

 嬉し泣きだ。彼も、黒池ちゃんのことが大好きなのだろう。じゃないとこんな行動を起こさない。


「……俺も早く再会できるように手を尽くすつもりだ。……あ、今日のバトルは任せて。『ミライくん』がいない間、俺がサポートするから安心してよ」

「ふふっ、はい!お任せします!」

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