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パーシバル坑道で巨人と出会う

趣味で書き始めました。読む前に、以下の注意に目を通してください。


【注意事項】


・ハーレムは展開次第。


・デスゲームなし。


・俺tueee、チート能力。


・中二主人公。


・読みづらい。


・残酷な描写や暴力表現あり。


・この作品はフィクションであり、実在の地名や人名、団体名とは一切関係ありません。


「俺はウィル。こっちの女はチェルシーだ」

「マーカスだ…、話がついたなら、さっさと奥に行くぞ」


 2人はひとまず場が収まった事に、内心安堵した。

二つのパーティーはどちらから切り出した訳でもないが、横並びに近い形で奥に進む。

佳大としては、前……背中を晒す形になるかもしれないと思ったが、そのような要望は出なかった。

迷宮化している事もあり、彼らは坑道内で窮屈な思いをすることは探索を続行。


「チェルシー」

「…なぁに?私の機嫌でも取りたいのかしら?」


 佳大は発見した水晶玉を投げ渡す。

チェルシーは外套から伸ばした右手で優しくキャッチし、水晶玉の妖しい輝きを眺めてから、凄みのある微笑を向けた。

スリットのある左側の手で、彼女はメイスを握っている。動く度にくびれた腰や肉付きの良い腿が露になるが、それを気にする人物でもない。

それよりも素足で坑道内を歩かされることを、不満に思っている。


 また、装備がほぼ全て消えた事も非常に不愉快だ。

現在、彼女が装備しているのは両足首のリング、手にしたメイス、首から提げたアミュレットのみ。

いずれも迷宮で入手したものだ。メイスは襲ってきたベテラン冒険者を返り討ちにして、奪い取った。


「慰謝料だ。あんなことがあったし、どうしても遠慮しちゃうんだよ」

「そう…、なら、有り難くもらっておくわ」


 水晶を渡されたウィルは、平静を装いつつ懐に収める。


「いいのかい、ジャック?ヨシヒロってば、見つけた道具は全部、あっちの女に渡しそうだよ?」

「…クリス、ちょっと静かにできないか」

「おや、冷たい。いいよ。それなら此処を出るまで、僕は口を利かないでおこう」


 やがて7名は、装飾の施された大きな扉に出くわした。

あちこち調べてみるが、開く気配は無く、取っ手なども見つからない。マーカスが蹴りを入れるが、鈍い音が響くだけだ。


「えぇと…ヨシヒロだっけ?これ、開けられないか。俺達じゃどうにもならないみたいなんでな」

「あー、いいよ」


 3名が離れた扉の前に、佳大が立つ。

右脚を蹴り出す勢いで小さく跳び、回転。滞空したまま左足で蹴りを繰り出すが、こちらには体重があまり乗らなかった。

しゃがんで着地した佳大が見た時、扉は奥に向かってひしゃげていた。


「頑丈だねー。ターニャでも入れそうにないかな?まだ…」

「まぁ、この調子なら」


 佳大は立ち上がり、左右一枚ずつに掌打を放った。

扉は音を立てて吹き飛び、隠されていた景色が露になる。先程の石切り場の倍は優にある大ホールに、黄銅の重機らしいオブジェが多数持ち込まれている。

ちょっとしたビルのようなそれらは鼓動し、また部屋全体に光を投げていた。


 部屋の半ばほどに、男が寝ている。

革の鎧を身につけ、逞しい両腕を晒す偉丈夫――その身長はさきほどのアブノーマル・ミノタウロスに匹敵する。

しかし、夏草のように生い茂った顎髭、耳たぶを一周する金属のリング、顔の造作。どう見ても人間だ……巨人。

ロムードが警戒する、イースの神々の敵が、佳大の前に姿を現した。


「なんだなんだ、うるせぇな。今日の作業は終わりだ――おいおい、またか」


 男は大儀そうに起き上がり、胡坐をかく。


「お前がこの迷宮の主か?」

「迷宮?あぁ、そりゃ勝手に出来たもんだ。お前ら、前に来た奴らとは違うみたいだが、何の用だい?えぇ?」

「前の連中と、用件は同じだ。木偶の坊」


 ウィルが顎をしゃくり、挑発する。


「ふひゃひゃ…木偶の坊とは面白れえ。それじゃ、相手してやるよ、虫けらども!」


 男――ヘルルダムは笑いながら、枕元に置いてあった斧を取り出す。

刃の背がピックになっている片手斧だが、持ち主の体格もあり、小屋を真っ二つに出来そうなほど大きい。


「小さなレッサー・ソード

「小さなレッサー・シールド


 チェルシーは巨人が立ち上がるのを待つ事無く、魔術を唱える。

ジャックもそれに反応して、魔術を唱えた。3名の筋力が、4名の頑健さが向上する。


 体格に似合わず、ヘルルダムの動きは敏捷だった。

常に一定の距離を保ち、斧を振り上げる。自分より小さな相手との戦いに慣れているのか、中腰も苦ではないらしい。

斧を振り切った所に、ウィルが飛び込む。躊躇なく左脛の前に立った彼は、長槍を三度奔らせる。


ありがとうございました。

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