オレのエピローグ
不定期です。
みんな、「おはよう」。オレは異世界に生まれた。幸せな死に方をした。ゆっくりと「おやすみ」をしたんだ。
数分後、オレは神や女神といった類に会うことはなかったが、ゆっくりと目を覚ました。
ダンディーなおじさん(親父だった)とそれに似た子供(兄貴だった)に見下ろされてた。気づけば、綺麗な姉ちゃん(お袋だった)の腕に抱かれてたね。
とりあえず、以下がオレの世界となった。
~~~異世界ナータガイド~~~
★種族
〇魔人族
主に魔界に住む種族。瘴気から生まれたものほど強力な個体となる(一時世代)。悪魔といった容姿のものが多い。ただ、彼らの中には、容姿を持たないもの、言うなれば、煙のような者も存在する。魔人族の一番の特徴は、瘴気が平気である点。魔力が扱える点。
魔人族同士から生まれたものは両親の特徴を一部ずつ受け継ぐ(二次世代)。稀に強い個体が生まれるが、開花する前に命が終える方が多い。
寿命の概念があまりなく(不死ではない)、一番生きやすい年齢で容姿が止まる。
一時世代が貴族の大半を占める。
〇真人族
主に下界に多く住む種族。汎用性が高い。魔人族、天人族に劣っている部分はモノで補う。3種族で最も劣等種だといわれるが、能力アビリティ持ちも多く存在するとともに、機械や化学の発展、魔科学といったものによって油断ならない種族。組織力に長ける。薬を打ち込むことで、獣人のような容姿もいる。
寿命は、装置によってかなり長くなった。
国によって階級制度があったりなかったりする。
〇天人族
主に天界に住む種族。白い羽が特徴。整った容姿のものが多い。聖術の使い手。階級が存在しており、高位のものほど強い光を発する。第一階級はほぼ光に近い。また、翼の数も増える。
瘴気の吸いすぎや、聖域から長く離れると堕天といわれる症状に見舞われる。この際、翼は黒く変色する。ただ、高位のモノの光にあてられることで治すことは容易である。
寿命は魔人族同様。
★3世界(3つをひっくるめて<ナータ>という世界)
◦魔界
瘴気が溢れる世界。魔人族が多く住む。夜がながく、明るい時間帯が短い。
最近は真人族の冒険者も現れるようになった。
天人族の侵略により、一部が聖域化している。
国は一つしかないが、それぞれの貴族階級に土地があり、領主が国王のような役割を果たす。
◦天界
聖域に満たされている。天人族が多く住む。昼が長く、暗い時間帯が少ない。
時折真人族が居たりする。
魔界には魔物がいるように、天界にも天獣といわれる化け物が存在。
天界そのものが一つの国であり、各年ごとのに管理者がおかれている。国のトップは「長老天議会」であり、一人ではない。
◦下界
瘴気が立ちこもる森があれば、聖域になってる場所もある。3世界の中で最も他界の影響を受けやすい。
真人族が多く住み、三大陸があり、小国から大国まで存在する。
技術はトップクラスの世界。
地球に似るが、雰囲気的には中世ヨーロッパあたり。ただ、真人族での紹介通り、多くの技術が発展している。
大体こんなもんか。(どっかで見たことある人は18歳以上かな?)ガイドに記載通り、魔人族と天人族に真人族は越えられない壁がある。だからこそ技術を磨く、モノをツクる。こうやって今では工夫次第で勝てる。真人族が主人公の物語なら、主人公最強は難しいだろうね。
オレの物語を拙い文章で始めようか。
次回話、ハーレムの実態