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【60秒で一気読み! キャラクター小噺】 〜もしも、こんな○○がいたら

【60秒で一気読み! キャラクター小噺】 〜もしも、こんなパソコンが怖いプログラマーがいたら

【 あるベテランプログラマーの願い】



あるベテランの女性プログラマー、給湯室でポットのお湯が沸騰したことを確認した。

ひと目を気にしながら周囲を見回した。

誰もこちらに気づいていない。


今だ!


ポットを「開」にスイッチし、自分にお湯をぶちまけた。

やけどしないように注意払いながら。

きゃあー!

女性の悲鳴を聞きつけ男性社員が駆けつけた。


「大丈夫かい?」

「ええ、平気よ。でも、私の手はいま怪我してダメなの。ねえお願い、私の代わりにパソコンの裏に落ちたマグカップを拾って!」

男性は、また新しい手を思いついたのか、と半ば感心しつつも、

「あの、毎回毎回こんな手の込んだことしなくても、言えばやってあげるから。いまだに電磁波が怖いの?」


お湯がかかったみたいに赤くなった女性の顔が小さくうなずいた。


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― 新着の感想 ―
[一言] パソコンとかの電磁波受ける職業の人は、女の子の赤ちゃんを授かりやすい、なんてよく耳にしますね。男の子が欲しかったのでしょうか、なんて勘ぐってみたり。
2016/05/27 01:03 退会済み
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