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028.友達のおうちが豪華なようです3

「あなたは、どういう方なのですか?」

 二人でキッチンに立ちながら最初に言われたのはこの一言だった。


 食事も無事に終わって、食器の後かたづけを手伝っている僕は和砂さんと肩を並べて居るんだけれど、洗い物が中盤にさしかかった頃になってようやく彼女が口を開いたのだ。

 今は美優さんの姿はない。食後にカスターニャのケーキを食べるときに使う紅茶が切れた、だなんていって買い出しに出ているけれど、きっと彼女は僕と和砂さんを二人きりにして、少しでもうちとけて欲しいとか思ったんだろう。

 その思惑は多少当たったらしくて、和砂さんがようやく不承不承でもそう言ってくれたのは嬉しかった。

 やっぱり、いきなり押しかけてきてご飯食べさせてるなんて、彼女としては理解できないよね。


「偶然知り合ったというかなんというか。美優さんも言ってたでしょう? 今日は先日のお礼だ、って」

 中身まではさすがに言えないので言葉を濁したものの、僕はそれに丁寧に答えた。


「なるほど」

 無表情で答える彼女の内心はいまいちわからなかったけど、最初みたいないかにも邪魔者扱いの視線っていうのは取れた感じがする。でもまだまだ友好的という感じとはほど遠い。


「あの……なんで、和砂さんはそんなに僕の事……嫌がるんですか?」

 そのままじゃさすがにイヤなので、正面向かって尋ねてみた。

 すると彼女は驚いたように口を開いて、それから少し考えるような仕草をする。


「救いようがありませんね……」

 それから、はぁとため息をついて彼女は言った。

「あなたは鏡を見たことはありますか?」

「はい?」

 意味がいまいち飲み込めない。そりゃ僕だって鏡くらいは見るさ、でも、それほど変だって思ったことはないよ。そりゃ貧相かもしれないけど、清潔さだけはなくさないようにしているもん。これでおかしいといわれたら、ちょっと困る。


「あなたは自分のことを僕と呼んで、男の子みたいな恰好をしている。お嬢様に悪影響があったらどうするのですか」

「は?」

 一瞬、彼女の言っている言葉が理解できなかった。そりゃぁ僕は男だし、僕って自分のことを呼ぶのは当たり前なんだけれど……


「いいですか。淑女とはそれなりの服装と言葉遣いをするものです。今時はボーイッシュだなどと、男の子の恰好をする方が多くて嘆かわしい。貴女だって着飾ればいくらでもかわいくなれるはずですのに」

「あのぉ……もしもーし」

 なんともったいないことを、と頭を抱える彼女の横で僕は、必死に呼びかけをしていた。彼女はすさまじい勘違いをしている。もう、これでもかというくらい勘違いをしている。


「だーからー、男の僕が、僕っていっても当たり前でしょう!」

「は?」

 少し強めにそう言ってやると、和砂さんは完全に動きを止めて、ぎちぎちぎちと首を回してこちらを見た。誰が男なのですか、といった不思議顔だ。


「ただいまー、あっ」

 完全に硬直してしまっている状態のところへ、美優さんが紅茶を持って帰ってきた。

 彼女は一瞬で今の状況を把握したらしく、にたぁといやらしい笑みを浮かべた。


「美優さん……もしかして……最初からこうなること……」

 彼女なら和砂さんがボーイッシュな女の子を嫌がることだってわかったはずだ。それでも助け船を出さないだなんて酷すぎる。

「へっへー、実は……となっちかわいいから、実験をしてみたくなっちゃって」

 ごめんね、と舌をぺろりと出されて謝られると、怒る気力も失せてしまった。

「というわけで、和砂。こちら榊原灯南クン。改めて紹介するね」

「でも、お嬢様……」

「はいはい。こんな所でアブラをうってないでお湯沸かして。ケーキたべよ」

 なお言いつのろうとしている和砂さんの背中を押して、彼女は冷蔵庫からケーキの箱を取り出した。

 和砂さんも観念したようで、はぁとため息をついてからケトルをガス台にかける。中身はもちろん、水道からだした新鮮な水だ。


「さぁさぁ、ケーキケーキ」

 彼女はそう言うと今度は僕の肩を押して、ダイニングに連れて行った。

 まったく美優さんにも困ったものだ。


「それで? どうしてこんないたずらをしたのか、弁明はあるんですよね?」

 お嬢様? と和砂さんがお茶をいれて席に着いた。

 やっぱりいろいろと事情は聞きたいということなのだろう。


「えと……その。ほら。となっちこんなに可愛いから……」

「それは先ほど伺いました。でも、だからといってこんないたずらがいいはずないでしょう?」

 人をだますなんてことは、よくないと言われて、僕はちょっとだけ頬をひくつかせてしまった。

 確かに、みんなをだましてはいるから、よくないと言われるとちょっとぐさりときてしまう。


「ほら、灯南さんだってあんなに迷惑そうな顔をされてますし」

「迷惑そうっていうか、きっと和砂に気づかれなくてショックなだけだと思うけど」

 でも、こんなに可愛い子が男の子のはずがないから、しかたないよね! と美優さんは笑顔だった。

 あのですね! いちおうこんなでも男子なんですけどね!

 そりゃ最近はスキンケアもばっちりだからよりそれっぽくはなってしまっているけれども。


「でも、おうちに呼んでくれた理由は、ちょっと聞いておきたいかな」

 確かにカスターニャでのその、あれは大失態と言ってしまっていいものだと思う。

 でも、自宅に呼ぶというのはどうなのだろうか。

 しかも異性をである。

 年頃の娘さんが、ほいほいと出会って間もない相手を家に上げるのは和砂さんとしてはセーフなのだろうか。


「うちは割と、いろんな人を呼ぶ家だからなぁ。和砂だって別にとなっちが男の子だってことでも特に嫌がらないって」

 そりゃ、こんなに可愛い子は滅多にこないけれども、と美優さんは言った。

「いちおうは、お嬢様にふさわしいお相手かどうかは吟味しているつもりです。あまりにもな相手だった場合はそれはきちんと文句は言わせていただいております」

 誰でも良いというわけではございませんと和砂さんは言った。


「それに、お嬢様とご友人だった殿方は、小学生からの幼なじみでしたし、子供の時分にはあまり垣根はつくりたくないと先代の奥様より仰せつかっておりましたから」

 すでにお付き合いがある相手と別れるべきというつもりは毛頭ありませんと彼女は言った。

 少しばかりフォークを持つ手に力が入っているように思うけれども。


「ですが、私がどうこうしなくても、勝手にあの男は離れていきましたが」

 うちのお嬢様のどこが気に入らないと言うのでしょうと和砂さんが怖い顔をする。

 フォークをぷるぷるさせてしまってる感じである。

 まあ、その話はカスターニャでもちょっとは聞いたけれども、うーん。


 友達っていうものは環境によって変わるものでもあるから、わざわざ別の学校の女子と遊ぶっていうのは難しいのではないかなぁとも思うんだよね。

 もともと知り合ったのが、僕達みたいにケーキつながりとかならば長く続くかもしれないけれども。


「ま、その話に関しては僕も聞いてますから。とりあえずそのフォークをずばぁっとケーキに突き立てて、その欠片を口に運んでみてください」

 チーズケーキも美味しいですよ、と彼女の前にあるそれに意識を集中させる。

 せっかく、巧巳のケーキがあるというのに、不穏な話ばかりしていても仕方が無い。


「えいやっ」

 そんな僕の動きとは別に、美優さんは自分の目の前にあるショートケーキをフォークで取ると、思い切り和砂さんの口に放り込んだ。

 親しげな二人だからできることである。

 他のメイド喫茶だと、あーんってしてくれるところはあるようだけれど、フォルトゥーナにはもちろんそんなサービスはない。

 なので、目の前でそういうのを見る機会というのは、珍しいことなのだった。


「うわっ。口の中ですぐに溶けましたよ! 見た目も綺麗だし……いつものカスターニャの味でさらにワンランク上の感じ」

 幸せです、と和砂さんも頬を緩めた。

 さすがは巧巳のケーキである。

 あれだけいらいらしていた気持ちを静めてしまうとは。


「でしょう! だからフォルトゥーナに寄るのも許して欲しいって散々いってるじゃない」

「いかがわしいお店ではないとはわかってはいますし、許してもいますが……」

 むしろこれは、私も一緒にお嬢様についていくしかないではないですか、と和砂さんは今度はチーズケーキに手を伸ばした。


「チーズの香りがすごい……」

「いろんなチーズを試して研究したって言ってましたからね。それにほとんど外では食べられないフォルトゥーナバージョンですから。見た目も美しいの一言です」

 ほんと、カスターニャで売るのもこっちにすればいいのに、と言いながら僕もブドウのジュレのケーキをいただく。

 さっぱりとした甘みと酸味が美味しい。


「普段のカスターニャもいいですが、こちらはさらにスペシャルな感じがしますね。奥様でしたらきっと気に入るかと思います」

「おばあちゃんだと、いつものデザインの方が好きそうだけどね」

 昔ながらの安心感と、お洒落な感じと、両方作れてほんと巧巳くんはすごいなぁと美優さんは笑った。ほっぺたにクリームがちょっとついていたりするのだけど、さすがにそれをとって舐めるなんて真似は、僕だろうと音泉だろうとできはしない。

 フォルトゥーナのメイドさんはそんなまねはしないのである。


「さっきから気になってたんだけど、美優さんのおばあさまっていうのは……その」

「ああ、おばあちゃんは現役じゃなくなったから田舎で過ごすわっていって、田舎暮らししてるの。まー、一般的な田舎暮らしなのかって言われたらちょっと謎だけどね」

「ううぅ、私も先代の奥様にお仕えしたかったというのに、いいからいいから、うちの孫をヨロシクねーとか、お言いつけになって」

「って、それ。私の面倒みるのが嫌みたいじゃない」

 まったくもう、と美優さんが言うと、そ、そんなことはないのですと和砂さんはちょっとだけ気まずげに視線をそらした。

 なんというか、大人の人がそういう顔をするのは、ちょっと可愛いと思う。

 それも、メイド長みたいな感じの人がそういう顔をするとなおさね。

 

「でも、お二人を見てると、残って正解だったんでしょうね。美優さん危なっかしいし。それを止めるお姉さんって感じで」

「なっ。私などいなくても、お嬢様はその……」

「ううん。和砂がいなかったら、たぶん私。もっと落ち込んでたから」

 そりゃ、ちょーっと目の上のたんこぶみたいな感じがありますけど、と美優さんが言うと、おじょうさまー! という情けない声が漏れた。

 そんな場面を見ながら僕はブドウのジュレのケーキをいただいていく。

 表面に薄くブドウジュレがのっていて、その下にあるのは柔らかくてぷるぷるしているゼリーの層で。

 一番下は、ふわふわなスポンジのゾーンだ。

 縦に一気にスプーンをいれると三つの味が交わってすごく幸せな気持ちになれる一品である。


「なら、お嬢様。今度は是非とも私もフォルトゥーナに連れて行ってはいただけませんか?」

 こんなに美味しいケーキに、しかもカフェの紅茶となったら、独り占めをするなんてひどいんじゃないですか? と和砂さんは言った。

 ふむ。たしかに、僕が非番の日はあるけれど、美優さんはフォルトゥーナに来るときはいつも一人だ。

 一人の時間を過ごす隠れ家みたいにしてるのかなとも思うところはあるのだけど。

 フォルトゥーナバージョンのケーキ持ってきたのは失敗だったのかなぁ。


「だーめ。あそこは一人で楽しむことにしてるの。っていうか、行くなら一人で行けばいいじゃない」

「そんな……意地悪いわないでください。こんな美味しい物を独り占めだなんて」

 ひどいですぅ、とフォークを舐めながら、和砂さんは言った。


「っていうか、一緒に行くなら、となっちとが先だよう。あんな良いお店、友達誘うのがさきっしょ」

 保護者はその後でね、と美優さんはにっと唇をあげた。

 じぃーと、僕の方を見ていたりするのだけど、これはどう反応して良いのやら。

 友達として、一緒にメイド喫茶に行ってください! というのは……断ってもいいことなのだろうか。

 ええい。とはいえ、しかたない。無理なものは無理である。


「あはは……ちょっとあそこは、僕もダメかな……」

 なんせ、働いているので。ちょっと今の格好でいくにしても、誰かにばれそうで怖いです。

 ウィッグつけているのといないのとで印象はすっごく変わるけど、なんというか、さっきだって和砂さんに女の子? って言われたし、性別違うから大丈夫なんじゃない? っていうのがちょっと怪しいとも思ってしまったのだ。

 

「ええぇー、となっちもフォルトゥーナの話ふったら、うんっていったじゃん! 実はこっそり通い詰めてる常連さんだっていうふうに思っていたんだけれども」

 はい。堂々と通い詰めていますよ。従業員としてですけれども。


「灯南さまが、ちょっとと思うお店なのですか? 私はサービスが行き届いたハイソサエティ向けのカフェに行っているという話しか伺っていませんが」

「あー、間違いじゃないんじゃない? 間違いじゃないよねぇ?」

 ねえ、どう、となっち? と美優さんに言われて、ちょっと考えて見る。

 フォルトゥーナは、みんなが落ち着けるような感じで、ゆったりとした店構えだ。

 ハイソサエティっていわれるとどうなのかなとは思うけど、かといって、ファーストフードって感じでもない。

 

 そして、メイドさん達の質にかんしては。

 僕のことは抜きに考えれば、みんなハイソサエティの方が来ても対応ができるであろう感じではあると思う。

 というか、メイド長の瑠璃さんの教育が、「この価格帯で、ハイクラスのおもてなしを」という感じなので、そうなるのである。


 そもそも、フォルトゥーナはオーナーが採算度外視でやっている趣味店舗なのだ。

 そりゃあ、お大臣様とかがきたら、けしからんとか言われるかもしれないけど、それでもそんな異星人じゃなければ、ある程度は満足してもらえるところだと思う。

 それこそ、今目の前に居る破天荒な華族のご令嬢さまは、気に入ってくれたみたいだしね。


「ふぉ、フォルトゥーナは、いつも美味しい食事とスイーツを取りそろえています。ハイソサエティの方がいらっしゃっても、たぶんそんなに問題はない……です。そうメイド一同かんがえ……っと、いや。思ってるはず、ですっ!」

 やばい。お店のことを聞かれてうっかり口が滑りそうになった。

 でも、いちおう美優さんはそのことにはあまり気を止める余裕はないようだった。


 うん。余裕がね。無かったんだ。


「ちょ、お嬢様! いま、メイドって言いましたよね! どういうことですか?」 

「ぎゃー、となっち! どうしてそんなこといっちゃうの!」

 えー。

 てっきり、和砂さんにはフォルトゥーナのこと全部話してたと思ったんだけど。

 ケーキの事とかお茶のこととか、全部さぁ。

 だったら、もう、擁護するための言葉はさっきので間違いないじゃない。

 そりゃちょっと、「従業員として」なのかどうかってところで、とちったりはしたけれども。


「お、お嬢様? どうやらフォルトゥーナに関しては、見解の相違という物があるようですね」

 ごごご、と和砂さんは、背中にオーラをまとわせながら美優さんに迫っていた。

 ちょっと、こっちに、助けて! って視線がきたけど。

 さすがに、それをなんとかすることなんてできません。


「だ、だって。和砂。私が通ってるの、メイド喫茶だっていったら、絶対反対するじゃない!」

「メイド……たしかに……それはそうですが」

 私は聞いていませんよ!? といわれて、美優さんは、言ってないもんとぷぃとそっぽを向いた。

 あー、そっか。

 つい、日頃勤めているから、当たり前なものー、って思っていたけど。


 メイド喫茶という単語そのものを、忌避しちゃうっていう人達もいるんだなぁとちょっと新鮮に思った。

 働いている方からすれば、全くやましいこともないって感じではあるんだけどね。

 あ、でも、同僚のみんなからは、変な男にひっかからないよーに! って散々言われてはいるけれども。


 ちょっと非日常を演出する部分もある仕事だけど、勘違いさせて阿漕なことをしようというわけでもない。

 ここはただのカフェなのだから、ふらちなやろうがいたら、きちんといいなさいと言っていたのは、そういう偏見こみで来るご主人様も居るからということなのだろう。


「ええと。落ち着いて。あそこは和砂さんと同じくおもてなしをするためのメイドというコンセプトなんです。ただの喫茶店でコスチュームがメイド服なだけ……っていうとオーナーは怒りますけど」

 いわゆるいかがわしいお店ではないです、というと本当に? とそれでもまだ彼女は不審そうな顔だった。


「というか、心配なら一度くらいご帰宅(、、、)したりはしてないのですか?」

「それは……お嬢様から聞き出したことで、納得したといいますか」

 それを調べるだなんて、お嬢様を疑ってるみたいじゃないですか、と和砂さんはちらりと視線をそらした。


「それならもう、ちゃんと大丈夫なところだってことも信じて欲しいものだけど」

「なら、一度二人で行ってみればいいんじゃないかな? メイド服だとちょっと店員さんと間違えられるというか、是非っ働いてください!!!! とか、熱い勧誘があるかもなので、私服をおすすめしますけど」

「なにやら、灯南さまの迫力が三割増しなのですが……」

 おっと。従業員たりなくてやべぇ感が少しでていたかもしれない。

 でも、和砂さんの不安というのは、メイド喫茶という名前に対する物だ。

 それは一度行ってしまえば済むだけのことである。


「今は三色のケーキも売り出ししているし……二人で行ってみればいいと思いますよ」

「そうね。じゃあ次の休みの日にでも、和砂を誘い出してみようかな」

「お、お嬢様!? 休みって……」

 そこは、母さんに言えばおやすみもらえるだろうから、と美優さんが言うと、和砂さんは恥ずかしそうに言った。


「ケーキは何個まで食べていいですか?」

 どうやらこれで、二人はこれからフォルトゥーナにご帰宅されることが多くなりそうだった。


メイド喫茶はいかがわしいところなどではないのですっ!

というわけで、割と雑談が長くなりましたっ。


どうやらずーっと、お嬢様が招待した相手=女子だと思われていたようです。

しゃーないですね、可愛いのだからね!

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