愛と永遠とスパイス(ただしマヨネーズ)
愛とは何か。
相手を思うこの気持ちに理由など必要だろうか。いやない。
いつも近くにいるのに、決められた枠からはみ出せずに出会うことはなかったその二つは、お互いを求め、引き合い、混ぜ合わさることによって、それこそがこの世界での正しい形なのだと確信させる美しさがある。
その愛が永遠であることに一切の迷いはないが、時には軽くスパイスを加えることで、さらに新しい愛の形が現れる。
ほかの誰に見えなくとも俺が求めるこの心は確かに存在し、その熱は体を燃やし、生きるためのエネルギーになるのだ。
「いや、格好いいように言っても、ご飯に味噌汁かけるのやめようよ。」
「だって好きなんだもん」
「しかも今日はマヨネーズとか、それってスパイスの分類なの?お米作った農家に謝れ!」
「原材料は卵なんだから、溶き卵の入った味噌汁見たいなもんだろ。」
「とりあえずお前はマヨネーズ作ってる人にも謝ってこい!」
朝ご飯を食べながら書きました。
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