とある國の告白
掲載日:2026/01/11
数多の國の物語
歴史や文化の滲んだインクの香りが
海を越えてやってきます
異国の風に撫でられた書物を
邦国の風が覗き込むのです
捲れたページに桜の花弁が1枚
栞のように挟まりました
絵巻・御伽噺・伝記・戦記・小説……、
新しい言葉の発見
初めて感じる気持ち
異国情緒ってやつなのかなぁ
愛だね
ロマンだね
素敵だね
いつか行ってみたいなアナタ方の國へ
美しい、アナタ方の國へ
愛を感じに
ロマンを感じに
歴史も人も移ろいゆくもので
儚く脆く弱いものだけれど
書物に記された心の種は人に根付いて
選ばれた大地と空のもとでいつか
大きな花を咲かせることでしょう
思いを馳せて書物を探る
美しき友との思い出を辿るように
アナタ方の國へ向かった書物も
そんな風に扱われるのでしょうか
期待と恥ずかしさでいっぱいの気持ちです
最後まで読んでくれてありがとうございます。




