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VIVA! 地味ハーレム ~派手な芸能一家の末っ子だった俺が、異世界転生したのでひたすら地味に生きて行こう~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第一章 地味ハーレムの道は地味な幼馴染作りから!

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第95話 七歳にしてネトラレ、とか絶対トラウマになっちゃう

「そうかよしわかった、グラン、カロリをロベルにあげろ」「そんなあ!」

「これはあくまで兄弟では無く継承順の話だ、継承権第二位が継承権なしに……」


 まあ確かに冷静に考えればわかる、

 王都か領都に住むとはいえ次期領主代理みたいな仕事をするロベル兄さん、

 その側室にレアスキル持ち奥さんが欲しいとなると、政治的にはいたしかたない。


(この年齢で、七歳にして寝取られるのか……)


 いや具体的なことはまだしないだろうけど、

 それでも精神的に十分、これトラウマになっちゃうな、

 カロリちゃん泣いてるし……さてこれ、どうやって取り戻そう。


「父上、そもそもカロリちゃんは僕のパートナーとして」「事情が変わった」

「政治の道具に使うのは」「冒険者の、前衛のパートナーとして引き取るのは道具ではないか」

「ううう」「すでにイレタちゃんが居るじゃないか、新しい剣士や戦士はまた見繕ってもらう、いいな?」


 いや、これならスキルを学校での鑑定後に付けるべきだった、

 もしくは早めに隠匿スキルを……今となってはもう遅いのか、

 あきらめるな俺、今からでも合意でスキルを、余白記入をくっつける事ができる!


(例えば分身スキルとか、変身スキル……あっ、そうか!)


 ここで、ひらめいてしまった。


「カロリ、良いな?」「いや、です」「父上の前だぞ!」


 いやそんなロベル兄さんお里が知れますよ、

 まあ同じお里だけど、俺の場合はほら、異世界のお里があったから。

 メイド長を見ると冷静クールな表情、あくまでもここはノータッチという感じか、そして父上が喋る。


「ロベル、さすがにここまで本人が嫌がっていると自死しても知らないぞ」

「まだ七歳ですからね、徹底的に教育してやりますよ」「ロベル兄上、だから手荒な真似は」

「痛い事とは限らないぞ?」「とにかくカロリちゃんと話し合わさせて下さい」「そうだな、グラン、カロリを説得しろ」


 ふう、困ったもんだ、

 こんな日に限ってアナベガさんが居ないんだよな、

 ホセロペスさんに兄上を掘って、もとい説得して貰えるかなあ?


(カロリちゃん、ミラさんの胸で泣いてる)


 俺も胸を貸してあげたい、

 そして……奪還作戦を、固めたい。


「じゃあ今日はいつも通りで、カロリちゃん」

「……はい、グランお兄ちゃん」「では失礼します」


 廊下に出たとたん、

 俺の胸でわんわん泣くカロリちゃん、

 やっぱり七歳だよなあ、なんとかしなくちゃ。


(かといって、さすがに兄はティムしないぞ)


 廊下で待っていたイレタちゃんも心配そうにしてるし。

 あー、俺って実は父上になんでも言う事をきいて貰える権利がひとつくらい、

 は無いよね、後継者であるジェラル兄さんならありうるけど、となるとここはやっぱり……


(ロベル兄さんの、弱点を突く!!)


 それが失敗したら、

 他の方法をいくつか試して、

 駄目だったら謎の失踪をして貰って、サキュバス村で育てて貰おう、名前を変えて。


「あっ、グランくん」「どうしたのイレタちゃん」

「カロリちゃんの眼鏡、返して貰わないと」「うんそうだね、とりあえずは」


 無事、返して貰いました。

 そして朝食、今日は僕の部屋でさせて貰い、

 三人とも食べ終わり、ミラさんが食器を下げて出て行ったタイミングで……


「カロリちゃん、カロリちゃんが連れて行かれない方法を思いついたんだ」

「それは、なんですか、しりたいです」「それには協力者が必要なんだけど……」

「だれ、ですか」「で、その前に、このあとでも良いんだけれども、ロベル兄さんに……」


 といった感じで、

 俺も思いついた最初の作戦を話す、

 イレタちゃんもウンウンと頷いてくれている、参加しないのに。


「……わかり、ました」

「僕の知っているロベル兄さんなら、それで何とかなるから」

「スキルは、付けますか」「カロリちゃんに?」「いま、ここで」「それはいいかな」


 なにせ、作戦を実行してくれるのは……


(そっちもそっちで、打ち合わせに行こうっと)


 ――そして、その夜。


 コン、コン


「入って良いぞ!」

「しつれい、します」


 ロベル兄さんの部屋に入った寝間着のカロリちゃん、

 七歳になったばかりとは思えない幼さだな、いやこれかわいい、

 ちなみに俺はインビジビリティの魔法で姿を隠して見ています。


「なんだ、枕はどうした」

「いらない、です」「ボクを枕に使うのか、まあ来い、ジュディ、もう下がって良い」

「はいロベル様、あとはおふたりで、ごゆっくり」「うむ、しっかりドアを閉めておくように」


 何をする気だ何を、

 十歳が七歳相手にナニをする気なんだっていう。


「カロリ、ボクの第二夫人で良いか」「……よくない、です」


 そもそも兄上ですら子爵じゃ側室持てないのに、

 どうせあれか、王都で上手く取り入って陛下から直接、

 上位貴族か側室を持てるくらいの勲章を貰おうと……そんな力ないだろう。


(エリクサーでも進呈すれば、あるいは)


 とか考えていると、

 いよいよ作戦通りに……!!


「ロベル、おにい、さん」

「おっ、やっと呼んでくれたか」

「これでも、へいき、ですか」「えっ?!」


 その言葉の後、

 カロリちゃんが、驚くべき行動に出たのだった!!


「えっ、ええっ、えええええ?!?!」


(兄上がパニクってる、目をひん剥いてる!!)


 いったい何が起こっているかというと……!!!

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