表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VIVA! 地味ハーレム ~派手な芸能一家の末っ子だった俺が、異世界転生したのでひたすら地味に生きて行こう~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第一章 地味ハーレムの道は地味な幼馴染作りから!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

88/178

第88話 戻ったら待ち構えられていた、もうこれは明かした方が良いのか。

「じゃあ七日後の、もう片方も見えるようになる時に」

「はいグラン様、お待ちしております」「私も待ってます!」

「ルシアちゃんもアトリちゃんもありがとう、ブルラズさん」


 施術が終わって自分へのご褒美か、

 ドス黒いお酒を呑んでいる、いやあれほんとにお酒か?

 匂いからしてそうっぽいけど、留守番インキュバスのペアットさんにお酌させてる。


「またねー」「ここはブルラズさんからも、可愛い声で」

「……もっと大人になったら、いくらでも鳴いてあげるよー」

「すんげえリスクがありそうなんですが」「人間とサキュバスはねー」


 アトリちゃんには、

 その問題もあるんだよな。


「ちなみに『エナジードレイン』とは」

「最初は魔力、次は体力を奪い取る魔法だねー、スキルでもあるよー」

「サキュバスはみんな持っているんじゃ」「全員じゃないよー、半々かなー」


 そうなんだ。


「具体的な使い方は」「魔法の方は唱えるだけー」

「スキルの方は、あっ、聞かない方が」「だねー、大人になってからねー」

「わかりました、勉強になりました」「族長の家に、魔族の魔法について本あるよー」


 とはいえ、ここの本もそうだが、

 基本的には魔族語だから読めません、

 言葉は普通に通じるんだけどなあ、あっそうだ!


「アトリちゃん、大人になるまでで良いから、勉強しておいてね」

「はい、スキルでの『エナジードレイン』の方法も」「それはいいから」

「私も魔族の文字を勉強しておきます!」「ルシアちゃん、まあ、無理の無い程度で」


 正直、ルシアちゃんの両目が治って、

 いやこの場合はくっついてか、どっちでもいいや、

 あとアトリちゃんが人間に問題なく化け続ける事ができれば、人間の学校へ通うのも悪くない。


(だが、リスクが大きすぎる)


 もしルシアちゃんがクリスちゃんだってバレて、

 元の教会の耳に入ればまた争奪戦か最悪、命を狙われる、

 アトリちゃんにしたって正体は魔物だ、普通に討伐されかねない。


(このあたりは、しっかり時間をかけなきゃ)


 ただ、会わせるのは早くても良いかも、

 幼馴染同士ってことにしておくには遊ぶだけでも……

 でもどこで? そのあたり、実家にバレない場所……まあいいや、これは後で考えよう。


「じゃあ帰ります、そういえばイシタさんは」

「今日は見てないねー、来たって話もー」「まあ義務は無いですし」

「何か伝えたいことでもあるー?」「いえ特には別に、ではこれで失礼します」


 みんなに見送られる中、

 ホームテレポート、っと……あれ?

 部屋に灯りが、蛍光魔石がついてる、カーテンが閉められたまま……


「あっ、帰ってきた!」

「やっぱり、しゅんかん、いどう」

「ええっ、イレタちゃんカロリちゃん、なんで起きてるの?!」


 結構な夜中のはず、

 トイレに起きちゃったのかな、

 という感じじゃあないな、これって……


(なんだか、待ち構えていた感じだ)


 ぐっすり眠った所を抜け出してきたのに、

 そうか、俺の見切りが早かったのかも知れない、

 もうちょっと、きちんと熟睡するのを待つべきだったかも。


「一瞬で、消えたのが見えた!」

「ふたりで、はなしあって、しゅんかんいどうじゃないかって」

「ええっと、どうしよう」「教えてよ」「おしえて、ください、です」


 これはもう、明かしてしまった方が良いか、

 ミラさんは逢い引きもとい隣の部屋には居ないし、

 他も大丈夫そうだ、俺は少し声のトーンを落として……


「んーっと、秘密に出来る?」

「グランくんのためなら」「グランお兄ちゃんの、おねがいなら」

「ええっと、ここだけの話、実は、この僕、グランは……本当は……!!」


 異世界人なのです!

 という展開だけは絶対やらねえぞコノヤロウ、

 俺が異世界転生もので一番嫌いな展開だ、いやマジで。


(そういう作品全てを批判する訳では無いが)


 もちろんストーリー上、

 奥さんにだけそれを打ち明けて、

 それが良い物語になる作品もある、めったに無いが。


(奴隷に働かせて儲ける転生者の話とか)


 あれはあれで必要最低限だったし、

 だから俺はこの世界でチートは使っても、

 異世界人だってバラすのは死んでもやらない。


(だから、ここでバラするのは……)


 顔を近づけてくるイレタちゃん、カロリちゃん。


「実は鑑定では見えないようになってたんだけど」

「「はい」」「実は、色んなテレポート魔法が使えるんだ」

「それってすごい!」「テレポート……つまり」「瞬間移動だね」


 あーあ、バラしちゃった。


「それで、どこへ行っていたの?」

「わたしも、いってみたい、ですっ」

「んーっと、今日はもう眠いから、また今度!」


 と着替えている間に、

 ふたりもやはり眠たかったのか、

 ベッドですやすや眠ってしまいました。


(これはもう、早々に四人集めてしまおう)


 ついに、未来の地味ハーレム大集合だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ