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VIVA! 地味ハーレム ~派手な芸能一家の末っ子だった俺が、異世界転生したのでひたすら地味に生きて行こう~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第一章 地味ハーレムの道は地味な幼馴染作りから!

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第87話 待っている間に確認を、ってあれ? 増えてる。

 戻って来たは良いがまだ施術中らしい、

 まあ目が入った所ですぐに見れるという訳でもないが、

 一応は無事終了の報せを直接聞くため、また店の隅で大人しく座る。


「あっ、アトリちゃん今日、学校は」

「ルシアさんの付き添いなので」「いいんだ」

「それより、人間の世界へはいつ、連れて行って貰えますか」


 これは正式な身請け時期じゃなく、

 一時的な話なんだろうな、でもサキュバスのままじゃなあ、

 全身ローブで覆うとか、あと俺の部屋限定とかなら、まあなんとか。


(あっちのふたりと、こっちのふたりはいつか会わせないとね)


 地味ハーレム要員を冒険者として連れていくとして、

 連携を強めるために七歳時点からすでに組むのは悪く無い、

 あと、本当に俺の嫁にするなら……正体を明かして味方にするのは、早い方が良い。


(でも、子供だからなあ)


 案外あっさり親には言っちゃう、

 という事を避けるために、もうちょっと待つのも手、

 とはいえ今更かあ、四人の両親について、改めて思い出すと。


 イレタちゃん(魔法使い)→領の農民で献上された、事実上もう婚約者状態

 ルシアちゃん(聖女)→教会の派閥争いで盗まれて、クリスちゃんとしての親はもう関係ないかも

 カロリちゃん(槍戦士)→孤児院から俺の、生涯のパートナーとして引き渡された、両親もういないんだっけ

 アトリちゃん(サキュバス)→たったいま、嫁にもらう許可は貰った、結納品みたいなのも受け取ってもらったし


 で、本人も満更でも無いというか。


「アトリちゃん、僕のお嫁さんに、なってくれる?」「うん!」

「人間のお嫁さんも他に居るけど、いい?」「ルシアちゃんとは仲良しです!」

「他にも二人居るけど」「サキュバスでも、平気なら!」「あっ、向こうがね」「いつですか」


 そんなに行きたいんだ人間界、

 いや言い方が変だな、界というより人間の街、

 連れていくとしたら職業(クラス)的に魔法使い、はカブるよなあ。


(あくまでもメイドとして、もカロリちゃんと被るか)


 いや、大きな貴族だと複数メイドはざらだ、

 俺にはまだ取り巻きらしい取り巻きは同世代に居ないし、

 もういっそ、イレタちゃんを正妻扱いにして彼女にもメイドを付けるとか。


「アトリちゃん、スーパーメイドになってみない?」

「グラン御主人様が、ご希望であれば!」「じゃあちょっと背中を」

「はい、こうですね」「翼が邪魔だなあ、ってごめん、罪は無い」「畳みますか、広げますか」


 どっちでもいいや、

 ステータスをオープンっと。


 魔物:サキュバス(アトリ) 性別:メス

 体力:43 魔力:480 魔法:エナジードレイン、メタモルフォーゼ

 装備:学生服 スキル:飛行、想い人のためのモンスターマジックマスター


 ……あれっ?!

 また何か付いてるううう!!!


「ええっとアトリちゃん」「はい」

「メタモルフォーゼ、使えるよ」「変身魔法ですね」

「人間になってみて」「今、ですか」「うん、ここで」


 出来るかなー、

 立ち上がって両手を揚げる。


「メタモルフォーゼ!!」


 ……おお、人間の少女になった!

 服まで変ってメイド服、なんだろう、ちょっと成長して見える、

 これ七歳じゃなく九歳くらいだよな、翼が無くなっているが、背が伸びてる。


「すごいすごーいアトリちゃんすごーい」

「とりあえずこれで、足りないものはありますか?」

「ええっと……眼鏡、かなあ」「では、メタモルフォーゼ!」


 おお、今度は髪色に合わせたピンクの眼鏡に!

 いやこれちょっと派手だな、って髪も変えられるかこれ、

 でもメイドだったらまあピンク髪も良いよね、単純に可愛いし。


(だったらピンク眼鏡もいいか)


 地味少女だからこそのピンク、もある。

 あと、あえてメイドが少し目立った方が、

 他のメンバー、三人の地味さが際立つと言うことも。


「あっ、この姿だと飛べない?」

「どうでしょう……あっ、飛べます」

「やはりそこはスキルだからかな」「魔法と別ですか」「だね」


 これならいっそ、

 人間の学校にも連れて行くのも良いかも?

 将来、冒険者学校でも人間として……またエリクサーで校長に頼むか。


「その姿なら、連れて行ってもいいよ!」

「本当ですか!」「ただ、もうちょっと待ってね、ルシアちゃんの……」


 ガチャッ


「終わったわよ」

「あっ、行きます行きます!」


 これで、両目が付いた、はずだ。


「……失礼します」「グラン様!」


 もう片方の目を包帯で巻いたルシアちゃん、

 先に定着した茶色い方の目で俺を見るや否や、

 抱きつこうと起き上がる、が、俺はそれをやさしく制する。


「無理しないで」

「はい、これでまた七日後には」

「両目が揃うね」「嬉しいですっ!」


 とやっている一方で。


「このピンク眼鏡の子供、人間は?」

「あっブルラズさん、それアトリちゃんです」

「えっ」「かいじょっ!」「……ほんとだー、眼鏡もとれたー」


 安心したのか口調が、

 語尾がいつもの酔っぱらいブルラズさんに戻った。


「……びっくりしました、でも人間のアトリ様も、素敵ですね」

「ありがとうルシアさん、これで一緒に、人間の世界に」「ですね!」

「うん、とりあえずは包帯が取れて落ち着いたら、こっち(サキュバス村)の学校休みに」


 とはいえ、時差調整が大変そうだ、昼と夜の。

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