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VIVA! 地味ハーレム ~派手な芸能一家の末っ子だった俺が、異世界転生したのでひたすら地味に生きて行こう~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第一章 地味ハーレムの道は地味な幼馴染作りから!

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第85話 両目が、揃う日。

「はい酔っぱらい錬金術師サキュバス姐さん、最高級魔石をどうぞ」

「今日は施術だから酔ってないわよー、ちょっと昨日のが残ってるだけでー」

「大丈夫なのコレ」「えっと、わかりません!」「というルシアちゃんの残りの目、おねがーい」


 七日後、レイムさんから無事『最高級水魔石』をゲットした、

 一応はロズさんが買い取った体になっているので、もしも万が一の時は、

 口裏を合わせて欲しいって言われたけど、そもそも俺は参加してないことになっているはず。


(まあ、情報として頭には入れておこう)


 ともあれ、これで両目が揃う。


「はい、代金の高級水魔石、最高級じゃないやつ七つ」

「もうルシアちゃんから貰っているよー」「えええええ」

「グラン様、やはり私の目は、自分の資産で」「いいのかなあ」


 俺が全部出したい気はある。


「グラン、女の子はね、意地があるの」

「ブルラズさんにもー?」「あー、私はもう売ったー」

「なにそれ」「色々あるのよ」「大人だもんね」「サキュバスだよー」


 ルシアちゃんを連れて行こうとするブルラズさん。


「あ、待って、じゃあせめて僕からお礼としてこれを」

「ポーション……ってエリクサーじゃないのよこれ、また?!」

「どうぞ、お受け取り下さい」「もっと高価な物を出してどうするのよー!!」


 めっちゃ取り乱している。


「男の、甲斐性ですっ!(キリッ)」

「七歳の人間が何を言っているのよ」

「ブルラズさんには将来的に、常時十二本は持っていていただきたい」


 1ダースね。


「私をどうしたいの?」

「将来、僕のハーレムに入る女性の目を治してくれるんです、こーれくらいは」

「……いいわ、色々とオマケしてあげる」「性的にはいいです」「今はまだ、ね」「こわっ」


 大人になったら近づかないでおこう。


「本当に、なんでそこまで」「そうですねえ、『通常の冒険者では絶対に立ち入れない淫魔の森、

 そこにあると言われている幻のポーションショップには、常時一箱十二本入りのエリクサーが、

 法外な値段で売られているという……しかしそこへ辿り着けるのは、よほど精神的に強靭な者のみである』とか、どうですか?」


 少し考えたのち……


「いいわ、採用!」「やたーー!!」


 ってハガキ職人かよ!!

 しっかりエリクサーを受け取ってくれる、

 これで手持ちの在庫はさっき出した1本だけとなった。


(おっと、ルシアちゃんが俺の方に顔を向けて……)


 ちなみに俺の隣には、

 お世話係サキュバスのアトリちゃんも居ます。


「デレス様、アトリ様、両目になって戻って参りますから!」

「う、うん、これで僕らと同じだね!」「楽しみに待っています!」

「じゃあ店番はペアット、誰も来ないように頼むわね」「はい姐さん」


 インキュバスの店番さんです、

 彼が居るならちょっと出ても大丈夫かな、

 でもその前に……ちょっとソファーでいちゃつこう、じゃなくって。


「アトリちゃん」「なんでしょうかグラン御主人様」

「この間、出来なかったスキル追加を、背中見せて」

「はい、こうですか」「綺麗な翼だよね」「あ、ありがとうございます」


 緊張するなあ、

 改めてステータスオープン、っと……

 ペアットさんは、特にこっちは気にしてないみたいだ。


(うん、前に見たままだ)


 魔物:サキュバス(アトリ) 性別:メス

 体力:43 魔力:20 魔法:(なし)

 装備:学生服 スキル:飛行

 

 余白は十行っと。


「えっと、『十二歳までに全ての魔族魔法を憶えられるようになる

 ※ただし生涯、ひとりしか愛せなくなる』これでいいかな」「ひとりというのは」

「多分、最初に好きになった人とかかな」「構いませんお願いします今すぐに早く!」


 がっつくなあ、

 まあこんなチャンスそうそう無いのはわかる。


「それじゃあ申請してみるね」


 ……エンター!


<条件の変更が必要です、こちらで行いますか? YES/NO>


 こちらって、すなわちAI側ね、YESっと。


『生涯ひとりしか愛せなくなる代わりに大人になるまで全魔族魔法が徐々に使えるようになる』


 おお、一行で済んだ!

 でも十二歳までだったのが十五歳(大人)に強制変更かあ。


「全部、憶えられるのは十五歳だって」

「構いません、やってみて下さい御主人様!」

「よっし、ほんじゃま、トドメの……リターン!!」


 後はまあ、

 いつもの流れで受理されました。


「ああっ、体が、身体が熱いっ」

「えっ、そんなに?!」「私、身体が冷たい方らしいんです」


 冷え症か。


「これで大きくなるにつれ、

 徐々に徐々に……あっ、再確認するよ」


 さすがにすぐには……


(改めて、オープン!)


 魔物:サキュバス(アトリ) 性別:メス

 体力:43 魔力:400 魔法:エナジードレイン

 装備:学生服 スキル:飛行、想い人のためのモンスターマジックマスター


 なんか、きてるううううう!!!


「えっとアトリちゃん」「はい」

「エナ……やっぱいいです」「はい?」

「そうだ、施術に時間かかるそうだから、アトリちゃんの御実家へ行こう」「はい!」


 さて、正式にお嫁さんに貰わなきゃ、サキュバスだけど。


(流れで行けば、あっさり歓迎されそうだけれども……どうだろう???)

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