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VIVA! 地味ハーレム ~派手な芸能一家の末っ子だった俺が、異世界転生したのでひたすら地味に生きて行こう~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第一章 地味ハーレムの道は地味な幼馴染作りから!

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第83話 ねんがんの、最高級魔石をてにいれたぞー。

 でかいオオサンショウウオの敵、ボスだ、

 いや口がでけえ、全体もでけえ、って突進してきた!

 慌ててみんな避ける、ダンジョンの壁にめり込んで止まった。


(今のうちにステータスを)


 うん、見える、見えるぞ!


 魔物:サーベイジジャイアントサラマンダー 性別:オス

 体力:8922 魔力:0 スキル:窮地の睡眠発香、狂乱の突進


 今のは狂乱の突進か、

 ていうか体力が物凄いな、

 しかも追い詰められると睡眠ガスみたいなの出すのか。


(よし、ここはこっそり耳元で……)


「クリスちゃん、いやルシアちゃん」

「はいグラン様、いえここではグランくん、でしたっけ」

「ええっと、『デス・インスタンテイニアス』って言える?」


 自分でも正しく言えているか、怪しい。


「デス、インタラスティアス?」

「うーん、最初のデスがあってればいいや」

「やってみます」「うん、みんなが前に集中している隙に」


 壁から出てきたボス、

 サーベイジジャイアントサラマンダーをみんなが注目している中、

 ルシアちゃんが杖を掲げて……!!


「デス・インタラクティブスーーー!!!」


 そう叫ぶ背後から、

 俺が無詠唱で光の超上位魔法、

 デス・インスタンテイニアスを唱える!


(魔力があればある程、そして敵の属性が悪であればある程、効くはず!)


 そして結果は……!!


「あら、敵が苦しんでいるわ」

「まあロズ本当?」「ええザベラ、よく見て」

「本当だ、ひっくり返って手足をバタバタさせてやがる」


 ガルダさんの言う通り、

 もう息も絶え絶え、そして……動かなくなった、

 さすが即死魔法、おそらく心臓を止めたのだろう。


(いやあ、ボスクラスに効くとは光魔法すげえ)


 普通の魔法辞典に載ってないだけはあるね!


「ねえお嬢ちゃん、今の魔法は?」

「えへへ、とっておきですぅ」「ザベラさん触れないで!」

「でも、聞いた事のない魔法で」「それより解体、解体して!!」


 俺の言葉に剣を入れるレイムさん、

 ガルダさんも手伝う、腹をかっ裂いて……

 さすがふたりとも元冒険者、手際が良いなぁ。


「……あったぞ」

「魔石ですかガルダさん!!」

「ああ、色といい大きさといい、水属性の最高級魔石だ」


 いやあすげえ、

 あっという間にお目当てゲットだ、

 ただ水属性っていうのが、ちょっと目立つかな。


(薄茶色と水色のオッドアイかぁ)


 これに関してはサキュバスの錬金術師、

 ブルラズさんに相談しよう、ってそれよりも。


「これ、肉は美味しいの? 美味しいのかな?」

「グラン様、とりあえず匂い的に毒は無さそうですが」

「私が焼いてみるわ……ストームファイアー!」「ザベラさん、すごーい」


 と、大袈裟に反応してみる。


「おーい、奥は湖みたいだぞー」


 なぜか先に進んだガルダさん、

 確かに湖っていうか、あれこれって、

 ようはダンジョンが途中から水没してるだけじゃ……って危ない!


「ルシアちゃん、サンダー」「さっ、サンダー!!」


 無詠唱でルシアちゃんの脇から唱えた!

 ガルダさんが思わずのけぞりながら避ける。


「うおっ! これは……ワニ系の魔物か」

「ええっと……パープルヘヴィアリゲーター、だと思うよ」

「雷魔法一発で気絶しやがった、いやこれ死んでいるのか?!」


 まだ水の奥にも何匹か居そう。

 ロズさんとザベラさんが顔を見合わせて語る。


「匂いがキツいわね、人間には無理な感じ」

「でも高級魔石くらいは持っていそうだわ」

「なら裂いてみましょう、ガルダ」「へ、へいっ」


 さすがに私兵には呼び捨てかレイムさん。

 そして丁度、良い感じに焼けたオオサンショウウオ、

 とりあえずサバサさん改めルイスマスさんが食べてみる、アビリィさんもか。


「うん、まあ、そこそこ美味いっす」

「そうか? 苦いし焦げている味もするが」


 人間には好評、魔物には不評っと。


「あら、ではこっちの敵は」

「焼いちゃえ、焼いちゃえ!」


 俺の無責任なヤジに、

 高級水魔石をレイムさんが斬って抜いたのち、

 本格的にワニへ向かって炎魔法を通すザベラさん。


(こっちはこっちで、ステーキな匂いだ)


 やがて、こんがり焼けたのを、

 またもルイスマスさんとアビリィさんが……!!


「うーん、あんまり美味しくないっす」

「いやこれは、すげえ美味しいぞ、おい!」

「あっルイスマスさん、鼻血が」「えっ? ……あっ」


 人間には刺激が強すぎるのかな、

 あと塩コショウみたいな調味料が無いからね、

 それでも魔物であるアビリィさんはお気に入りみたいだ。


「おいおい、ワニが次々こっちへ向かってくるぞ!」

「みなさん、落ち着いて集団の敵用の、フォーメーションを」

「魔石いっぱいとって、かーえろっ」「……見てるだけのグラン様は、のん気ですね」


 ごめんねレイムさん、

 こっそり無詠唱で敵を倒しまくるから!


(それにしても、両目が揃うかあ……こんなに早く)


 本当に来て良かった、

 あと、この人選も……今の所はだけど、ね。

 とにかくワニの集団を、無詠唱でわからないように倒しまくろうっと。


(そしてみんなに、高級水魔石を配るんだ……!!)


 あれ、最高級の方は、今、誰が持っているんだっけ???

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