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VIVA! 地味ハーレム ~派手な芸能一家の末っ子だった俺が、異世界転生したのでひたすら地味に生きて行こう~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第一章 地味ハーレムの道は地味な幼馴染作りから!

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第81話 はじめてのダンジョン、そのメンバーとは。

(……よし、エリクサーが出たぞ)


 あれから五日だっけ?

 とにかく学校休みの夜、

 秘密裏に集合した物置小屋。


(私兵ふたりの住居ね)


 居間は狭いが仕方ない、

 そこに集まったのが、今回のダンジョン探索メンバー、

 まずはリーダーをやっていただくのは、このお方、そう……


「グラン様、何をこそこそやってらっしゃるのですか」

「ごめんレイムさん、アイテムの確認を、ほら初めてだから」

「とにかく、改めて私の仲間を、いえ元パーティーメンバーを」「紹介よろしく!」


 まずは前世でいう所のぽっちゃり芸人風なおば、熟女様。


「ロズです、僧侶で今は教会の集金係をしているわ」

「彼女は回復魔法を使えるの、遠慮なく使ってね、特にグラン様」

「あっはい」「それにしても七歳で未開のダンジョン、サキュバスの巣とかなら大丈夫そうだけれども」


 いや、すでにその村なら、

 あと物理的にはちっとも大丈夫じゃない。

 続いて前世でいう所の、戦隊ヒーローで悪の女幹部してそうなおば、熟女さん。


「ザベラよ、攻撃魔法を使うけど、通常攻撃では鞭を使うわ」

「こんな彼女も二児の母よ」「朝早くには帰りたいけど、大丈夫かしら」

「今回はこのふたりになります、もうひとり何とかしたかったけれど」「十分です!」


 ロズさんが前に出る。


「私の娘、グランくんと同じくらいの年頃なのよね」

「あっ、ロズさんもお母さんでしたか」「結婚してないのはレイムだけよ」

「それよりグラン様、そちらのご紹介を」「はいレイムさん、ええっとまずは」


 私兵、衛兵からだ。


「ガルダだ、元冒険者、といっても訳アリ追放で、深くは聞かないでくれ、とりあえず剣と斧を使う」

「ルイスマスです、最近は短剣を二本使う修行中っす……修行中です、どうやら昔、アサシンだったようです」

「前衛はこのふたり、普通のダンジョンなら多分、大丈夫なはずです、ね?」「だといいが」「……っす、がんばるっす」


 あーあルイスマスさん、口調が、語尾がサバサさんに戻っちゃってる。


「そして片目怪我してるけど、せ……賢者のク……ルシアちゃん」

「ルシアです、よろしくお願いします」「僕と同じ七歳なんだ」


 こちらも偽名というか新しい名前、

 聖女を隠し賢者と名乗るクリスちゃん改めルシアちゃん、

 まだ校長先生が手続き中? らしくファーストネームしか決まっていません!


(やっぱり自分の目は、自分で入手しないとね)


 あと、実は凄く重要な役割がありまして、

 まあそれは後で、ということで最後に紹介するのは!


「最後に剣士、でいいのかな」「何でも良いぜ」

「このかっこいいお方はアビリィさん、クリ……ルシアちゃんと僕の護衛です!」

「ふたりは俺がしっかり守るから安心してくれ、逆に言うと守る以外はやらないからな」


 そう、サキュバス村の門番のひとり、

 インキュバスのアビリィさんが変身魔法で人間に、

 主婦のおふたりも見惚れているが、寝取る気は無いと思うぞ。


(謝礼はパーフェクトポーションです!)


 という八人パーティー、

 前衛三人、僧侶一人、魔法使い一人、子供二人、そのお守り一人。


「で、一応リーダーはレイムさんということで」

「はいグラン様、指示は全て私に、ですので皆様も従って下さい」

「でも未知のダンジョンよね?」「ワクワクするけど心配もあるわ」


 ロズさんザベラさんの心配の声に、

 レイムさんが取り出したのは……一枚のスクロールだ。


「いざとなったら冒険者時代に余った、

 この『ダンジョン脱出テレポートスクロール』を使うわ」

「懐かしいわね、それ」「売らないで持っていたのね、それにびっくりよ」


 ということは、

 結構な値段がするのか。


「それでグラン様、そろそろ」

「そうだね、準備も出来たみたいだし、

 今から行く未開のダンジョン、地属性以外の最高級魔石が目的です、ただし闇と光は勘弁」


 想像だけならカッコ良いけどね、

 光の目と闇の目……実際装着すると、

 反発しあって頭が縦に裂けるらしいけど、ブルラズさん談。


「では、この杖で!」

「おおー、クッ、ルシアちゃん良いの貰ったね」

「職人さんに作っていただきました、では……ダンジョンテレポート!」


 叫んだクリスちゃん改めルシアちゃん、

 まあ実際は無詠唱で俺がテレポートするんだが、

 って来た来た、上空を通っただけのダンジョンなのに、しっかり行先に登録されている。


「すごいわダンジョンテレポート、使えるのはごく限られた魔道士……!!」

「ルシアちゃんは賢者ですよ」「七歳でこれって」「もっと、ほめてください!」

「いいこいいこ、えらいえらい」「えへへへへ、グラン様ありがとう!」「って周囲に敵が」


 野犬系の魔物だ。


「まずは腕ならしだな、いくぜルイスマス!」

「はいガルダさん! ……この両手に短剣で戦う感じ、やっぱ懐かしいっす」


 アサシンの血が疼いているようだ、

 他のみんなも頑張っている、俺も無詠唱で、

 基本的には補助魔法を……と、しばらくやっていたら片付いた。


「では入りましょう、先頭は」

「俺だ」「なら俺もっす」「任せたわ」


 衛兵ふたりが頑張って先陣を切ってくれる、

 って嫌だぞいきなり首を刎ねられる罠とかあったら、

 蘇生魔法でも無理……急いで首をくっつければ行けるか?


「おっ、こ、この敵は!!」


 驚くガルダさんが見た、

 その敵というのが、なんと……!!

次の更新は夜になります、日付の変わる前には!

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