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VIVA! 地味ハーレム ~派手な芸能一家の末っ子だった俺が、異世界転生したのでひたすら地味に生きて行こう~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第一章 地味ハーレムの道は地味な幼馴染作りから!

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第33話 サキュバスの錬金術師、ダウナー系酔っぱらいお姉さんでした。

「遅くまで起きていたので、まだもうしばらく眠りたいそうです」


 イシタさんの実家と比べると、半分くらいな長老の家、

 玄関でお手伝いサキュバスさんに言われ、もうしばらく待たされる事に。


「仕方ないわね、一旦戻るかしら」

「イシタさん、あそこにあるお店は」

「ポーション屋だけれども、話をしていた錬金術師の家よ」


 クリスちゃんに目を造れるかもっていう!!


「開いてますね」「日が沈むと開店、昇ると閉店なので」

「入ってもいい?」「良いけどびっくりしないで下さいね」

「えっ」「お酒の匂いがします!」「クリスさん、わかるんだ」


 山賊は酒好きだからね。

 

「失礼するわ」


 先頭のイシタさんに続いて入ると、

 確かに物凄い量のポーションが並べられている、

 と同時に奥で突っ伏して寝ているのが居た、しかも本当だお酒臭い。


「もうブルラズさん」「うーーー……ほぼ徹昼だわ……」


 徹夜ならぬ徹昼かあ、

 この酔っぱらいサキュバスお姉さん。


「今日は相談があって来たのよ」

「ちょっと待って、酔い過ぎたのかイシタの幻影が見えるわ」

「本物よ、今夜だけ戻ってきたの」「あーーーーー……そう」


 喉が酒焼けしてそうな声、

 そしてこれ、ダウナー系とかいうやつだ、

 いや単に酔いつぶれているだけの可能性もあるが。


(声がCV:上●瞳って感じがするな)


 ちなみにCVとは『Character Voice』すなわち、声優のことである。


「お姉さん、お姉さん、ぼくグラン」

「うえっ?! 人間の子供、実験体?! よく手に入ったわねーーー」

「初めまして、クリスと言います」「しかもつがいで! イシタ、でかしたわ」


 うん、完全に勘違いしてるな!


「ブルラズさん、依頼があります!」

「まずは服を剥いで、続いて皮を……」

「脱がさないで! ウオーター!!」「……きゃっ! え、ええっ?!」


 顔に水を浴びせられ(大した量では無い)、

 びっくりした表情になるブルラズさん、あっこの人、

 サキュバスなのに魔女っぽい格好をしている、杖は無いけど。


「目が覚めましたか?」

「嘘、この売り場、魔法禁止結界が……そっかー、まだこれ夢かー」

「起きて下さい、今度はアイススパイク撃ちますよ」「ちょ、それは」


 目をこすりながら今度こそ起きた、

 うん、すんげえ垂れち、いやなんでもない。


「この、こちらのクリスさんに目を入れてあげて下さい!」

「あーーー、その施術ね、人間には無理だわーーー、人間には」

「そこをなんとか」「拒否反応出て、下手すると首から上が吹き飛ぶわよ」


 そんなイヤボーンみたいな。


(父に生前、いや前世で教えて貰いました!)


 まあ、まずは方法だけでも。


「サキュバスだったらできるんですか」

「そうだね、片目で良ければ材料は揃っているよー」

「えっマジで?!」「最高級土魔石、昔の土砂崩れでたまたま出てきたやーつ」


 後は、クリスちゃんに埋め込めば……!!


「相手がサキュバスだとして、お代は」

「そうだねーーー、人間十人ってところかなーー」

「お金ではなく、人ですか」「ちゃんと殺して良い極悪人ね、もしくは身寄りの無いその子供」


 じゃあ最初、

 俺とクリスちゃんはそんな子供だと思われていたのか。


(丁度、心当たりがあるな)


 アイツらだ。


「おっさんでも、いーい?」

「枯れてなければね」「それは多分、まあまあ大丈夫ぽい」

「犯罪者かい?」「まあ、そんなとこ」「許可は」「この子、人の領主様の三男よ」


 イシタさんのその言葉に、

 奥から毒々しいポーションを取り出した!


「精力増強ポーション、人の領主殿に」「あっはい」


 弟か妹ができちゃう。


「後はその子をサキュバスにするのかい?」

「方法は、あるんですか」「さあね、変身魔法じゃ駄目だね」

「あーそっか、根本的に種族を」「他の方法は思いつかないさー」


 いや、出来るはず、俺の『余白記入』スキルならば。


「ええっと、人間十人で目玉を入れられるんですよね?」

「最高級土魔石の代金が十人、それを入れて目にする施術代が十人」

「合せて二十人ですか」「そんなとこ、頑張ってかき集めて」「今から連れて来て良いですか?!」


 一応、タウンテレポートを確認すると……

 あったあった、ここ『サキュバス村』って登録されている。


「早いね」「ちょっと待機させているので」

「二十人も?」「偶然ですね、丁度二十人だったかと」

「またまたあ」「では行ってきます!」「ちょ、ここ魔法……」


 廃墟小屋へ瞬間移動、っと。


「うおお、突然、人が!」

「あっキノコ売りさん、お疲れ様です」

「まだ売れていやせん」「いいんですよ、もう」


 ということで全員集合、

 外の見張りも入って来て貰って、

 うん、まだティムされているしちゃんと二十人居る。


「いったいどうしたんですかい」

「ライドさん、皆さんの身請け先が決まりました」

「それはいったい」「えっと、火を消して」「へいっ」


 ……もういいな、

 売ってたキノコも回収させてっと。


(よし、これでもうここに用は無い)


 無詠唱で、タウンテレポート:サキュバス村!!


「……ただいま」

「うへえっ、本当に人間、男、ムラムラ!!」


 あっ、興奮してる!!


「どうぞ、ええっと皆さん、これからはこのブルラズさんに従って下さい」

「えっ、サキュバス?!」「ローブ羽織ってるけどサキュバスだよな、これ」

「じゃあ俺たち……」「でもなぜだか逆らえねえ」「いったいどうなるんだよ」


 ティムされてても魔物は怖いか。


「でブルラズさん、どうします」

「この人数だからね、裏の素材置場かなーーー、

 あっ、そこの人間の男と人間の男、あとで全裸でお酒を()いでね」「「へいっっ」」


 すぐには殺さないっぽいな。


「じゃあ準備が整ったら、また来ます」

「こっちも準備しておくよーー」「はい、ではイシタさんクリスさん」

「行きましょう、ではブルラズさん」「私の目の準備、よろしくお願いしますっ!!」


 物凄く深々と礼をするクリスちゃん、

 さて、余白にどう書いて、成立させようかな……

 サキュバスにならずに、でないと……俺の地味ハーレムに、サキュバスが!


(それはそれで、アリな気もするなっ!!)


 地味サキュバスが居ればだが。

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