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VIVA! 地味ハーレム ~派手な芸能一家の末っ子だった俺が、異世界転生したのでひたすら地味に生きて行こう~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第一章 地味ハーレムの道は地味な幼馴染作りから!

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第29話 ヒントを聞いてみると、どうやら行けそう……って誰だお前ら!!

 我がフィッツジェラルド子爵家の跡継ぎ、

 長男であるジェラル兄さん(14)のお付きメイドで、

 その正体はサキュバスであるイシタさんから衝撃の話を聞いた。


「サキュバスって、錬金術で目玉が造れるんですか!」

「はい、あくまでサキュバスによる、サキュバスのですが」

「ちょっとそれ具体的に」「最高級の魔石を手に入れれば、加工できる方が」


 と、いうことは……!!


「クリスさん、目が見えるようになる代わりに、魔物になるっていうのは」

「構いません、むしろ元の自分で無くなった方が、命が狙われなくなりますから」

「んー、僕としては人間のままの方が」「それができるのでしたら」「なんとかなるかな」


 余白記入の文面次第だ、

 うまく書きこんで注釈のリスクを最小限にし、

 なんとか申請をAIに通して貰えれば、すぐにでも!!


(対価としては、とりあえず最高級魔石が必須だな)


 まだ七歳までの知識だと、

 そこまでは知らないので聞いてみよう、

 何か重要なヒントになるかも、答えまで行ければ良いけど。


「イシタさん、最高級魔石って、どうすれば入手できますか?」

「まず商業ギルドに出ているのを買う、種類によって安いのでしたらすぐ」

「高いのは?」「オークションですね、大きさによっては公爵家でも奪い合いに」


 それは宝石コレクション的な感じかな、

 こういうのは持っていると資産にもなるし、

 あと値上がりを待つ投機目的とかにもなっていそう。


「安いのでも目になるの?」

「サキュバスはそうですね、普通に見る分には」

「高いのだとよく見えるとか」「光属性の魔石だと、むしろ死にます」「えええ」


 まあ魔物だからか。


「普通の入手方法は」

「鉱山のように掘って探すか、

 一番多いのはダンジョンですね、できれば未開、未発見のダンジョンが」


 あっ、心当たりある!

 クリスちゃんを探しに行った途中に、

 なんだか知らないダンジョンがあったっけな。


(あそこに行けばワンチャン!)


 ただ、いくら魔法全部使えるからって、

 七歳児が単騎で行くのはキツそうだよな、

 冒険者ギルド登録にはまだまだ年齢が足りないし。


「うーん、山賊の金貨を全部溶かして、

 金塊にして売って、そのお金で一番安い最高級魔石を買う」

「おそらく金額が足りないかと、でしたら自力で」「そうなるかあ」


 ダンジョン用の仲間を探すかな、

 でも七歳児を連れて行ってくれる冒険者パーティー……

 むしろ入る許可が下りないだろう、モグリで行ってくれるのってあるかな。


「加工できる方は、人間にも出来そう?」

「そもそも人間だと拒否反応が出るかと」

「あー、でもその部分がクリア出来れば」


 それは余白記入を使うとして、

 七歳半の少女を出して『やってください』って、

 そう易々と受け入れてくれる人なのかどうか、ってそうか。


「それってサキュバスさんだよね?」

「はい、サキュバスの錬金術師ですが」

「人間相手にやってくれるかなあ」「実験でしたら喜んでするかと」


 人体実験になっちゃうのか、

 クリスちゃんにちょっと聞いてみよう。


「失敗の可能性とか、あってもやりたい?」

「どのくらいかにもよりますね」「うーん、それも聞かないとね」

「でもグラン様のお勧めなら従います、私を助けて下さった方ですから!」


 なんだか謎の信頼をされている。


「リスクは、初めて見た人間に恋をする、とか」「大歓迎です!」

「えええ」「そのかわり、グラン様が良いです」「ほんとにぃ?」

「はい、なんとなくですが、運命を感じてしまって」「感じちゃったかあ」


 そういえば、

 こっちの世界の俺ってそのあたり、どうなんだろう?

 ルックス的に……声は別にイケボとかじゃないよな、声変わり前だけれども。


「このあたりはまあ、錬金術師さんとも相談で」

「楽しみにしています!」「感触としては、どうやら行けそうだけれども」

「信じております、これから行く先の事も、これからの運命も」「あ、ありがとう」


 こうなると、

 ハーレムの主になる者としては、

 幸せにしてあげないとなって思う。


(ただしそれは、地味ハーレムとする!)


 魔法能力についても余白記入しないとね。


「わかった、じゃあそろそろ行こうか」

「グラン様、お客様がお見えになったようですが」

「えっ」「むしろ、こちらに帰られた、戻られた方かも」


 マップ魔法を見る、

 おおっと外に人がわらわら、

 これは……うん、山賊だな、二十人くらい居る。


「よく気付いたねクリスさん」

「気配と匂いで、前に居た所と同じ感じがして」

「やはり山賊かあ、イシタさん」「はい、対処しましょう」


 身構えていると、

 ガラの悪い連中が入ってきた!


「おー、久々に上物が居るな」

「だ、誰だお前らは! なぜここに居る!」

「威勢の良いガキだな、奥の少女と同じくらいか」


 メイドのイシタさんが俺たちの前に出る。


「なんなんですか、いったい」

「いやな、たまーにこの旧道を通る悪いヤツを、こらしめる係さ」

「私達は、そんなつもりでは」「メイドとガキふたりがか? どう見ても訳アリだろう」


 さて、どうしようか。

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