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VIVA! 地味ハーレム ~派手な芸能一家の末っ子だった俺が、異世界転生したのでひたすら地味に生きて行こう~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第一章 地味ハーレムの道は地味な幼馴染作りから!

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第25話 大切な権利、でも使うなら今だ。

改めて更新時間のおさらい(あくまで目標)


祝日関係なく月~金は事前予約できるなら午前は8:30、

ただし書けていなければ仕事前に書け次第アップします、

午後は15:00(午後3時)に予約投稿予定、あと別で火曜1:00(月曜深夜25時)もアップ予定。


土日は平日の疲れで昼過ぎまで寝ているので『1日2回予定』時間は不定期、

ただ用事で出かける時は平日と同じ時間に予約しておきたい気持ちでいます、

明日も国立競技場へJリーグを観に行ってくるので、先に書いて予約投稿できるといいな。

「なるほど、事情はなんとなくわかったよ」


 まだ朝日も出ていない早朝、

 こっそり一番上で後継ぎになる長男、

 ジェラルお兄さんの所へ移動した、正確には隣のメイド部屋。


(俺の、いや、僕グランが一度も入ったことのない部屋だ)


 なのでまず熟睡中のジェラル兄さんの部屋へテレポートさせて貰った、

 クリスちゃんは話し疲れて寝ている、スリープの魔法要らずですやすや、

 そして兄上を起こしたのち、扉で繋がっているイシスさんの部屋でベッドに寝かした。


(そしてざっと事情説明、もちろん俺の能力やイシスさんの正体を隠して)


 このあたり、クリスちゃんが起きたら口止めしないとな、

 どこまで理解してて、どこまでお願いを理解してくれるかわからないが。


「父上や母上に黙っておくのは賛成だね、厄介事だから知ったらすぐに冒険者ギルドだろう」

「ですよねー」「それでグランはどうするんだい、こんな特級呪物、抱え込むつもりかい?」

「いや兄上、言い方」「七歳には難しかったかぁ」「保護したい」「どこで?」「兄上の所は」「無理だね!」


 よし、ここは!!


「……権利を使います」「おっ、もう使ってくれるのかい?」

「弟が領主に一度だけ使える、何でも、できるだけ言う事を聞いて貰える権利を、ここで使用させて頂きます」

「いいんだね? 本当にいいんだね?」「使うなら今です、でないと一生、後悔しますから」「よしっっ!!」


 いやそんなヘルメット被った猫みたいな言い方されると失敗フラグなんだけど、

 まあいいや、生涯においての大切な権利でも、使うなら今だ、エリクサー症候群なんて言葉もあるし。

 イシタさんも頷いてくれている、クリスちゃんはスヤスヤ、俺の隣部屋のミラさんはまだ寝てるな多分。


「じゃあ後で書面にサインを貰うけど、この聖女ちゃんは僕が貰っても良いんだね?」

「いやいやいや、預けるだけです、それでどこへ」「んー、父上母上を通さないなら領都かな」

「バルバトスですか」「お爺様に頼ると良いかも、でもその妹がロワイエクール教会の関係者だったかな」


 よくわかってるなあ、

 さすが十四歳かつ次期当主だ。


「じゃあ危険が」「ギャンブルだね、調べればどういう派閥かわかるかも、時間がかかるけどね」

「あと何も考えずに渡すのは危険では」「あとは僕が居る王都だけど、信頼出来る所は、うーん」

「人が多い所は、紛れ込ませるにしても危険が多そうですね」「どこに誰が居るか、わからないからね」


 ここで僕はイシタさんを見る。


「はい、なんでしょう」

「あの、イシタさんの実家というのはどうでしょう」

「えっ、わ、私の故郷ですか?!」「良いね、確かとんでもない田舎なんだっけ」「そうですが」


 サキュバスの集落なら安全だろう、

 少なくとも大人になるまでの間ならば。


(インキュバスも居るだろうからね!)


 困惑の表情のイシタさん、

 いや、もちろん七歳半でクリスちゃんに、

 淫魔の『そういう』危険があるなら全力で止めるが。


「あの、イシタさん、何か問題が」

「集落の、村長の許可が必要になります」

「でもアルトリアス領内なんだろう?」「一応は」


 魔物の集落って領地に含めて良いのか?

 ダンジョンとか所有物になるならいいのか、

 知らないけれども……困惑するイシタさんに兄上が続ける。


「確か父上の元メイドの故郷でもあったよね」「伯母ですが」

「盲目の少女ひとりを預かるくらいは」「……相談してみないと」

「これは僕の、実の弟による正当な権利の使用だ、僕のメイドとして」「わかりました」


 覚悟を決めたみたいだ、

 兄上もまさか魔物の集落とは思わないだろうけど。


「あの兄上、お忙しいでしょうからその集落へは僕が責任を持って」

「良いのかい?」「むしろ僕がそうしたいです、使う権利に入れておいて下さい」

「イシタ」「私もその方が」「わかった任せよう、お金は、例の金貨は使えないんだっけ」


 ポッケに入れていた感じで、

 アイテムボックスから一枚出す。


「……確かに印になるような傷が付けられていますからね」

「グラン坊ちゃん、処理したいのでしたら我が故郷で、出来ないことも」

「えっ、どうやって?」「溶かして(きん)として売れば、価値は落ちるでしょうが」


 それでもあれだけの量だからね、

 イシタちゃんの面倒を見て貰うお金としては十分だろう。


「その金貨、事件の証拠として十数枚は残しておいてくれよ」

「はい兄さん、じゃあ残りは」「こっちで流して様子を見る手もある」

「ならばジェラル兄さんにも数枚」「二、三十枚は欲しいかな」「わかりました」


 クリスちゃんを護って育てるだけじゃなく、

 事件そのものについても調査してくれるらしい、

 大丈夫かな、危険な立場に足を突っ込まなきゃいいけど。


(使える権利って、それだけ大きくて重いものなのだろう)


 とにかく良い方向に行きそうだ。


「じゃあ今日、でいいかなイシタさん」

「はい、グラン坊ちゃんと一緒に」「明日には帰ってこられるかな」

「……なんとか」「兄上、でしたら僕のミラを交換に貸しましょう、あっ明日は休みなんだっけ、今日だけ」


 まあ、明日の朝に帰ってくれば良いかな、距離にもよるか。


「よし、じゃあ後は、この子の目が覚めてからだね」

「はいジェラル様、起きたら移動を、こっそりと」「頼んだよイシタ、そして任せたよグラン」「はいっ!」


 七歳児ながら、任されました!!

ということで本日2話目(第26話)は今日の日付中に、の予定。

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