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VIVA! 地味ハーレム ~派手な芸能一家の末っ子だった俺が、異世界転生したのでひたすら地味に生きて行こう~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第二章 地味ハーレムは冒険者学校でも地味にいきたい!

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第113話 とりあえず、宿屋で頭の整理。

「ふう~~~~~」


 ベッドに仰向けで倒れる俺、

 色々と疲れた、いや精神的にね、

 ちょっと情報を整理しよう、頭の中から出して。


「グランくん」「はいイレタちゃん」

「どうしてもというのでなければ、壁を見ててね」

「あっはい、お着替えですか」「色々よ」「まあ女性は大変ですね」


 十二歳のお年頃だもんな、

 でも『どうしても』なら見て良いという、

 さすがは婚約者特権、ハーレム特権……いや見ないですけれども!


「じゃあそのまま聞いて欲しいっていうか、

 独り言みたいなものだから無理に反応しなくて良いけど、

 とりあえず父上からの、子爵家からの贈り物は双方、これで良かったと思う」


 そこはほぼ完璧だった。


「それなんだけどグランくん、結果として辺境伯に、

 アースドラゴンを丸ごと渡しちゃったのは、良かったの?」

「いやさすがに僕らには、あんまり関係ないっていうか倒して放棄したのはNNN団だ」「……そうね」


 僕らが(あえて僕呼び)、SET隊が本当に独自で倒して、

 それを辺境伯に渡したとなると伯爵も良い気はしないだろう、

 でもあくまで、やったのは謎の成人集団だからね、僕らはおこぼれでしかない。


「グラ兄ぃ、『団』はいらないんじゃ」

「あっカロリちゃんそうだね、ありがとう」

「それでグランくん、本当に良かったの? 最高級地魔石」「ヤツは最高級魔石では最弱っ……!!」


 比較的、お金でなんとかなる部類だからね。


「グラン様、クリスの生存を聞き出して教会が動いた場合、どうなさるのでしょうか」

「うん、まあ、最終的にはクリスを攫って監禁していた教会の連中に『ざまぁ』かな」

「それはつまり、私のために……?!」「後はまあ、単純にNNNの箔付けとでもいうか」


 実はあまり、深く考えてないのは内緒だ!


「それでご主人様、冒険者学校の寮は本当にグレードアップするのでしょうか」

「さすがにそこは嘘つかないと思う、意地悪されたら伯爵の方に言いつけてやる!」

「あくまでこれは個人的にですが、私だけご主人様と同棲は、気が引けるとでも言いますか」


 やさしいなあ、

 でも、あくまでメイドと主人だからね、

 ついでに言うと魔物と人間だ、事実上のティムモンスター。


「僕の方なら子爵邸と何ら変わらないよ、隣りにメイド部屋があるのは同じみたいだし」

「そうですか……」「それよりイレタちゃんカロリちゃんルシアちゃんの方が、三人で相部屋かなあ」

「私は平気よ」「元々、孤児院出身ですから!」「わたくしは、雨風が(しの)げれば」「個室のお金かかるなら僕が出すよ」


 もういっそ、

 王都に家でも買っちゃおうか。


「グランくん、浮気は駄目よ、私達以外は」

「イレタちゃん、僕がそんな男に見えるかなあ」

「あの女勇者、ティーナさんは」「あれは怖い、畏怖(いふ)を感じる」


 あれがオッケーな低身長合法成人だなんて、

 どんだけドMなんだっていう、人生奪われるぞ。


(まあ、ドMはそれが良いのだろうけど!)


 あんな派手なのより、

 やっぱり俺は地味が良い、

 そう、特に地味眼鏡は最高だぜ!


「それにしても、やたら女性にモテてた女勇者だったけど、みんなはそういう目では」

「そっちの趣味は、無いかな」「戦闘の師匠いえ教師としてなら、少しは見てもらうのも」

「私の目にはグラン様しか入りませんから!」「インキュバスだと四人、いえ、七人掛かりくらいかなあと」


 何をするつもりだ何を!

 

「でもあのティーナさん、

 今後、何かで役に立つかもだね」

「だったら会っておく? 変身して」「いや、見破られそう」


 すでに『大人の匂い』とか言っていたし。


「なら逃げるのね」

「逃げると言うか、神出鬼没にしたい」

「ではグラン様、次は王都に出現と」「どうだろ」


 あんまり俺たちの動きとカブるのは、なあ。


「ではこうしましょう!」

「そうしたのルシアちゃん、そっち見れないけど」

「私だけなら見ても」「何の話?!」「いっそ、また別の大人パーティーを!」


 NNNとは別で、かあ。


「却下、面倒臭いし、こんがらがる」

「そうですか……」「まあ、何もかも必要に応じて、かな」

「グランくん」「はい」「もうみんな、着替え終わったわよ」


 ……すっかりお出かけモードだ。


「どうするの、これから」

「金貨貰ったでしょ、買い物よ、お買い物」

「あっ」「それとも分けないの? 溜める?」「ひとり金貨二枚で!」


 早速、使う事になったのでした。


(さて、俺は何を買おうかな~~~)


 じゃあ俺も着替えなきゃ。


「ちょっと待ってね、てなんでみんな僕をじーっと見てるの」

「グランくん、手伝おうか」「着替えさせて、あげます」「いやいや」

「大丈夫ですグラン様、すぐ済ませますから」「ご主人様、こういうのはメイドにお任せください!」


 みんなして、俺に群がって、

 む、むっ剥かれるううう!!!


「うああああああ!!」

「まったくもう、グランくん、大袈裟よ」


 ……少し、怖かった。

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