表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VIVA! 地味ハーレム ~派手な芸能一家の末っ子だった俺が、異世界転生したのでひたすら地味に生きて行こう~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第二章 地味ハーレムは冒険者学校でも地味にいきたい!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

115/189

第110話 そういえば、この大人ハーレムの名前は。

 例の住民が逃げ出した村へ戻ると、

 俺たちが治した衛兵さん達が群がってきた。


「さ、さっきの凄い音は」

「ドラゴンの断末魔が聞こえて来たぞ!」

「ひょっとして貴方達が、本当に」「ええ、倒してきましたよ」


 少し浮いた上空から、

 アースドラゴンのまず同体を、

 そしてその上に首をアイテムボックスから出す。


「我々にかかれば簡単でしたよ」

「すごい、やはり只者ではなかった!」

「き、君はいったい、彼女達は」「さぞかし名のある冒険者パーティーでは!!」


 ……そういえば、

 一番肝心なパーティー名をまだ決めてなかったな、

 口から出まかせじゃないが、今この場で勢いで決めてしまおう。


「我々は冒険者ギルドに登録していない、

 登録できない者の集まりでね、あえてパーティー名を付けるとしたら、

 そうだな……『ノーネームドナンバーズ』略して『NNN』だ、今日からそう名乗ろう」


 そしてまずは首だけ回収する、

 いつのまにかクリスちゃんの前には、

 怪我や病気を治して貰った何人かがひれ伏している。


「貴女はどこの聖女様ですか?!」

「ロワイエクール教会のクリス=ヴィクトワール=バシュロナルカンと申しますわ」

「あ、あそこの教会は内部でかなり揉めて」「だからこうして逃げて来たのです、ふふっ」


 うん、これで教会も何か動いてくるかもね。


「では隊長と副隊長、前へ」


 居るのか知らないけど。


「私が隊長だ」「副隊長です」「私もです」


 副隊長二人かよ!

 まあいいやパーティー定員の八人ぎりぎりだ、

 いやサキュバスはティムモンスターだからいいのか。


(誰がティムしている事になっているんだろう、まあ俺か)


 そんなことよりもだ。


「我々は理由があって冒険者ギルドへは入れない、

 したがってアースドラゴン討伐の報告を君たちに手伝って貰いたい、

 あくまでも手伝うだけで、手柄は横取りして欲しくないのだが」「わかった」


 着地する俺たち。


「ではテレポートを行う、

 ドラゴンの胴体はここへ置いておくので、

 最高級地魔石などは自由にしたまえ、では我々のパーティーに入って」


 互いにパーティーメンバーと認識すれば、入れます。


「……よし、入れたはずです」

「ではクリス」「はい、タウンテレポート!」


 あえて詠唱して、

 領都の冒険者ギルド前へ!


「おお凄い、教会の大聖女しか使えないタウンテレポートを!」

「やはり貴女は本当に、本物の聖女様だったのですね」「素晴らしい、しかしその目は」

「ふふっ、冒険者ギルドの古い依頼を探せば、私が出てくるでしょうね」「それよりドラゴンの首を出してくる」


 そう言ってみんなで冒険者ギルドの裏手へ、

 建物の隙間だから誰も見ていないな、無詠唱で魔物魔法……


『サブスティチュートドール!』


 うん、本来の俺グランが出てきた、

 念じれば思った通りに喋ってくれる魔力人形だ、

 他のみんなも……イレタ、カロリ、ルシア、アトリ、みんな揃ったな。


(五人にドラゴンの頭を、って狭いな)


 路地裏に出て担がせる、

 血がまだ滴っているが仕方ない、

 そして俺たちの後ろからついてこさせる。


「待たせたな」「そ、その子供達は!」

「何でも領都の辺境伯に『アースドラゴンの首を持ってこい』と無茶振りをされて、

 泣いていた所を街外れで相談に乗ってな、俺がこうしてある意味、助けてやった訳だ」


 ウンウン頷くグラン。


「おじちゃん、ありがとうございます!」

「いや、おじちゃんっていう年齢でも……あるか」

「坊や、あんまり言うとウチのサキュバスが黙っていないわよ?」「食べないでくださ~い」


 イレタちゃんもノリが良いな。


「メリッサ、子供を脅かすのはそれくらいにしてやれ、

 では隊長、手柄は彼達に、と言っても無理があるだろうから、

 辺境伯の無茶振りに応えた事にしてやってくれ、『方法は問わない』と言われたらしいからな」「わ、わかった」


 では、そろそろ姿を消すか。


「我々NNNは冒険者では無い名もなき存在だ、

 本当に何か困った時、気が向けば助けてやろう、ではな!!」


 と、インビジビリティの魔法を仲間一人ずつに掛ける、

 みんな順番に消えたからテレポート系だと思うだろう、

 そして最後に俺が消え、残ったのはコピー人形の俺たちだけだ。


「じゃあ、持って行きますね!」「そ、そうだな」


 こうして透明になりながら俺たちは、

 それぞれの分身を念じて操りながら、

 掲げたアースドラゴンの首を五人で冒険者ギルドの中へ運んだのだった。


「キャー!」「なんだなんだ」「あの首は、ドラゴン?!」


 うん、そりゃあ騒然となるよね!


「皆よ落ち着け、我はバルバートのドラゴン討伐舞台、衛兵隊長の……」


 とまあ遅れて入って説明してくれた、

 大人に任せば楽で良いね、あっそうだ!


「すみません、ドラゴンの血でべっとべとなんで、トイレで一旦、洗って着替えてきまーす!」


 ドカッと床に首を置いて、

 みんなでこの隙にドールを消して、

 急いで元の自分と入れ替わろう、何食わぬ顔で戻ってしまえ。


(誰か居たら大の個室へ入れば良いし!)


 ということで、

 各自、魔法でドールは消したのでした、

 いや消すのは俺の手を煩わせなくても各自で出来るんですよ、細かい事までは知りません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ