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VIVA! 地味ハーレム ~派手な芸能一家の末っ子だった俺が、異世界転生したのでひたすら地味に生きて行こう~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第二章 地味ハーレムは冒険者学校でも地味にいきたい!

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第108話 みんなでさっさと、討伐へ向かおう。

「じゃあここで、って本当に領都で泊まっていかなくて良いんですか?」

「ああ、子爵邸の衛兵だからな、坊ちゃん付きはここまでだ」「グラン様、感謝しかありません」

「うん、まあまだ変な動きが復活するようなら何とかするよ」「改めて、新しい人生をありがとうよ」


 宿屋の前でガルダさんルイスさんとお別れ、

 頼まれた買い物をしてすぐアルトリアスへ出発するそうだ、

 少しくらい遊んで行っても良いのに真面目だな、さすが俺にティムされているだけある。


(あっそうだ)


 俺はアイテムボックスから……


「これで好きな物を買って下さい」

「うお、金貨!」「グラン様、銀貨で良いですよ」

「いや父上から貰ったのを渡す訳にはっていうか僕の気持ちですから」


 素直に受け取ってくれた、

 まあ俺の命令は最終的には聞くしかないからね、

 そして頭を下げてくれて出発、ここから先は正真正銘、子供だけだ。


(さて、部屋に戻ろう)


 チェックインは済ませてある、

 一応は最初だけガルダさん達の立ち会いで受付を済ませた、

 大丈夫とは思ったが子供だけだと何をどう変なコトされるかわからないからね。


(帰って子供だけになったからといって、おかしな扱いされたら領主様に報告するとも)


 まあ腐っても子爵の息子だ、

 それをはっきり教えてあるから……

 とまあ本来は六人部屋の所へ五人で入る。


「置いて行く荷物は空いているベッドに乗せて、

 まあ盗まれないと思うけど無くなって困る物は僕のアイテムボックスへ」

「下着も?」「中は見ないから!」「グラン様、この街で新しいのを」「落ち着いてからね」


 どうやらルシアちゃんは、

 下着にお金をかけるタイプらしい。


「でグランくん、改めて地図は買わなくていいの?」

「アトリちゃん」「はいグランご主人様、ばっちり頭に入っています!」

「えっ、あの一瞬で記憶したの?」「はいイレタ様、私が先導致しますね!」


 という感じで支度を終えると……


「さあ、先に姿を大人にしよう」「「「「はいっっっっ」」」」


 俺はみんなにメタモルフォーゼの魔法をかける、

 アトリちゃんは自力で……みんな大人の姿のなった、

 そしてインビジビリティの魔法で姿を、ってその前に。


「カロリちゃんに、フライ!」「はいっ!!」


 唯一自力で飛べないからね、

 俺がかけてあげて、さあ、姿を消さしてっと。


(同じパーティーなら、姿を消していても互いは半透明に見えます)


 もちろん『互いが』インビジビリティの魔法を使っているならね。


「じゃあ上空まで……テレポート!」


 こうして宿屋のはるか上まで転移すると、

 領都の大きさがよくわかる、うん、そこそこの都市だ、

 そして空から遠くに見えるいかにもヤバそうな山脈、あそこだな。


(ドラゴンの棲家……空からなら突入出来ちゃいそう)


 まあそこまでは行かない、

 あくまでも討伐目的はアースドラゴンだ。


「では向かいますね」

「アトリちゃん、任せたよ!」

「はいグランご主人様、魔物魔法でパーティー全体の速度を上げます!」


 ヴァンパイア系の魔法らしい、

 こうして目的の場所へと飛んで飛んで飛んで……

 いやほんと、兄上メイドのイシタさんに付けたスキルの何倍も早い。


(まあ、あれは徐々にだからね)


 それにしても半透明の姿を見ても、

 みんな魅力的だなあ、美人で大人で、

 まあ十二歳のままのクリスちゃん(あえてこう呼ぶ)はまあアレにしても。


(サキュバスなんかサキュバスだからな、しかも大人の)


 ただ気を付けないといけないのが、

 俺もだが大人に化けていても中身は十二歳ということだ、

 よってこの変身体で変なコトをすれば、本来の十二歳の身体が傷つく。


(所詮は幻影だからな)


 眼鏡をかけていないように見えても、

 実際はしっかりと眼鏡をかけている訳で、

 でも盛った胸なんかは触るとちゃんと大きな感覚がするらしい。


(この幻影は、幻覚でもあるのかな)


 などと考えつつ飛んでいて小一時間、

 どうやら目的のウルス村に到着してしまったようだ、

 おや? 人が居る、十人以上も、ってこれはアレだ、ここバルバトスの衛兵だ。


「おい、火傷治療のポーションは!」

「足りねえ、人数分は持って来たはずなんだが」

「誰だよ地竜の吐く炎は大した事ないって言ったヤツは!」「火竜よりもはって話だぞ!!」


 みんなボロボロだな、よし!


(村の陰に隠れてから、インビジビリティ解除っと)


 そして、たった今到着したような感じで。


「皆さん、どうしました?」

「き、君たちは冒険者か!!」

「おい、サキュバスが居るぞ!」「安心して下さい、ウチのティムモンスターです」


 サキュバスほど知能の高いのは、

 そうめったにティム出来るものじゃないけど。


「その目を隠しているのは僧侶か?!」

「聖女です、クリスと申します、怪我人は全て治してさしあげましょう」


 そう言って無詠唱で皆に完全回復魔法を、

 怪我も火傷もみんな、みーんな治って行った、

 あっという間に……驚く衛兵さんたち、一応みんな確かめている。


「すげえ、火傷が完全に消えた」

「捻った足も痛くない、右腕の古傷まで!」

「おお、俺の痔も治ってる、奇跡だ、まさに聖女様だ!!」


 このメンバーでは背の低いクリスちゃんに、

 みんなひれ伏すように頭を下げている、まさに聖女降臨、

 そんなことよりも、さっさとアースドラゴンを倒してしまおうっと。


「みなさん、それでアースドラゴンの場所は」

「はい、ここから……て倒しに行かれるのですか?!」

「俺たちなら、ちょっと行ってちょっと狩ってちょっと戻ってくるよ」


 おお、俺ってかっこいい!

 衛兵に女性騎士がいなくてもったいない、

 と思ったがウチの地味ハーレムが派手な格好で見惚れていた。


(これはこれで、良し!)


 さあ、ドラゴン討伐だ。

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