第104話 第二の姿、大人ハーレム。
「これが……私?!」
俺が想像で変身させた大人なイレタちゃん、
年齢は二十五歳くらいで黒くもセクシーな魔法使い姿、
女優で言えば黒●メ●サと仲●由●恵を足して胸以外を割った感じ。
(いやむしろ爆乳ですよ爆乳!)
うん、前世でハニートラップ慣れしてた俺も、
ここまでのが迫ってきたら断れる気がしないね!
イレタちゃんも鏡を見て惚れぼれしている、他のみんなも。
「イレタ姉ぇ、凄い」
「素晴らしいですわイレタ様」
「サキュバスみたいですね、仲魔です」
仲●由●恵だけにね!
って別にアトリちゃんは異世界人では無い、はず。
……一応確認してみるか。
「アトリちゃん、まるっとお見通しだね!」
「私の村に居ても、何ら違和感無いレベルです!」
うん、異世界人じゃないな、
古いドラマだから知らない可能性もあるけど。
「グランくん、眼鏡つけてるのに付けてないね」
「そういう魔法だからね、幻術魔法、幻影だから!」
「でも、自分で触ってもちゃんと大きさが、感覚が」「それも幻影!」
俺も触ると触れる、多分。
「じゃあ次はカロリちゃん」
「あまり筋肉とか付けられたくない……」
「じゃあ、しなやかさを売りにする感じで」
はい『メタモルフォーゼ』っと。
「あっ、背が高い」
「イメージとしては女性アサシン向きかな」
身体で闘うくノ一って感じ、
ただ、この姿の時の武器は槍はやめた方がいいな、
元の姿と同じスキルを披露すると、なんとなく仕草や癖で特定されかねない。
「この姿の時の武器は、また探そう」
「身体の大きさに合った槍ですか」「ううん、大剣」
「重いの持てるかなあ」「その等身なら大丈夫そうだけど」
続いてはっと。
「ルシアちゃんの場合は、ちょっと考えがあって、はいっ」
さっさと『メタモルフォーゼ』をかけた。
「あっ、これは」「クリスちゃん十二歳の姿、ちゃんと目はアイマスクで」
「でも見えています」「うん、完全に目が隠されているのに見えているという」
「髪も、色が戻っています」「綺麗な銀髪だね、実はクリスちゃんは生きていたってコンセプトかな」
そして十二歳にしては胸も盛ってます。
「ええっと、私は、私の名前はクリス……」
「クリス=ヴィクトワール=バシュロナルカンですね、ロワイエクール教会の」
「アトリちゃん、よく憶えていますね」「ルシアちゃんのお世話係を五年やっていましたから!」
ていうか、いつどこで教えたっけ?
まあイシタさんが教えた可能性もあるが。
「あっ、じゃあ聖女服もロワイエクール教会のにした方が良いかな、後で調べてみるよ」
「この姿で着替えとか、できるのでしょうか」「どうだろ」「脱いでみますね」「ちょっ!」
「……裸にはなれそうです」「いや見せないで!」「お見せしたいのですが」「最後はアトリちゃん!!」
ルシアちゃんを視界から外し、
身体ごと向けてアトリちゃんを見る、
眼鏡メイド姿、からここは変身して貰うのは……!!
「はいご主人様、なんなりと」
「あえて変身は、サキュバスで!」
「つまり、この姿を解くと」「ううん、大人サキュバスで!」
あー、という納得した表情ののち、
くるりと一回転すると魔物の無詠唱魔法で……!!
「こうですか?」
「うん、サキュバス村に居るような、超セクシーサキュバスだね!」
「衣装も凝ってみました」「谷間からはみ出しそう」「はみ出しますか?」「出さないで!」
さっきのイレタちゃんと同じ爆乳だ、
この爆乳ツートップ、アクションバイオレンス映画かなんかで、
組ませて撮影したらさぞかし映えるだろう、俺だったら観に行くね!
「武器はどうしましょう」
「うーん、爪って言いたいけど鞭、かなあ、用意しておくよ」
「はい、買って頂けるのですね」「あっ、アトリちゃんが買いに行くとしたら……人間の姿にもなってみて」
言っている事を理解してくれたようで、
今度は大人の女性に変身した、メイド服の。
(いつものメイド服とは、また違ったタイプのだ)
そして爆乳妖艶メイドに、
これはこれで『いけませんお坊ちゃま』って、
誘い受けしてお給金を荒稼ぎしそうなイケナイ感じがする。
(真顔で『ひと揉み銀貨一枚ですよ』とか言って欲しい感じも)
まあそういうプレイは将来に取っておくとしてだな。
「じゃあ宿題、ルシアちゃんはクリスで行くとして、
他の三人は変身した場合の名前を考えておいて、嫌なら僕が付けるよ」
「グランくんつけて」「グラ兄ぃお願い」「ご主人様に命名して頂きたいです!」「えぇ」
ちょっと困惑、
でもまあ、いっか。
「わかった考えておくよ」
「ありがとう、それでグランくん」「はい?」
「本当のラストに、グランくんの変身を」「僕かあ」
ちょっと忘れてた、
よし、ここは……えいっ!
「どうかな、巨大な弓使いの、謎の紳士」
「わあ、かっこいい」「素敵、本当にグラ兄ぃ?」
「執事さんみたいな服ですねっ!」「ご主人様が、イケメンに!」
そう、前世で二枚目だった兄に化けた、
立ち振る舞いとかもあの兄をコピーしよう、
そして幻影の弓からは、ありとあらゆる攻撃魔法を出すイメージだ。
「俺の名はグンタ、俺に矢はいらねえ、魔力で七色の矢を放つからな!!」
みんな見惚れている、
ってこっちに本気で惚れられたら困るな、
まるでグランがグンタに寝取られたみたいになる。
「あの、グンタ様」「グランだよ」
「いえグンタ様、結婚してくださいっ!」
「いやいやいやイレタちゃん、みんな元に戻すよ」
大人ハーレムから全員解除っと、
アトリちゃんも空気を読んでメイド(十二歳人間)に戻った。
「もうグランくん」
「これちょっと中毒性あるな、また今度にしよう」
名前も考えないといけないからね!
さあ、明日はいよいよバルバトス領都だ。




