表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/15

試験

 5年が経った。王立学園に入学するためには、試験を受ける必要がある。校長は人族最高の魔導師であるフォーテ教授だ。もう60歳だが、未だ実力は健在で、魔王にも及ぶと言われている。魔王はだいぶ前に 滅んだから真偽は定かではないが。さて、今日は王立学園の試験日だ。合格するだろうし、程々に頑張ろうじゃないか。

──────────────────────────────────────────試験を終えた。ほとんどの問題は解けたが、最後の数問は未解決問題が混じっていた。

古代の魔導である転移魔術の使用法は?自分の属性以外の魔法を使用する方法は?人生に新しい髪の毛が生える確率は?の三問。あれを完璧に答える生徒などいるわけがない。だってまだ解明されていないのだから。これが正解なら問題の後に学校が実験して成功するしかない。そんなのありえない。

「試験はどうでしたか」

「到底解けない未解決問題とかがあったけど、それ以外は満点だと思うわ。」

「流石です。お嬢様。」



これで不合格だったら学園を訴えてやろう。

──────────────────────────────────────────


翌日


結果発表の時間がやってきた。受験者のうち半分が合格し、そのうち上位の7名は特級クラス、ほかは1級から3級へと振り分けられる方式だ。特級で間違いないだろう。



結果

特級クラス

1位 フィリオ           100点

1位 オスクリタ          100点

3位 レーゲン・ラステル      85点

4位 ドルチェ           83点

5位 ソーレン・ノーブル      80点

6位 スペルビア・ディスクリミニエ 78点

7位 アリサ・エンジュ       75点

────────────────────────────

1級クラス

8位 イントリゴ・デヴォツィオーネ 74点

…………


は?100点だと?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ