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紅き神殺しの物語  作者: 白来
第一章
5/7

吸血鬼、魔物を狩る

そんなことがあったが、とりあえず依頼を受けようと思う

「薬草採取、薬草採取、薬草採取…」

鉄色(アイアン)は薬草採取くらいで討伐系の依頼はないですよ?」

「なら先に教えてくれ!」

危うく無駄な時間を依頼探しに使うところだった

「じゃあこの血染花を…」

「それ、かなり希少な花よね、時間かかりそうだけど」

「探す方法を知ってるから大丈夫だ」

実はこの血染花、私が作った

だから近くにあることを知っている

「まあ自信があるならいいけど…」

「それじゃ、行ってくる」

そういってギルドを出た


───数分後

町を出た私は近場の森に来ていた

「たしかこっちの方に…あった」

群生地を見つけた、それもなかなか大きい

目算で100本くらいはある

「依頼には数書いてないし、いくつ持って行ってもいいよな!」

あとは少し魔物を狩ってから戻るとしよう

…そう思っていたら

「grrrrrr…」

熊みたいな魔物と出会ってしまった

力の差は5倍、むりげーだこれ

とにかく生きるには何とかしなくては

魔力は三百、打てる最高火力は…火の中級『火の槍(フレイムランス)』くらいだろう

打てて三回、すべて急所で勝てるかどうか…

まあ不利だろうが賭けるしかない

「『火の槍(フレイムランス)』」

一発目は不意打ち(アンブッシュ)、急所は外さない

だが二発目、三発目は攻撃を避けながら打つしかない

「gaaaaaaa!」

「チッ、『火の槍(フレイムランス)』!」

何とか二発目も急所に当てた、あと一発

「graaaaaa」

「マズッ」

当たる、そう思ったが

「…そーいや(これ)あったわ」

人前で出せなくて忘れていたが私は吸血鬼、そりゃ羽くらいはある

「ga!?」

「何やってんだ私…『火の槍(フレイムランス)』」

しっかり三発目を急所に叩き込み、とどめを刺した

「go…」

「何とかなったか…」

まさか初陣でこんなミスをするとは…

あと

これ(熊の魔物)どうやって持って帰ろう…」

昔はマジックバッグを持っていたが今はない

「引きずって持ってくか…」

結局、片足を引きずって持って帰った

読んでいただきありがとうございます

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