吸血鬼、ギルドへ行く
外に出た、そして目の前にギルドがあった
え?なんで?
「実はこの宿屋、いい所なんですよ~」
「絶対『いい』ですましていいレベルじゃないだろ!」
「そうですね、一泊三食付きで金貨が五枚です」
えーと、金貨一枚が百万リフィンだから…
「五百万!?」
「ええ、ちょっと高いですがね」
ミア、一体何者なんだ…
「まあ、そんなことはどうでもいいとして、ギルド行きますよ」
「アッハイ」
逆らっちゃいけんタイプだこれ…
ガチャン
ギルドに入ると、そこは酒場のようだった
正面から右は酒場になっており、昼間から酒を飲んでいる者が数名いた
左側はカウンターになっており、受付では数人が会話していた
「すいませーん、この子の登録お願いしまーす」
「ミアさん、またですか」
「いいじゃない、強くなればそっちも得でしょ?」
「あなたのような人が何してるんですか、ほんとに」
「とりあえず、登録しちゃって、お金は私が」
「はいはい、じゃあ名前と職業を教えてくれる?」
「ちょっと待ってくれ、『ステータス』」
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フィア
下位吸血鬼:魔術師・剣士
Lv:1
HP:500/500
MP:300/300
スキル
全属性魔法 血魔世界(封) 禁忌魔法(封)
吸血鬼の魔力(一部封)
※(封)の文字がついたものはレベル不足です
称号
神に逆らいし者 腹ペコ娘
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まあまあ残っていたな、あと称号!
なんだ腹ペコ娘って、反論できないじゃないか!
「名前はフィア、職業は魔術師と剣士だ」
「あら、職業二つは珍しいわね」
「しかも対極の職業ですか、ほんとに珍しい」
「いやあなたの方もかなり珍しいですけどね?」
「ところで登録できるのか?」
「ええ、登録はできるからあとはカードを作るだけね」
「カード?」
「ええ、登録した内容をカードにしておくの、これがあれば町に入るとき税金を取られなくて済むわ」
「あとは身分証明になるから、高級品とか買うときに使うかもね」
「それ、ほぼほぼあなたの実例じゃない」
「まあそうね~」
「まったく、はい、これがあなたのカードよ」
そういって渡されたのは鉄の色をしたカードだった
「Eランクは鉄のカード、だからアイアンとか呼ばれたりするの」
Dは銅色
Cは銀色
Bは金色
Aは魔銀色
S以上はすべて紅血鋼
「まあSより上なんて希少ですがね~」
「あんたがいうな!」
さっきから目線があると思ったら、Sより上なのかよこの人
「たしかにSSですけどね~」
一番上のランクだったわ…
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