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手段と目的

作者: もちごめ

手段と目的がごちゃ混ぜになっている人をよく見る。

仕事、学業、趣味、その他

気づけば手段が目的になっていることはよくある。


手段、目的それぞれの意味を調べてみると

・手段:「目的を実現するための具体的な方法。てだて。しかた。」 精選版 日本国語大辞典より

・目的:「実現しようとしてめざす事柄。めざす所。めあて。」 精選版 日本国語大辞典より

と記載されている。


多くの人は、その意味を把握しており理解していると思われるが

いざ何かに取り組むとなると、その2つの線引きは曖昧になってしまう事が多い。


そこで私がお勧めする考え方を紹介したいと思う。


それは手段を以下のように考えることである。

・手段:「他の物に置き換える事が出来るもの」



あくまで手段というのは目的を達成するための"方法"であり

目的を達成出来れば他の方法(手段)を選択する事が出来るのです。


しかし目的は最終的な"ゴール"であり

目的を変更してしまうと全く別の物になってしまうのです。



例えば「誤字脱字を減らすためにセルフチェックを増やす」という人の場合は手段と目的は以下のようになる。

・手段:セルフチェック

・目的:誤字脱字を減らす


この人の場合

「ツールを使用する」「第三者に確認してもらう」などセルフチェック以外の方法を選択する事でも目的を達成する事が出来ます。


しかし「セルフチェック」が目的になってしまっていると、他の方法を選択する事が出来ません。

それは手段と目的がイコールになっているからです。


何かに取り組んでいる時、成果が出ないなぁと悩んでいる時には

今自分がしている事が「本当に手段なのか」「別の手段に置き換える事が出来るのか」確認してみる事が大切だと思います。

確認することは今までの振り返りにも繋がり、新しい問題点や手段の発見につながると思います。

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