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作詞  作者: 詩に書かれる人
82/239

これが恋と

戸締まりを兼ね備えた一本の揺らめきを

必ずなんて勿体ぶって偉そうにして

見限ることも出来ない弱さを

優しさと呼ぶには……もう


一通り傷つけた目新しい何かを

疎んじられたまま溢れて仕舞えば良いや

糸がほつれる夜から最後を

求め出すには時間……もう


「さりげなく会いたい 流石に会いたい」

君だけがそれを言えたようだから


上手く言えないけど貴女に出会えて良かった

国を跨ぐような星を繋ぐような

知らない予感が

どこまでも駆け抜け電磁波に埋もれないまま

これが恋と呼ばれるなら

のどかな息を忘れてしまった


2000年くらい前に神様に出会った

訝しげに心を閉ざしていた頃

説法や問いを混ぜ合わせても

素晴らしいのは……もう


チグハグな繋ぎ目を引き合いに出し始めた

冷たい革靴の底が擦り切れるような

ちんけな劇は終わらない

立場を逆転してみても……もう


「道なく会いたい 幾度も会いたい」

あの曲がり角の先には


上手く言えないけど貴女に出会えて良かった

国を跨ぐような星を繋ぐような

知らない予感が

どこまでも駆け抜け電磁波に埋もれないまま

これが恋と呼ばれるなら

のどかな息を忘れてしまった

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