表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作詞  作者: 詩に書かれる人
66/239

三人の、でも独りの

また独り占めした

冬鳴りのクリスマスソング

壊れて 壊して

とっておきのsomething

夜に聞くふりした

あなたに あなたと


CALL鳴り響く

鐘の音それとも金の成る木

翌る日からだんだん経って

寒暖差さえも気になって

あれから君のいない日に

決まって続ける肉体関係

肌の温もり 溢れる煙草の香水

警察24時 近づく年末年始

夢見がちな眼差し交わす二人

緊迫した後 Hotelと道路

「それではmerry Xmas」と

金と時間の切れ目が

雪ならざる若人の縁の切れ目

あの子だって誰かといたい

そう思うと胸が切ない


また独り占めした

冬鳴りのクリスマスソング

壊れて 壊して

とっておきのsomething

夜に聞くふりした

あなたに あなたと

さよならを目指した

恋とも呼ぶべきか

不思議さ 不思議だ


34 47 62とか14番

古臭い下駄箱 ロッカーキー

番台おばちゃん 眠そうに

疲労困憊 促進 聖なる日

共に洗い流す職場の愚痴

牛乳乾杯 きっと街は待たない

見知らぬ顔ぶれ争うなかれ

それでも明日は変わらない

野球の中継 サラリーマン

意気投合して

仕事を家庭に持ち込まないことも

仕事内だと聞いたmerryクリスマス


また独り占めした

冬鳴りのクリスマスソング

壊れて 壊して

とっておきのsomething

夜に聞くふりした

あなたに あなたと

さよならを目指した

恋とも呼ぶべきか

不思議さ 不思議だ


また独り占めした感覚に落ちぶれ

夏の再来かとフェアプレー

誰彼構わず元カノと会わず

予定を埋める予定に襲われ

「好きになるには時間がかかる、

でも、きっと貴方を好きになる」なんて

だいぶ慣れた常套句

「待っているからさ大丈夫」

新宿三丁目の改札 偶然

通りがかるダチと交わす

「その子なら大柄な男と、

イルミネーションに消えていった」と


また独り占めした

冬鳴りのクリスマスソング

壊れて 壊して

とっておきのsomething

夜に聞くふりした

あなたに あなたと

さよならを目指した

恋とも呼ぶべきか

不思議さ 不思議だ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ