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作詞  作者: 詩に書かれる人
41/239

桜memory

買い物袋ぶら下げて

夕闇が重なる坂の上

影は伸ばされ何処(いずこ)

身近な5月がそよいで

少しだけ前を歩いてるね

君の腕には赤い荷物の跡

僕が持ってあげると言ったけど

今晩の献立はパンドラの箱

サプライズが好きなとこ

わかってる 全部分かってる

だけど言わない方がいいこともある

ニコニコ笑って風になる

そんな君を眺めてる


瞼で繋いでいた心地良いsurround

目を瞑った方がイイね 楽しいね 明日まで

瞼で繋いでいた心地良いsurround

春夏秋冬 旬が過ぎても 一緒にいよう

瞼で繋いでいた心地良いsurround

楽しんだ方がイイでしょ? 今日くらいは

瞼で繋いでいた心地良いsurround

春夏秋冬 声に出してよ 一緒にいよう?


またもや音楽が流れる

車窓には流れるテールランプ

錆びついた心が佇む

MIXテープ バスドラムが刻む

助手席で身体を揺らす

君のテンポに調子が崩れる

アカペラならお上手

はしゃぎすぎて車体が揺れる

「おい、こら」って注意

そんな事すら嬉しそうに

鼻歌混じりの「ばかたれ〜」

ペースは君のまま 何曲目かも分からぬまま

車は看板を過ぎ右に曲がった


瞼で繋いでいた心地良いsurround

目を瞑った方がイイね 楽しいね 明日まで

瞼で繋いでいた心地良いsurround

春夏秋冬 旬が過ぎても 一緒にいよう

瞼で繋いでいた心地良いsurround

楽しんだ方がイイでしょ? 今日くらいは

瞼で繋いでいた心地良いsurround

春夏秋冬 声に出してよ 一緒にいよう?


辿り着いた 瞬間と狭間

名乗り出た 忘却と彼方

何処か遠くへ行けるなら

なんて観光名所ともおさらば

あからさますら悲しませるのは

思い出が喉に突っかかるから

君の記憶が戻るなら

なんて思えば上手くいくのかな?

「桜も緑をつけてるね」

5月の風が舞い戻る

僕はどうすればいいか不安になる

そんな表情さえも見抜いてしまう

君の優しさは相変わらず

言葉にならず微笑む

そんな今の君に惹かれている

わけ分からない気持ちが渦巻く

純愛それとも浮気 プレゼントした上着

「枯れた後も好きなんだ」

それは何の裏返し 君の手を握り返し

桜は散ったらしい 励ますのもおかしい

六月へと向かい 帰路は助手席でおやすみ


瞼で繋いでいた心地良いsurround

目を瞑った方がイイね 楽しいね 明日まで

瞼で繋いでいた心地良いsurround

春夏秋冬 旬が過ぎても 一緒にいよう

瞼で繋いでいた心地良いsurround

楽しんだ方がイイでしょ? 今日くらいは

瞼で繋いでいた心地良いsurround

春夏秋冬 声に出してよ 一緒にいよう?


買い物袋ぶら下げた あの坂道を通過した

君は君のままの寝顔だと思ったら

「前を向きな」って叱られる

君の好きな歌が流れる

僕もちょっとハモりたい

君の瞳の奥の方 吸い込まれてもいいのかも

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