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作詞  作者: 詩に書かれる人
23/239

ライフスタイル


多種類の“愛している"を武装して過ごしている

果敢に挑む勇姿 股間のチャックが緩む


ノックしたら東の海岸で

哀れな修道女が身を投げたという

「こんにちは」と波打つ音色に

彼は祈りを捧げるよ


感じたまま溢れた純情な白

寒がりな心に乗って

拭き取られても

一部の者に装着された物が

こんなにも身体を揺さぶるのに

彼女が笑うとまた再発している


見様見真似で過ごしたライフスタイルは破綻

影口が色めき立って 村八分に似た模様


滅多にないカラフルな薬

小鳥が絶賛するお得な商品です

(さえず)りしても悶えてみても

ワゴン行きは(まぬが)れない


つまらないドラマの行きずりの恋は

すぐ開いて また閉じるだけ

顔で売れている

誰もが用意された台詞の中で

状況を説明し続けるのに

彼女が泣いた訳を知ることはない


「地球が回っている」「人は死んでいく」

暫く思考が追いつかない気がして

決められた物語に逃げ込む

「地球は待っていない」「人は天国に行く」


感じたまま溢れた突発の涙

寒がりな頬を染めて

拭き取られても

全ての者に装着された物が

こんなにも心を揺さぶるのに

突き動かされるのに

わたしだけの人生で知らないことが

開示されず閉じたままだとしても

気にならないように

明け方眠る いつでも いつまでも

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