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作詞  作者: 詩に書かれる人
20/239

純情

思いがけないあぶくのように

ちょっとだけ弾んでいて

あぶくのように割れないでいて


部屋の片隅に

書き殴る落書き

つんのめって

何もできなくて

綺麗さっぱり

消えることはないけど

あなたが好き


錆びついたカレンダーには

ひしめき合う予定達

けれど大切なものが抜けている


やけに恋しくて

別に会いたくない

熱さもなくて

燃える物じゃなくて

適度に話して

緩やかに思えるほど

あなたが好き


送り合った旬のように

止まることない貨物のように

世界を走る電波のように


時計の針が

動き始めたら

この想いも

適度に変わってく

やけに年老いて

腰が曲がった頃

どうなるんだろう


部屋の片隅で

叫んだ落書き

つんのめって

何もできなくて

綺麗さっぱり

消えることはないけど

あなたが好き

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