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作詞  作者: 詩に書かれる人
181/241

初恋校則

「はい、恋をしてください」と言われて、

できるものじゃないから。

知られていない方が楽に決まっている

はずなのに

あなたならこんな愛し方を嗜めるのかな


えっと……

勇気がないことを御伽噺にして

受け取ろうとしてたんだ

つまらないよね

積み重なった本棚 どこにしまった?

見つかるのかな


大好きって言葉で空も泳げた

単純だって笑われちゃうけれど

飛行機に触れた 雲を食べた

今なら夢の中で

あなたと手を繋いで


特別に成ったボールペンも

あとちょっとで無くなりそう

あなたに貸した気持ちの在処


「えっと……返したくなったらでいい」

未解決なままで

臆病に仕舞い込んだ

つまらないよね

踏ん切りがつくなら こんな風に

笑ってられない


あなたに渡した未熟な想いは

あなたの中で温かくなるの?

誰に渡すのかな 巡ってくるかな

ひとまず世界に乗って

言い訳めいたままで


特別教室 部活帰りの雨

何事もありませんように

あなたが誰かと居ませんように

視聴覚室で学年で映画を見て

退屈そうに寝ていた

あなたを見ていた

苗字が近いせいで


大好きって言葉で空も泳げた

単純だって笑われちゃうけれど

飛行機に触れた 雲を食べた

今なら夢の中で

あなたと手を繋いで

私も寝られるのなら

あなたと夢の中で

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