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作詞  作者: 詩に書かれる人
129/242

バスはどこかに辿り着く

辛いことって、

簡単にさ、

明日に持ち越しちゃうんだよ。

途切れ途切れ

点と点で天と地を分けてみる

草先からてんとう虫が

天までかけていく

横転して好転を狙うのさ

反省もない加点式

点呼は、もうじゅうぶんだろ?


例えば終点に向かうバス停

イルミネーションも片付けられて

薄暗い静けさ

まとめられてしまう夜の淵

利き腕じゃないほう停止位置まで

まもなく素直な子供が降りる

悴んでも良くて

満点の人並みにもみくちゃに


アグレッシブです

そう言いかけて早三年

過ぎ去る月 見守る太陽

貴方はどう思うの?


途切れ途切れ

相応しくない広告も斑

空けたっていいじゃん

人生の空白と記憶


「担当さん、はい、分かってます」

「ほんと?」

「来週までには終わらせるので」

「昨日も聞いたよ」


例えば終点に向かうバス停

イルミネーションも片付けられて

薄暗い静けさ

まとめられてしまう夜の淵

利き腕じゃないほう停止位置まで

まもなく素直な子供が降りる

悴んでも良くて

満点の人並みにもみくちゃに


いつかは終点に向かうバス停

誰かと一緒に乗り合わせるの

薄暗い静けさ

空気清浄機も拭えないか

利き腕じゃないほう停止位置まで

まもなくやっと僕が降りる

悴んでも良いんだよ

満点の突き当たり

薄暗い静けさ

ようやくやっと僕が降り立った

でも、いつかは終点があって。

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