表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作詞  作者: 詩に書かれる人
126/239

警報

記号論理 気温高めの頭痛のせい

無自覚に矢印が差し出したんだ

革靴すり減らし見違えた雄

どこまで行ったっけ もう分からないや


真実なら携帯の奥

四六時中握り締めて

大事な人の手が空いた


ずっと夢を観ながらさ

生きていけると思っていた

がむしゃらに 溢れんばかりの熱意で

考えたその日から

抗体が産声をあげる

21世紀の続きは警報を鳴らしている


ネクタイとスーツで停止位置の心臓

カレンダーを何回も更新 着替えなくちゃ

欠伸と涙目を犠牲にしながら

今回も後悔を後退させてしまった


釣れない可愛い子ちゃんの

胸の鍵を持っていたって

そのやる気はないんだもんな


誰かの眼を借りたら

人並みに僕がいた

幸せな人達を眩しそうに

肩を叩かれてしまう

交代が目前に迫っている

紅の車窓飛び越え口車に喜びアクセル


ずっと夢を観ながらさ

生きていけると思っていた

がむしゃらに 溢れんばかりの熱意で

誰かの背中を押した

警報がホームを忙しなく

誰も悪くない ただ偶然が拾っただけ

考えたその日から抗体が産声をあげる

僕が生きているだけで

誰かを傷つけたとしても

21世紀の続きは警報を鳴らしている

忙しなく ただ鳴り続いてく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ