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作詞  作者: 詩に書かれる人
112/239

夢鑑定

思い込みがあわよくば暴れ出して

期待だけ泡のように溢れ出して

君とだから眩しそうに

空を見たいんじゃない

狂おしいほど情けなくて


目に見えないサイレンがこだまして

幾度も反射した心地よさで

一日がかりで写生した

靴擦れの足跡

消せはしなくて もどかしてくて


ブサイクな価値観で無理に走らされている

空き缶と舌打ちが真っ白い夢を溶け出す

「でもいつか」容易い希望が

マイセルフ

助け出してくれる

「そう信じて」


近頃は失敗ばっか数え出して

ちっぽけな栄光を帳消しにして

「ケ・セラ・セラ」が首を絞める

無茶な綱渡り

味気ないなら やめてしまえ


「同じ時間 同じ場所 同じ人

いつも通り小言で愚痴を言っている

ドシドシと歩き出して

肩がぶつかる」

めんどくさくて謝った


涙の雪化粧溢れるとある街角

カップルが抱き合い幸せを撒き散らしている

「でもそうか」近そうな観測が

マイセルフ

嫌いだったんだ

「怒り抱いて」


笑顔の厚化粧崩れる街角

人混みに揉まれて

もういっそ孤独を強く抱き寄せて

「でもそうか」遠そうな予感がマイセルフ

寂しかったんだ

ブサイクな価値観で無理に走らされている

空き缶と舌打ちが真っ白い夢を溶け出す

「でもいつか」容易い希望がマイセルフ

助け出してくれる

「そう信じて」

「まだ走っている」

「でもいつか、そういつか、」

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