1話『理解不能』
始めまして、Leve-talutoと申します。
元々はハーメルンというサイトで二次創作を書いていたのですが、一次創作を書こうと思ってこちらのサイトで書かせていただきました。
駄文ですが宜しくお願いします。
*《注意》この作品は深夜テンションによって生まれた産物なので意味不明な部分があります。それでも、構わないと言う方はどうぞごゆっくりしていって下さい。*
目が覚めて意識が朦朧とするなか、身体を動かそうとすると足は動くが、手首が全く動かない。恐らく、手錠か何かの拘束器具で手首が固定されているのだろう。この時点で既に最悪だが、更に最悪な事にこの場所自体が暗く何も見えない。
「どうしてこうなった?」
そんな言葉を出しても答えてくれる者は誰も存在しない。全然意味が分からない、意識が無くなる直前まで何をしていたのか、そもそも何故こんな事をされているのか、理解が追い付かない。暗闇のせいで段々と焦りが出てきた。状況が全く掴めずに、頭を悩ませて居たら、ふと近くで物音が『ガシャッ・・・ガシャ』聞こえ始めた。。今の状況では余りにも不気味な音に不安を感じながらも、その音の正体を確認するために意を決して、少年は声を出した。
「おい、そこに誰か居るのか?」
しかし、返事が帰って来ない。それどころか、どんどんと音が大きくなり始めた。そこで、少年は一つの考えに至る。
(まさか、人が居るとかじゃないだろうな?)
万が一の可能性だが、そこに人が居るとして考えられるのは、俺と同じように拘束されており、なおかつ口が塞がれている。唯一動かせる部分を動かして物音を立て手首周りに人が居るのか確認していたんだろう。だから、さっきの声に反応して音を大きくしたのだと思う。
(俺以外にも、人が居たんだな。)
少年は心の中でそう思いつつ、ほんの少しだけ希望が出てきた事に安堵し、この暗闇から抜け出すための策を考え始める。まず、隣に居るで在ろう人物をどうやって助けようかと、少年は策を練り始めていた。
━〇━
椅子に腰かけている少女は笑顔で足をバタバタとさせながらこう言った。
「いやー、楽しみだなー?早く脱出しないかなー?」
目の前の鏡を見ながらそう呟いた。そして、その鏡の中に居る少年に悪魔のような微笑みを向けるのであった。
駄文ですが面白かったですか?
宜しければ、誤字脱字の指摘をお願いします。
それでは、次話(やるかどうか微妙)でお会いしましょう。