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詩、紡ぐ場所(α)

小粒な詰め合わせ@Vol.16

作者: 蒼井托都

■救いの手と手■



救われたいから救いたいのだ


誰かに差し伸べるこの手は


誰かに差し伸べてほしい証


偽善に目を背けたいけど


これが本当の自分なのだ


認めて 拒んで 足掻いて 呑み込む


誰かに笑った分だけ笑いを求めて


誰かに構った分だけ救いを求めて



嫌ならやるな


認めて求めろ




■さまよいびと■



大人になることは


嬉しくもなく 悲しくもなく


ただ生きていく上での通過点


そう思えていたらよかったのに



穏やかな夜明けを願って


残酷な答えが返ってくる



もうヒントは無いよ


道端に落ちているそれを探して


もうシナリオは無いよ


道端に散らばってるそれを拾って


生まれ持った魂の階段


紡がれる時の試練



終着点は誰も知らない




(C)Aoi Tact


ちょっと苦さが前に出てる詰め合わせになっているかと。

自分の中にある“偽善者”的要素に向けて、皮肉るように書いていたような覚えがあります。

たまにこういう、自分に自分で詰問したり、発破をかけたりするような詩を書くことがあります。

だいたいネガティブな方向に向かっている時に書くことが多いですが、なぜか詩として形にした後は吹っ切れる、不思議な習慣です。

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