第四十五話 SHINDO、その十三 「解脱」 (脳緑髄、大ボス、ピクシーズ~畜生類)
どおりゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→死頂 脳緑髄巨大なる角柱
↓
「DOOOOOOOOOOOOOOOOOOOONNNNNNNN」
↓
「うぐふあああああ!!!」
↑
脳緑髄
↑
真なる覚醒者、浪藤吉藤吉浪の三位一体のひとつ
↓
「・・・・・・」
↓
「・・・・・・」
↑
シンドー
↑
謎の中年、シンドー無口
↑
「なんという・・・・・・」
↑
武将、脳緑髄
↓
・・・・・・
↓
厭な目覚めだぜ・・・
↑
珍しい現象だった・・・真なる覚醒者たる浪藤吉藤吉浪が、あろうことか冷や汗を纏わり着かせながら目覚めた・・・・・・
↓
「ここは胡蝶の夢の何層めだ!」
↑
武将、脳緑髄
↓
「ふん・・・」
↓
「寂滅」
↑
武将、脳緑髄の最終コマンド・・・
↓
涅槃に到達するためのコマンド
↑
しかし・・・
↓
ここSHINDOはいわば涅槃への煉獄である・・・
↓
然るに煩悩の攻略・・・最終ボスとなったピクシーズの討伐なくしてはやはり涅槃への到達はない・・・・・・
↓
・・・・・・
↑
しかし・・・
↓
意想外にも・・・
↓
「・・・・・・」
↓
「やれやれだな」
↑
武将、脳緑髄
↓
武将、脳緑髄はシンドー無口を見遣っていた・・・・・・
↓
「テメエ・・・」
↓
黙狂・・・
↑
武将、脳緑髄は心の底から独り言ちた・・・そう、心の底にて・・・・・・
↓
コイツがもしただ、黙狂という理由だけで喋らないのであるなら、コイツはもうすでに、解脱している・・・つまり、コイツの頭蓋骨をカチ割ってしまえば、俺は涅槃へ到達できるのだろう・・・・・・
↑
ここで、クーーーーーーーーーーーイズ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
↓
さて、脳緑髄の世界の魔境に潜んだ大ボス、ピクシーズを、真なる覚醒者たる、浪藤吉藤吉浪の脳髄の化身、武将、脳緑髄は、謎の中年、シンドー無口と共に、道中、探し歩いておりました・・・
↓
しかし、銀色のかたつむり、という禅問答に答えなどなく、いつの間にか武将、脳緑髄は何度も何度も眠りこけてしまうのでした・・・・・・
↓
しかもタチが悪いことに、目覚めに対して夢の潮流の速度が上回っているので、結果的に夢中の夢はインフレを起こしてしまいました・・・
↓
これでは、せっかくの覚醒も、結局夢に過ぎません・・・・・・
↓
さて、何を思ったのか、大ボス、ピクシーズを討伐するどころか、夢に捉えることも出来ていないというのに、真なる覚醒者、最終コマンドの寂滅を選択してしまいました・・・
↓
イケマセン・・・
↓
これではますます夢中の夢を増やす結果にしかならないではありませんか・・・・・・
↓
そこで、夢の管理人は考えました
↓
夢の世界の人口密度が高くなりすぎて、このままでは財政が破綻してしまう・・・
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すなわち夢の住人より性的衝動や、性情動を奪うことで、生殖活動をこの世から喪失させてしまったのです・・・
↓
なあに心配することはないのです・・・
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これはゆめ物語・・・うまくいかない訳がありません・・・
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みるみる人口は減少し、セックスや接吻や愛や接触の無い世界などすなわち・・・心は死んでしましいました・・・・・・
↓
はい、青臓、黄丹立腺、すなわち、大ボスR.E.M、ソニックユース、討伐!
↓
あとはピクシーズのみです・・・
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ココロも性も無い世界なんて理性が保たれるわけがないでしょう・・・
↓
狂気・・・脳髄の崩壊ももう、時間の問題ですよ・・・
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そうですね。默狂なんていかがでしょう・・・・・・
↓
そこのおじさん??
↓
「・・・・・・?」
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そうですあなたです
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「・・・・・・・」
↑
シンドー無口
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「それにしても珍しいこともあるもんですね」
↓
「皆さん、見ましたか?シンドー無口が反応しましたよ・・・・・・」
↑
「さあ、これが最後のクエスチョンです。シンドー無口の反応は、理性の残滓でしょうか・・・それともただの脊髄反射なのでしょうか・・・」
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「面白いですね~・・・」
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「まるでドグラ・マグラじゃあありませんか・・・」
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すなわちシンドー無口、彼に割り当てられた部屋割りが、脳髄のうちの脳であるのかそれとも脊髄であるのかによって・・・彼らの運命は左右するのです・・・・・・
↓
「シンドー無口はいいお得意さんですよ・・・いうなればセレブ・・・しかも成金に近いようなセレブリティですよ」
↑
いったいどういうことなのか・・・詳しく聞いてみた・・・
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「彼は高層マンションの最上階に住んでいます・・・賃貸ですが驚くべきことに85年分の月々の家賃をすでに収めている・・・はっきり言って分譲にすれば・・・?というレベル・・・しかし彼は尚驚くべきことにそのマンションに一切足を踏み入れません・・・」
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なんということでしょう・・・
↓
逆に!!
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下手をすれば部屋の劣化に直結しかねません・・・
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「それを恐れて途中から年に四度だけ清掃業者を入れさせることを承諾していただきました・・・無論快諾です」
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補足となりますが、默狂たる彼の、默狂に陥る以前に任命した彼の代理人による一存であります
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「さて、すなわち彼の住んでいる部屋でありますが・・・言語野でございます」
↑
カンカンカンカーーーーン
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シンドー無口は、ガチですね・・・・・・
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シンドー無口の頭蓋骨をカチ割ってしまえば、涅槃は訪れる・・・
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そして武将、脳緑髄は、大ボスピクシーズを探している・・・
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更には、ピクシーズさえ倒してしまえば涅槃到達は間違いない・・・
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つまり・・・
↓
シンドー無口の頭蓋骨=ピクシーズという図式は成り立つのではないでしょうか??
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脳緑髄は迷いなしにシンドー無口の頭蓋骨を叩き割っていた・・・
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「胎児夢臨終走馬灯」
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死頂←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←
←←←←
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死夢頂寂
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「グハアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」
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脳緑髄、大ボス、ピクシーズ
↑
SHINDOより大ボス、R.E.M、ソニックユース、ピクシーズは討伐された!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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GUHAAAAAAAAAANNNNNNNNNNN
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A10神経と脳幹の接するところ・・・武将、青臓・黄丹立腺・脳緑髄が介する
↓
UGAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!
↓
真なる覚醒者、浪藤吉藤吉浪
↓
右龍と左升
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PITAAAAAAAAAAAAANNNNNN
↓
真なる覚醒者の影、升龍
↓
「・・・・・・」
↓
「さてと・・・」
↓
「ジジイ、最後の仕上げだ・・・・・・」
↑
真なる覚醒者、浪藤吉藤吉浪
↑
「おう・・・望むところじゃわい・・・」
↑
真なる覚醒者の影、升龍
↓
・・・・・・
↑
「はっ」「はっ」
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默狂・・・・・・
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セレブマンションの最上階、言語野を85年分支払いながら、一度も足を踏み入れない謎の中年シンドー無口・・・
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彼の生き様は、真なる覚醒者の光と影とのふたつの巨星に、更なる深みと高踏さを与えていた・・・・・・
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さて・・・・・・宇宙を定義づけて久しい加速的膨張と闇黒エネルギー。そのふたつの壮大なるエネルギーに匹敵する境地へと・・・ふたりは今、突入しようとしていた
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すなわち・・・
↓↓
涅槃!!!
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さあ、SHINDOは攻略された!!!
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・・・・・・
↑↑
無音の境地
↑↑
・・・・・・
↑↑
真なる覚醒者の光と影には、最後の・・・透明なる視野が広がっていた・・・・・・
↓↓
すなわち、かつて、百三十八億ターンの死闘を繰り広げた畜生類の透明なるヴィジョンである・・・・・・
↑
思えば、畜生類との永遠なる格闘の果て・・・無限の格闘に終わりを告げるためにも涅槃への到達が絶対条件であった・・・
↑↑
そしていま・・・
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真なる覚醒者の光と影は、宇宙最強モンスターである畜生類を撃ち破らんと、当の畜生類の内側・・・すなわち涅槃の境地から、ロックオンに移行した・・・・・・
↓↓
「さてと」「いくわい」
↑↑
真なる覚醒者、真なる覚醒者の影・・・
↓↓
いざ・・・・・・
↓↓
「死夢頂寂!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
↓
パリイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
↑
畜生類が・・・宇宙最強モンスターたる・・・畜生類が・・・・・・!!!
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あたかも地面に落下した薄いガラスのように・・・・・・
↓
粉々に砕け散って消え失せたああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!
↑↑
BAAAAAAAAAANNNNNNNNN!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
↓↓
「・・・・・・」「ふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっふぉ」
↑↑
真なる覚醒者、真なる覚醒者の影
↓↓
「やれやれだぜ」「正義は勝つじゃ」
↓↓
!!!!!!
↓↓
斯くして、真なる覚醒者、浪藤吉藤吉浪と、真なる覚醒者の影、升龍との、最強のモンスターとの激闘は、幕を閉じた・・・・・・!!!!!!
↓
「・・・でじゃが・・・何か忘れとらんかのう・・・光よ」
↑
升龍
↑
「知るか」
↑
藤吉浪
↑
「白々しいやつじゃのう・・・」
↑
升龍
↓
ぶちゅううううううううううううううううう
↓
「おええええええええええええええええ」
↑
藤吉浪
↓
斯くして斯くして・・・
↓
ふたりのシンクロ率は100%到達を遂げ、めでたくふたりはそれぞれの道へと帰還することと相成った
エゴサ↑チ「熱闘」
↓
完
↑
「やれやれだおえええええええええ」
業苦
↑
・・・・・・
↓
手を合わせる三人・・・
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「死んじゃったね」
↑
空林
↑
「お主が業苦の分まで力一杯生きて行くのじゃ」
↑
升龍
↑
「はい!師範」
↑
空林
↑
「おい」
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浪藤吉藤吉浪
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「いろいろ、世話になったな」
↑
「・・・・・・」
↑
升龍
↑
「ジジイ!テメエが黙り込むなんてふざけてるんじゃあないぞ・・・」
↑
藤吉浪
↑
「グスン・・・スマンのう・・・別れとは辛いもんじゃのう藤吉浪よ」
↑
「師範!場所を移しましょう・・・このままでは業苦がいたたまれません」
↑
空林
↑
「藤吉浪~~~~~~~~」
↑
升龍
↑
「抱きつくんじゃあないぞ!!気持ちの悪い!!!」
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藤吉浪
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「二人ともいい加減にしてください!!!」
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空林
↑↑
「俺は関係ないだろうが!!!」「なんじゃい一度死んだくらいで!!!わしらなど数万回死んどるわーーーこの死に初心者が!!!・・・」
↑
・・・・・・
↑
まったくもう・・・やれやれだわ




