萌えって・・・なに?
萌えって・・・なに?
「萌えってなんだろなぁ」
私は神無月 妹小学4年生。
私は今「萌え」と言う言葉が何か考えている。
「う〜ん、わかんな〜い」
やっぱり分かんないです。
こうなったらお兄ちゃんの部屋に突撃です!
ちょうど今、お兄ちゃんはお友達の所へお泊りです。
「よーし!今からお兄ちゃんの部屋に突撃♪」
なぜお兄ちゃんの部屋かと言うと、いつも夜になるとお兄ちゃんが
「萌えぇぇぇ」って叫んでいるのです。
と言うことで、ベッドから降りて「どこでもドア」は無いので
普通のドアを開けておとなりのドアを開けばお兄ちゃんの部屋です。
さっそくお兄ちゃんの部屋で何か「萌え」が解決されるような物を
探してみたいと思います!
「まずはどこから探そうかな♪」
探すと言っても、どこから探せばいいのかわかりません。
その時「ピキーン!」(漫画がで言うひらめきです)となったのです。
「あっ、そういえばベッドの下には何か隠し物を隠す場所って
聞いたような気がする」
さっそく実行です。
「あれれ?なんでベッドの下に隙間が無いんだろ?」
そうなのです。なぜかお兄ちゃんのベッドの下には隙間が無いのです。
「あっ!何かいっぱい物が詰まってる」
何かいっぱい物が詰まっていたようです。
「よいしょっと」
取ってみるとそれは何かお医者さんごっこと書かれていて小さな女の子が
写っていました。
「なんだろこれ?」
分からないので後でお母さんに聞いてみることにしました。
さて、今は「萌え」が何か解決するまでがんばらなくちゃいけません。
「う〜ん、ベッドの下にはこれと同じのばっかりだ」
と言うことで他の所も探してみましょう!
その時に後ろを向くと、そこにはさっき見た絵と同じ様な絵がパソコン
に写っていました。
「パソコンの中に何か解決するような物があるかも」
「はっ!しまった!私パソコン使えないんだった」
そうです、私はパソコン使えないんでした。
「う〜ん、気になるけどやめとこう・・・・やっぱりやっちゃえ♪」
パソコンが使えないと言っても「まうす」を動かして「くりっく」
ぐらいはできます。
「適当に動かして、くりっく!」
すると何か真っ白な所に文字がいっぱい並んでいます。
「え〜と、萌え日記?」
「なになに、今日、俺は魔法使いロリリちゃんに萌えた。って書いてある」
これはなかなかいいヒントになりそうです。
次に本棚に捜索ポイントを移します。
「うわ〜、いっぱい萌えって文字が並んでる」
これはどこから手をつけたらいいのか分からないぐらい萌えがいっぱい並んでいます。
「え〜と、萌え辞典?こんな時に萌える?萌えキャラトップ10?」
意味不明な言葉が並んでいます。
と、その時「ピンポーン」とチャイムが鳴りました。
「えっ??お兄ちゃんはお泊りのはずじゃ??」
家にはお母さんとお父さんがいるので後はお兄ちゃんだけです。
「ヤバイ!!っつ〜か激ヤバってかんじ〜」(お前誰だよ!)(第三者&ツッコミ役)
自分の部屋に帰ろうとしたその時はもう遅かった。
「ん?何してるんだ妹?」
これは言い訳できなさそうです。
「え〜と、え〜と、その、も、萌えが何かを知りたくて・・・・ごめんなさ〜い」
私は今にも泣きそうでした。
「そ〜か、それでお兄ちゃんの部屋を探してたのか」
「・・・うん」
泣きそうな私にお兄ちゃんは優しい顔で「萌えは分かる人にしか分からないんだよ」
と言ってフフと笑いました(ってかキモッ!!)
「そうなんだ」
これで納得しました。(これだけで?)
「萌え」は分かる人にしか分からない事を知りました。
「あっ!そ〜いえばこれお母さんに見せようと思ったんだけど」
そう言うと私はさっき見つけた箱をみせました。
「え?どこで見つけた?ってかダメ!!」
そんなこんなで「萌え」と言う言葉は不思議だな〜と思いました。
解決!!(解決してね〜)