第45話 諏訪岡湖大迷宮二階層
疲れを残さない様に、早めに寝た翌日の朝だと思うが薄暗いから分からないが、朝食を終わら全ての準備等を済ませてから出発、トムと来た時と何か違う気がするが先を進む、たまに鰹が跳びはねそして二葉さんや望月さんに向け、何故か向かって来るが二人は平然と避けるので、迷宮の地面に激突し自爆死した鰹をなずなさんと茅原さんが回収する、何か前の私とトムの行動が馬鹿らしく感じるが、だがトムと歩いたルートとは違うのは確定して良さそうだ。
何故なら、この先にT字の水路や道は前回は無かったからだ、まあ今はお馬鹿な鰹君を回避しながら回収し、進んでるが暫くしT字交差点が見えて来たら鰹が降っては来なく成った、たまにT字でぶつかる水飛沫が雨漏りの様に降っては来るが。
「海水に濡れたくないね」
「海水が髪に付いたら海水浴では在りませんから、早めに髪を洗わないと髪が痛みますからね」
何故か二葉さんと望月さんが、私に向きながら言う心意が分からないが、「そうだね」と一応返答しといたが何故かなずなさんと茅原さんは首を傾げる、そこは望月さんが説明したら何故か二人も、私を見て何か言いたげだ………なんでやねん。
濡れてない場所を見つけ、そこを私が先頭に一列に通り過ぎてさらに歩き、水路が無くなる手前にまた魚の骨が砕かれた残骸が、また彼奴らが居るかもだから四人に警戒と自動防御盾の金剛盾を、望月さんと茅原さんに頼み四人装備状態にし、私は影豹が現れた時の為に金剛盾を生成しなかった、マジック・イージスフィールドの方が大群に対し、四人を守り易いのもある。
あと薬草が此方は生えてはない、淡い光を放つ苔は生えてるけど宝箱や罠は無い、さて更に進み罠が無いとは言え魔物と言う罠は在る、そう影……………あれ? 現れないな、影豹の気配や反応すら現れないなが、この先に何故かアレが居る様だ。
〈マスター、居ますよ極悪タイガーとブラックタイガーが数体ですが〉
なんか久々に登場だね、クレアさんや。
〈何故か、登場する機会を減らされてる気がしますわ〉
※気のせいです。
さて影豹が出ないし、極悪タイガーに集中して戦おうか、まあ頭とか硬いから打撃で頭を砕き倒すのは難しい、十手が曲がってた位だからね。
「トムに渡した十手が、使い物に成らなく成って帰って来たのが、懐かしいな……この先に居るモンスターに」
「「「「え″!?」」」」
四人は四人共に違う何かを想像した、それはまだ見ぬ強敵に対する恐怖に成ったが、雅史の一言に二葉と望月は想像が変わる。
「ブラックタイガーが、また居るとは」
「「海老?」」
「エビでは無いな、まあ直ぐ分かるよ」
「え?」
何故かガッカリしてる二葉さんに、ほぇ~としてる望月さん………まあ金剛盾でもタックルには、二人を護る事は出来るか分からないな。
「高級な毛皮さん達が、お待ちかねだな」
「「「「高級な毛皮!?」」」」
因みにまだ加工してないが、またフリーズデッドで心臓を凍らせて倒そう、今度は前とは違い最初からリミッター解除して倒す、身も蓋もなく倒す………あのブラックキングタイガーを、戦車みたいな名前のアイツをね………またボスだろうし。
「さて行こう」
「雅史さんに鍛えられたし、昨日よりも私は強く成ってるはず」
「私もですよ、二葉さん」
「私もですよ」
「………………」
なずなさんは分かり易く、足が震えてるがなずなさんには狙撃に徹して貰う、望月さんには仲間のバフや回復に防御支援を任せ、中距離攻撃は新しい武器の二葉さんと茅原さんの、二人に担って貰う。 リーチの長い武器の二人には、望月さんとなずなさんの守りに徹して貰う、そして暗い中オラオラしながら現れる極悪タイガー、何かチンピラにしか見えないなオラオラ感が。
「「「ヒィ!」」」
何故か二葉さんだけ、悲鳴を上げない………足はプルプルしてるが、さて戦いの始まりだ、私は現れた五体の極悪タイガーと更に走り来てる様な、スピードで接近してる反応が来る前に新しい魔法を展開する。
「ライトニング・フィールド!」
【ライトニング・フィールドとは】
水魔法上級の雷属性の、カウンター式稲妻のドーム型の攻撃型防御魔法、フィールドに触れた相手に稲妻のダメージを与える、麻痺の効果をステータスの成功確率により与える。
飛び掛かって来た、極悪タイガーに遅れて走って来たブラックタイガーが、とんだ火に入る夏の虫の様にわざわざ来てくれて、フィールドに当たり感電してる様にじたばたと空中に、暴れてる様に見える。 まったく即死はしてないが、痺れたりダメージを受けたがまだ虫の息でも、死なないで踏ん張ってる感じだ、あとブラックタイガー八体も麻痺したのは計算外だ。
「今だよ、トドメ」
「「「ハイ!」」」
毛がアレだが、売ればそれなりに四人は数ヶ月働かずに生活出来る、まあ値崩れしなければだがあのギルド長が来なければ、更に平和だろうな…………あの男漁りや食いのマンハントマスターがね。 倒したブラックタイガーと極悪タイガーは、四人に回収を頼んだ………私はブラックキングタイガーを倒したいし、後で二体分を加工して玄関マットにしとこう、私が好きなのはネコ科より猫なんでな。
四人が回収を終わる前に、次はブラックタイガーが再び三体現れたので、アイスショットとマルチロックを使い迎撃、更に反応八体が来てるので四人が回収が終わるまで迎撃は私がする。 私が倒したのは自動回収され、次の八体も迎撃して四人が回収を終え先を進んだ。
「意外に重かったわね、智乃」
「そうなんだね、なずなちゃん」
一人ブラックタイガーと極悪タイガーを、トラベル鞄に魔物死体を押し込むのに苦労してた、因みに残り三人は吸い込み式だったりするので、なずなさんよりは労力は掛かって無い。 移動や誰がどれを入れるかを、話し合う時間が掛かってた三人だが、別に全部四人の報酬にすれば良いのに。
そして再び戦うが、フリーズデッドを最初からリミット解除して使い、五発のフリーズデッドで心臓を二つ凍らせて、ブラックキングタイガーを前回はトムの活躍があったが、今回は魔法で制圧した。 だがそのせいか、宝箱は金の宝箱一つしか現れなかった、しかも宝石が沢山入ったジュエリーボックスが四つ、私は四人に宝石を譲った…………まあ前回色々手に入れてるし、私的に問題はない。
再び転送魔法陣に入り、諏訪岡湖大迷宮三層に来た、クリスタルから淡く光る灯りと、前回とはまた違う広い通路はトムと歩いた場所とは違う、だが海水が前と同じく流れてるのは同じだ。 そして少し遅いが、私達は昼にし地下三層で一休みするのは、この先にまた強敵の魔物ボスが居るかも知れないからだ、こうしてゆっくり昼休みを取りこの先に進む為の休息を取った。
…………そして、動き出す聖ルーン騎士王国。
「ルーシエたん……」
「ルーシエたん禁止ですわ、お父様!」
聖ルーンの王都に在る城で、金髪の貫禄の在る佇まいとややチョビ髭の、現国王クロノ・セイルーンと白金色の美しい髪に優しい眼差しに、娘には無い妖艶で胸も平気的に大きい、基本呑気な無害そうに見える第一王妃ミリアナ、そしてその両親の娘であるルーシエ。
「まあまあ、ルーシエたらまた怒ってると、お見合い話しが無くなるわよ」
「お母様、お見合いはお父様が握り潰してるだけですわ!」
ルーシエは、怒りを実の父であるクロノに向けるが、クロノはまったく反省も悪びれる事も無く言う。
「だって、ルーシエたんを嫁にだしたくないんだもん」
「良い歳をして、「だもん」とか言わないで下さい!」
頬を膨らませ、クロノを睨むルーシエとまったく懲りない、此がセイルーン王家の日常である。
「クロノは、ルーシエを過保護過ぎますからね」
「だってミリアナよ、可愛い家の娘を傷物にされたくないからな」
「私は貴方にされましたよ」
「……………」
たまに反撃するミリアナ王妃、因みに王妃は三人居て全員クロノを尻に敷く強者である、そしてミリアナには色々と弱いクロノであり、ベッドではクロノは無敵に近いが口喧嘩には勝てない、それでも最愛の三人の妻には感謝と愛情は決して忘れないクロノである。
「でも、ワイルドな貴方は私は好きよ」
「ミリアナ………好きじゃよ、そう言う素直なお前は」
「…………また始まったわ…………」
熱々に見詰め合い、そして濃厚なキスがルーシエの前でイチャイチャしながら開始する、毎度な光景に結構嫌気ともう諦めを感じるルーシエだった、そしてこの部屋の奥で我関せずと呑気に、執務の経験を積みながら双子の姉が呼ばれ、何故か姉のプリンセスガードの騎士ではなく、戦闘メイドとうんざりしてる口が悪いし態度も悪い、初代国王が勇者だった時の神官の血筋の金髪でボーイッシュな短髪の、現聖ルーンの聖女の一人リアが居る。
「何であんなガサツなのが、居るのかな?」
「うっせーよ! ミリアルド!」
リア・ソーマ・リアデルに睨まれながら、この国の王子であるミリアルドはルーシエの双子の弟である、姉のルーシエやエリエリスと同じく十五歳で、リアは二つ年上で三月に誕生日が過ぎたばかりだ、ミリアルドは双子だが此方は銀髪に近いブロンド髪で見た目、爽やかな好青年に見えるシスコンである、一応王族の気品と見た目に騙される女性が多く、姉や腹違いの妹に何かあれば本性を出して敵意を剥き出しにする、しかしルーシエや母ミリアナや他の王妃には弱い欠点を持つ、しかもミリアルドは今は違う婚約を解消してるが、エリエリスと一時は婚約者にされてたりするが、諸事情によりエリエリスとの婚約はとある二人により、解消の事と成った。
因みにクロノ王は現在三十五歳、ミリアナと第二王妃は一歳下で第三王妃は若く二十五歳である、因みに第三王妃は他国から嫁いだ経緯がある、因みに現在懐妊中の第三王妃のクリミア王妃は、やはり姫を産む為奇跡のミリアルドしか現在も少し未来も、王族の後継者はクロノの弟のルドルフの長男である、ガルハルドと王子のミリアルドだけである。
因みにそのミリアルドの親友であり、片腕のガルハルドは宰務の能力は高いが野心はまったく無い、逆にミリアルドが王位を継がないならミリアルドと共に何処に行こうと、付いて行き半身の兄を支える弟の様な献身的なガルハルド、まあガルハルドはミリアルドを本当の兄の様に慕う、ミリアルド信者的な心事の少年である。
そしてエリエリスはそのガルハルドの、双子の姉でありガルハルドの行動にドン引きをしてるが、父が何も言わないので放置をしてる、ガルハルドとエリエリスは同じく蜂蜜の様に美しい金髪で、母ルリエリスの美しい金髪の遺伝子が強く、だが性格は父親に近くルリエリスとミリアナの策略に、ルーシエとエリエリスは旅に出る事に成る。
「アナタ、今日はそんな話では無いでしょ」
「でもなミリアナ、噂の真意を確かめる為と、大和神国との同盟の使者にルーシエたんを旅に出すのは、ワシは余りのり…………すいません黙ります」
「宜しい」
どっちが王で王妃か分からない、パワーバランスがセイルーン王家の現状であり、ルーシエの事に成ると更に立場がこの頃弱いクロノ王である。
「あの噂ですわね」
「そうです、大和神国でスピード出世してる噂の冒険者です」
「私も気には成ってましたわ」
ルーシエはニコニコしながら、内心では跳び跳ねながら初めての両親が居ない、外交での外遊に心が踊ってるが背後からのプレッシャーに、ルーシエはビクッ! としながらも父から離れられる喜びと、初めて行く国に結構舞い上がっていた。
「では、花嫁レッスンはお休みですわね」
「そうね、外交の礼儀チェックはされるけどね」
「………………」
ルーシエは背後のプレッシャーに、更に寒気を感じる。
「メイド長、ルーシエのマナーチェックを厳しめにね、あとアレもね」
「はい、王妃様のご命令のままに、畏まりました」
恭しくメイド長リーリアは深く美しい立ち振舞いで礼をし、そしてルーシエの護身術や魔法の教師にして、プリンセスガードのヘクターの初恋の元恋人にして、ミリアナに見込まれルーシエ付きの武装メイドの隊長として雇われてる。
王妃直属故、王のクロノに命令指揮権は無いがクロノは妻を信用してる為、まったく口を出す気はないが後に此が、クロノにとってしくじりに成るのだったが、ミリアナとルリエリスの思惑が違う形で成功する、まさかの武装メイド隊が一人の男に心酔する事態に成るとは、この時まだ誰も知る術はない。
そしてルーシエは、母ミリアナと父クロノの命により従姉妹のエリエリスと、口が悪いが素直ではないだけで基本優しい、年上の幼馴染みのリアも同行する旅の準備に入った、まさかのリアが日本からの転生者とはまだ幼馴染みなのに知らない、ルーシエとエリエリスだった。
因みにリアは、別にハーレムな世界でも気に入らないと、身体も心も許す気はないがまさかのデレ期が後に来る、リアすら予想しなかった事態は後に来る。
そしてルーシエ達は、雅史が諏訪岡湖大迷宮を攻略し更に事態が変わり、更に猫精霊のトムが二つ目のダンジョンを途中まで、攻略したと話が各国の冒険者ギルドに回るのは、雅史達が諏訪岡湖大迷宮の攻略した後の話である。
そして動き出すルーシエ一行、外交外遊の名の元にルーシエの魔法座学は厳しさを増すのだった、スケジュール調整や外交の大和神国のマナー、外交通訳用のアイテムの手配や、外交特使の先行隊を派遣し挨拶回りをする。
そしてそのトムは、雅史の帰りを待つのだった。
次回に続く。
作者∶さて次は大迷宮地下三層攻略です、あとエビは出ませんよ。
高貴なL様∶出しなさいよ! ブラックタイガーを!
作者∶店に行って、買ってきなよ。
高貴なL様∶新鮮なのが食べたい!
作者∶伊勢に行ってきな。
高貴なL様∶旅費頂戴。
作者∶嫌だ!
高貴なL様∶ケチ!
作者∶それはさて置き、そろそろ諏方岡編も終わりが近いです。
高貴なL様∶突然過ぎるわよ、まあそろそろ進めないと、飽きるわよね。
作者∶飽きる言うな!
高貴なL様∶で? 次はアレよね。
作者∶それは大迷宮攻略後に発表です、まあ大和神国内の話は変わらないですが。
高貴なL様∶変わらないは良いけど、あのもう出番が少なく成った元ヒロイン達はどうなるの?
作者∶まあその内分かります。
高貴なL様∶そうね、まあ雅史の物語の原点は、まだ先かしら?
作者∶それは…………執筆進んでないからな。
大神のミコト(偽名)∶しくしく…………
高貴なL様∶それで結構端で、膝を抱えて泣いてたんだ。
大神のミコト(偽名)∶しくしく…………
作者∶てな訳で、諏訪岡地域編もう少しのお付き合いを。
高貴なL様∶四月に、旅にやっと行くのかしら?
作者∶さてそれは執筆次第です、それではまた次回。
高貴なL様∶またねバイバイ。
大神のミコト(偽名)∶しくしく…………
次回三連休ですよ。




