第41話 龍神の試練の迷宮 其の二
私達は龍神の試練の迷宮の、地下一階から地下二階に下り潮の香りが強くなった、地下二階に到着と共に蟻の巣の様な龍神の試練の迷宮、地下二階はとんでもなく広く何日か掛かりそうな広さだ、まあトムと私なら迷わずに地下三階を目指すが、今回は二葉さんと望月さんを、それなりの冒険者まで育てる為だ。
「さて、右と左のどっちに行きたい?」
「私は左かな?」
二葉さんは左らしいが、そっちは結構な攻略が時間掛かるし、下手をすると結構なボス敵が居るが財宝を示す点滅も在る、行く道が表示が無いがもしかしたら隠し通路が在るかも知れない。
「私は右かな、何か左は結構な時間が掛かりそうな、気がします」
「私も、望月さんと同じく右で」
望月さんと茅野さんは、地下三階に向かうルートだけど、地下三階に向かう前にオークとオーガの巨人魔物が待ち構えるが、どのみち右に行っても左に行っても最終的には、オーガ達を倒さないと前には進めないが敢えて言わないでおく。
「私は妖怪が居れば、腕試しに倒したいからどっちに行っても同じ」
まあ強そうな妖怪なら、左に行けば鵺が居るが二葉さんと望月さんには、強敵以上の相手に成るだろうな。
因みにオーガやオークは、レベル30以上だからどのみち雑魚を倒して、望月さん達は成長しなければ成らないのは変わらない。
「仕方ない、望月さん達の方で良い」
「じゃあ右に行くが、また分岐が有ればまた聞くからね」
「次は棒か何かで、決めようか」
「それも良いかもね」
「それ行き当たりばったりだよ、なずなさん」
こうして右に向かい早々、薔薇の中心が人面の様な魔物に遭遇した。
「行きなりかよ!」
「雅史さん、ちゃんと警戒してよ!」
「望月さん、出番ですよ」
「茅原さん、そんなにいきなりは無理です!」
仕方なく、素早く月下雪姫を出して抜刀し、瞬足を使い横一閃に払い斬り落とした、何とか先制攻撃はされなかったが、私が倒してはまったく意味が無い。
「何か蔦か根が、触手みたいな魔物ね」
何故か冷静ななずなさん、だがそんなに呑気にもしてられなかった。
「まだ来るぞ、戦闘態勢」
「嘘でしょ!」
「上より遭遇頻度が高い、なずなさんのせい」
「二葉、私のせいにすんなぁ!」
私は行き先の方を、望月さんは後方に向け今と同じ魔物に向け、魔法を放つ。
「アース・ハンド!」
後方の二体を、望月さんが土の手で根子触手を掴んで、動きを封じてる間に茅原さんと二葉さんが薙刀で一閃、見事に斬り倒したがまだ来ないとも限らないので警戒をする。
「アイス・アロー!」
私は氷柱の矢を放ち、人面薔薇を凍らせて最後はなずなさんの薙刀一閃で倒した。
「こんなもんよ!」
「お代わり来たよ」
「此方もです!」
「なんでよ!」
なずなさんは勝ち誇った顔から一転、お代わりの人面薔薇二戦目に突入した。
「アイス・アロー!」
「アース・ハンド!」
三本に増やしたアイス・アローが、お代わりの人面薔薇三体を一瞬で凍らせてる間に、二葉さんが薙刀からサンダーロットに武器を変え、三体をサンダーロットで一網打尽に倒し、後方の四体の人面薔薇をアース・ハンドで足止めしてる間に、茅原さんとなずなさんの連携で、斬り倒して行く。
「智乃、行くわよ!」
「任せてよ、なずなちゃん」
二人の息はピッタリだ、茅原さんが動きのフェイントをし、なずなさんが隙に一閃を放ちその隙に二体を凪斬る茅原さんに、その勢いのままなずなさんはが最後の一体を撫で斬る。
「今度こそ、おしまいよ!」
「なずなちゃん、はいたぁーち!」
「「いぇーい!」」
「ナイス判断二葉さんと、お疲れ様望月さん」
二葉さんは嬉しそうに微笑み、望月さんは少し疲れた顔をした、レベルが上がってるから自力の術ポイントを使ったのかな、まあ直ぐに元気を取り戻したが、まあ私の術ポイントから回復したのだろう。
「雅史さん、私は防御魔法を覚える必要がありそうです」
「まあ風や水系の、防御魔法が在るね光魔法には剣や斬撃を、自動で迎撃する魔法も在るが、魔法を使う熟練度が全体的に足りないかな、回復魔法は望月さん何故か上級者の一部が使えない以外は、何故か使えるみたいだね」
「そうなんですね、私には分かりませんが」
まあ回復魔法が扱えるかは、望月さん次第だろうな、今の所まったく怪我をした人が居ないのが一番だな。
再び歩き出して、少し広い場所で平凡な木の宝箱が左右に一つ、一応望月さんと二葉さんが鑑定してから、なずなさんと茅野さんが宝箱を開いた。
「小さな金塊一粒と、傷薬四本だね」
茅原さんの方は、傷薬を四人で分けたが小さな金塊は茅原さんが手にした、何かお母さんにあげるらしい、父親にあげる気は毛頭ないらしい。
なずなさんの方は、地下二階の地図の一部はこの先にの分のみ、四人は今の位置を確認してからこの先の、分岐を本当に棒を使って選びよった。
左から先に行くらしいが、そっちは河童とゾンビが居るよ。
「まあ、四人が選んだ道だし、私は口出しはしないぞ」
「「「「何か、この先の展開を知ってる口振りだね」」」」
実際にスキルに出てるからね、全てではないけどね。
妖怪魔物の河童が居る部屋前に、通路の下を大迷宮に向けて流れてるらしき、海水が流れてるので試しに釣り座を使い釣ってみたら、やはり釣れたのは水棲魔物のサーモンマグロだった。
「サーモンマグロ、一丁上がり!」
「「どっちなんですかぁ!!!」」
二葉さんと望月さんが珍しく、声を張りツッコミを入れるが茅原さんとなずなさんは、ゴクリと生唾を飲み込む。
「さて、誰が倒す?」
「勿論! 私よ!」
「───私だー!」
「私でしょ!」
何とも勇ましく、二葉さんに茅原さんになずなさんは、一斉に100キログラム級のサーモンマグロに襲い掛かったのだった、それはモンスターよりも鮪と言う高級魚を仕留める、狩人の血走った目だった。
「私が仕留めたどぉ~!」
「クッ! 二葉に遅れを取ったわ!」
「まさか、二葉さんにあの雅史さんの武器で、先に仕留められるなんて」
忘れてたが、まだ二葉さんにサンダーロットを貸したままだったな、あと攻撃魔法は望月さん使えないハンデだが、武器は使えないとは書いて無いが、何か飛び道具を作れば…………魔法弓使えるだろうか?
「望月さん」
「何ですか? 雅史さん」
「魔法の弓矢を、使ってみない」
望月さんは少し考えてから、私に真剣な眼差しで言う。
「私に使えるなら、一応教えて下さいね」
何故に「教えて下さいね」のくだりで、ハニカミながら言う意味はあるのかな?
私は細かいことは考えずに、アースドールを出現させて的は今のサーモンマグロの形だ、見本にどう使うかを見せてから、妖精の弓を望月さんに渡して使う姿勢や腕の使い方をレクチャーした。
「もっと密着して、良いですよ雅史さん」
「いや、そんなに密着する様なレクチャーではないから、試しに撃ってみて」
「こうですか?」
的から外れたが、何か魔法の矢の流れ弾が何かに当たった様だ、まあ人間は私達以外は居ないし大丈夫だろう、私は再び釣竿を握り皆に合図を送る。
「じゃんじゃん釣るよ!」
「沢山倒すよ!」
「今日はお刺身だ!」
「智乃には負けない!」
「私の新たな可能性を、切り開きます!」
「そりゃ!」
次に釣り上げたのは、ゴールデン・キングサーモンて魚体が金色に輝く、王冠の様なのが頭部に在る如何にも珍しそうな魔物だが何故か、サーモンマグロよりも小さいがサーモンよりも二倍大きい、そして釣り上げられたゴールデン・キングサーモンは空中で、パタパタと暴れながら攻撃する相手を見定めてたが、雅史以外は四人の女性陣の異様な気配にたじろぎ、ゴールデン・キングサーモンは口に食い込んだ釣り針に、逃げる事も出来ずに光の棒に貫かれそして、血走った三人が跳び来る光景の恐怖に気絶した。
「何か倒す前に、死んだわよ」
なずなさんがつまらなそうに言うと、望月さんはラッキーパンチで当たった攻撃に、二葉さんとハイタッチを交わして居た。
「初めて、魔物を倒せました」
「お疲れ様、望月さん」
パン!
「望月さん、初めてで一発で仕留める何て、凄いですよ」
「ありがと御座います、茅原さん」
パン!
茅原さんともハイタッチを決めたが、私が見たのは三人に目線を向けたゴールデン・キングサーモンが、まだ生きてたのに一瞬で白目を剥いて落下して来た位だが、まさか三人の気迫に気絶したてオチはないよね?
四人に一応聞いたら、まだまだ行けるらしいので釣りを再開し、そして釣り上げた魔物たちはゴールデン・キングサーモンが五体に、サーモンマグロが四体とキングサーモンマグロが三体に、普通の槍烏賊が二杯釣り上げたが、やはり異世界の釣竿烏賊も釣れるんだな。
「今日は新鮮な烏賊素麺かな?」
「それ、二葉さんが自分で作ってね」
「何で!?」
私は作る気がないからだよ、なんでもかんでもは私は作りはしない、そう言えばトムは食事大丈夫………前に買ったカリカリがあるな、烏賊は私が釣って〆たから別にトム用にして言いな、サーモン類は酢飯作らないと寿司は無理やな、ムニエルとかの動画見て作るかね…………やれやれ。
そして私達は、河童が待つ部屋に向かうとやはり居たが全身が濃い緑色、鋭い口ばしと鋭い眼光のイケメン河童、水掻きと鋭い爪だが何か手が厭らしい手付きだ、アレ絶対エロ河童妖怪だな。
胸板は厚く腹筋も割れてる、何故かなずなさんをロックオンしてる様に見える、そしてエロ河童の回りには海賊の手下水兵ゾンビが、二十体居るがまあ一撃で魔法を使えば倒せなくもない。
「さて、河童はなずなさんを狙ってるから、頑張ってねなずなさん」
「任せ………何で私なのよ!」
※なずなを繁殖の標的に、妖怪の魔物河童に見初められたのだった。
「なずなさん、私達の代わりにモテモテだね」
「なずなちゃん、河童にモテモテ」
「なずなさん、良かったですね」
「嬉しくないわよ、あんた達に譲るわよ」
「「「………………」」」
三人は明後日の方向を見た。
「コラァ!!」
何か四人が漫才を始めたが、私は走り来る海賊手下ゾンビに向けて、魔法を解き放つ。
「雑魚は早く消えときな!」
魔力を開放し、リミッターは外さずに普通に魔法を解き放つ。
「ブレッシング・フラッシュ!」
【ブレッシング・フラッシュとは】
光魔法上級魔法の一つ、術者を中心にフラッシュの様に光を放ち、広がった光のフラッシュが降り注ぐ光を帯びながら、全てのアンデッドや悪魔やアビス属性等の相手に、特大のダメージを与える。
「何ですか? この魔法は!?」
「光が綺麗ねて、河童も苦しんでるわよ」
「私達の出番なさそうですね、二葉さん」
「そうだね…………」
二葉さん私に何か、期待した目線はやめれ………だが妖怪魔物河童は、最後の力を振り絞り消え行く海賊手下ゾンビが消える中、なずなさんに向けて走り出すが。
「弱った河童なんて、赤子の手を捻るより楽よ!」
なずなさんは走り、華麗に宣言道理軽くあしらう様に斬り倒した、そしてサイド髪を軽く手で流して言う。
「楽勝ね♡」
何故か茅原さんにピースしてるが、茅原さんは猫背のジト目で呆れた様な顔でなずなさんを見てた。
「弱ってたから、倒せて当たり前だよ、なずなちゃん」
「うっさい! 智乃」
また親友漫才をしてるよ、まあボケがない漫才だが。
倒し終わった部屋の奥に、金フレームの赤い宝箱が在ったので、望月さんと二葉さんで宝箱を開けると、中には妖精の弓が四つ在ったが何故か白銀色だ、私が所有するのとは違う物だし威力も違うぽい、望月さんから妖精の弓を貸して貰い二葉さんには、ダンジョンから出たら返して貰う事にした。
「私の分も在るわね」
「なずなちゃん、弓も得意だよね」
「まあね、他の退魔の巫女よりも…………て、智乃何か言いたそうね」
全員なずなの胸を見て、そして何も言わなかった。
「(保々エターナルペッタン)」
「(胸だね、たぶん私より小さいし)」
「(バストの関係かしら?)」
「(母さん達より、無いからね………なずなちゃんの事を言えた膨らみ無いけど、まだ諦めるには早いてお母さんが言ってたし)」
「何よ! 何が言いたいのよ! 皆揃って!!」
誰も何も言わなかった、虚しくなずなの声が木霊するだけだった。
「さて、次が地下二階のメインイベントだ!」
「「「「何があるのぉ~!!」」」」
こうして我々は、龍神の試練の迷宮地下二階のボスに挑みに行くのだった。
次回に続く。
作者∶今回の二人の成長の発表です。
年齢∶十七歳 性別∶女性 職業∶Fランク冒険者(異世界の半分死んだ者)
名前:二葉 桜子
Lv56 HP 750/750 術/MP 0/0
体力:645
腕力:450
器用:3500
素早さ:1570
幸運:450
知力:2900
精神力:1050
魔力:15800
武器Lv
剣 大剣Lv58
刀 小太刀Lv21
斧 槍 小剣Lv21
杖 棍棒Lv0
弓 銃Lv0
体術Lv0
特殊Lv58
魔法
光魔法Lv0
闇魔法Lv0
火魔法Lv0
水魔法Lv0
風魔法Lv0
土魔法Lv0
特殊魔法Lv0
陰陽魔法Lv0
スキル
獲得経験値倍 鑑定スキル 努力の天才 ???
称号
駆け出し武芸者
女剣士
食いしん坊プリンセス
年齢∶十七歳 性別∶女性 職業∶Fランク冒険者(異世界の半分死んだ者)
名前:望月 紫乃
Lv35 HP 355/355 術/MP 200/200
体力:300
腕力:250
器用:1800
素早さ:520
幸運:250
知力:3800
精神力:2550
魔力:41990
武器Lv
剣 大剣Lv0
刀 小太刀Lv0
斧 槍 小剣Lv0
杖 棍棒Lv0
弓 銃Lv10
体術Lv0
特殊Lv0
魔法
光魔法Lv5
闇魔法Lv0
火魔法Lv0
水魔法Lv5
風魔法Lv0
土魔法Lv18
特殊魔法Lv6
陰陽魔法Lv0
スキル
獲得経験値倍 鑑定スキル 補助魔法バフ効果 回復魔法使用獲得経験値倍化 回復魔法性能特化 攻撃魔法習得不可
称号
天才見習い魔法使い
サポート魔法のエース
漆黒の美しき魔女
作者∶因みにバストはCランク未満です。
二葉∶禁止です、人のバストサイズを発表は禁止です。
作者∶因みに二葉の設定は、此方です。
二葉∶ぎゃぁ~
身長152センチ B79W55H83 体重46キログラム
高貴なL様∶此普通に、公式設定よ。
二葉∶私の秘匿情報がぁ~
作者∶因みに、痩せの大食いと叡智好きも公式です。
二葉∶何で私ばかり!
作者∶ついでに此方も、正式設定でキャラを作ってる。
身長168センチ B84W55H87 体重54キログラム
望月∶二葉さんのせいで、私まで巻き添えです!
高貴なL様∶良いじゃない、減ることも増える事も無いし。
二葉&望月∶色々減る!
作者∶さて今回は、メインヒロインを弄った所で終わりです、
高貴なL様∶たまにはこんなのも良いわね。
二葉∶良くない!
望月∶良くありません!
作者∶ではまた明日。
高貴なL様∶バイバイ。
二葉&望月∶しくしく……………




