第3話 冒険者登録
雅史とトムは何とか宿場町の近くの、雑木林に居たが少し雅史は疲れて居た、何回か飛行を失敗し墜落して人形を地面に刻んで居た、因みに旅装備なければ死んでたりするレベルだが、エアーウイングの空気の結界もダメージ軽減に成ってたりする。
そして雅史は、宿場町の入り口に、見覚え在る建物を見る。
「あれ町の史料館にも成ってる、関所に似てるな………」
トムがこの国の説明や、事情等を教えてくれる。
「まあこの大和神国は、近年魔法科学が今の関白によって、活発化し魔法科学が他国より発展してる国ですから、基本地球技術より進んでる技術ある国ですからね、魔法科学の進歩により一部世界からある意味孤立してますからね。
妬みや嫉妬を隣国や、唯一神を信仰する国から、色々妬まれてるらしいですよ」
何処の世界にもあるんだな………………。
「何でそんなに発展出来たんだ? この国………でも何か時代劇の街並みが普通にあるぞ、まあたまに近代的な建物も見えるけど」
「それも近年の国の成長の影響です、まあ大抵冒険者ギルドか商業も合わさったギルドの建物か、物流移動魔法の基地かも知れませんね」
「魔法物流あれば、長距離トラックドライバー要らない世の中なのか?」
魔法物流とはなかなか画期的な国だし、短距離ならブラックな運行とか無さそうだな………たぶん。
「そもそも乗り物は少ないですよ、魔法による鉄道輸送は在りますが、乗り物等は中世位のレベルですよ、基本的には」
地球より進んでたりなかったりの様な………
「鉄道は世界中にあるのか?」
どんな魔法で動く列車か見てみたい。
「大和神国しか無いですよ基本的に、あと数年前まで橋で渡れる国には運行してたみたいですね……在るみたいですね、地下を走る列車が他国に在るらしいです」
「橋で渡れる国あったのか………あと、地下を走るなら地下鉄だろうさ」
「まあ今はその二ヶ国には、行けないみたいです」
それもに関する情報は、情報収集と知識庫が必要だな。
あと忘れてたが、まだトムのステータス見てないな、さて見てみるかスキル先生お願いします………てトム凄いな。
ステータス
猫精霊族 雄 1歳 名前トム
Lv2990 HP299000 術 29900
体力:909
腕力:880
器用:299
幸運:900
知力:999 (学力的な知力ではない)
精神:600
魔力:999
武器Lv
剣 大検Lv0
刀 小太刀Lv0
斧 槍 小剣Lv5
杖 棍棒Lv8
体術LvMAX
回避技
魔法 闇 光 風 土 オールLvMAX
猫精霊魔法LvMAX
分身召喚LvMAX
スキル
トラップ罠解除 影移動 アストラル移動 次元移動 隠密 情報収集 影分身ネットワーク 通常猫変幻 斥候 早着替え 視力補助 敵感知能力 夜行性(闇・夜) ステルス 鍵開けLv99 宝箱感知 罠解除 スキルトラップ解除 スキルトラップ設置 ステルス敵感知 自然治兪 自己再生回復 回復判定不能 謎分身 テンション暴走 マタタビバーサーカーモード マタタビ酒酔拳 ロシアン宝箱 招き幸運(通常の冒険者より宝箱の中身が豪華に成る(雅史以外の全ての冒険者を指す)) アンラッキー反転(トムが欲を出すと宝箱の中身がショボくなる)
称号
神により精霊に成りし者 猫アサシン 八兵衛を継ぐ者 猫精霊執事 食いしん坊 神殺しの猫戦士 影を渡る者 猫格闘家 勇者を導かない者 水棲モンスターの天敵
スキルの後半ヤバイな、あと称号て何に使えるんだ? 私は無かったが、あと食いしん坊は良いけどおっちょこちょいは勘弁だぞ、何かヤバい称号が在るが大丈夫か? トム。
「さて、一応偽装ステータスで登録しようかな」
トムが不思議そうに聞いてくる。
「何故です?」
「何かの保険的なね、悪目立ちすると悪い虫が寄ってくるからな、主にトムにな」
「僕も偽装ステータスは、レベル50でお願いしますね」
「レベル2990は異常だしな、まあ看破は大丈夫だろう」
それに名前の漢字変えてるだけだしな、後で変装の仮面でも作って偽名登録しておくかな。
雅史よ、変身のスキルを使えよ! そもそも、二つも要らんだろう。
「さて準備出来たし、向かおうかトム」
「さていくらで、宿場町入れますかね」
「まあ特典資金あるから大丈夫だろう、まあ銅貨は有るけど一朱銀と銀貨もあるし大丈夫だろう」
小判とか高い通行税で無いことを願う、まあ払えるが買い物にどんだけ予算使うか分からない為だな。
そして、森から出て関所に向かって歩く…………もう少しだな。
「そこの毛深い怪しいのと、その連れ止まれ」
着く寸前で何か止められたよ……………何故?
「三度笠を取らずに進むとは、不届き者か」
え!? …………三度笠取らないと、いけないのか? まあ仕方ない、従わないとまずそうだ。
「知らずに申し訳在りません、お役人さん」
「旅の初心者か?」
「はい、冒険者登録や情報をギルドに見に来まして」
「…………良くそんな軽装で…………体術使いか?」
「一番強いのは、我が友のこの猫精霊族のトムです」
「精霊族殿とは知らず失礼した、通行料はお前だけ払う様に」
………私だけですか? まあ、トムの分浮いて助かったと思えば……ね。
「次回は冒険者カード見せれば無料で関所を通れる、わが国だけだけどな」
基本冒険者カードは、その国の身分証明ですが国境を越えても基本、Fランクではない限りは入国税免除や、街に入る税金等がパスされますが他国では一カ国以外、関所と言う概念はありませんが街に入る時に税金を払う街が在るのは、異世界共通です。
「他に特典はありますか?」
「行商の護衛の仕事や、山や街道等の魔物討伐を押し付けられるかもな、役人も人手不足だからな………高ランク冒険者は自由に仕事を選べるが、それと同時に責任等は自己責任だ」
「そうなんですね」
「まあ初心者は伊岡で、弱い魔物をたまに狩るか、帝様が居る聖条京の初心者専用ダンジョンで鍛えるかだな」
「アドバイス、ありがとう御座います」
良い情報手に入れたな、ダンジョン狩りでもしますかね、あと冒険者は国に命令されたりする制度は無いらしいが、色々と冒険者として頼まれたりはするらしい、何かトラブルコントラクターやなんでも屋みたいな職業ぽい感じで、微妙に面倒だがランクを上げて楽に異世界生活でも、満喫してみるかな………お金さえある程度稼げれば、大抵楽に生活出来るだろう。
「で、通行料は銀貨一枚だ」
「一朱銀使えますか?」
「銀貨五十枚の価値があるぞ、我が国の通貨は……」
「一応同じ銀貨ですよね?」
「世界共通通貨と、我が国の通貨では純度が違うんだよ、しかも宝箱から出る我が国の通貨は更に貴重とされてる」
純度が違う? 確かに微妙に銀貨は鉛が入ってるみたいと、スキルが教えてくれたが宝箱から出る貨幣価値は、更に違うらしい………気になるな。
「それでは銀貨一枚」
「すまんが通行料は、関所に行って払ってくれ………我等が受け取ると、横領罪になる」
「え? 渡した程度で?」
「懐に入れたバカな他の地域の役人が、信用を下げた影響でな」
「関白の松平家お膝元も、きな臭い横領の噂絶えないて言ってたな」
役人二人が迷惑役人や、横領するクズ臣下の噂にうんざりな顔をして話している。
「東の港都市は特に酷いらしいぞ、喧嘩は日常茶飯事で血が踊る変態達の巣窟らしい、同じ人間とは思えん血の気の多い者が多い」
何処の迷惑な江戸っ子だよ。
「西にも手段を選ばない血の気の奴ら居たらしいが、10年前の事件で全滅したんだろ?」
「国家転覆目論んでた西郷………何だったか忘れたが、同盟の仲間暗殺未遂したみたいだな」
「今その暗殺されそうに成った、坂本竜馬は上様の片腕に成って海底火山活動前まで同盟だった、ドラルーラー王国との外交大使に成ったみたいだな、最近あの国もきな臭いけどな………第一王女が、暗殺されそうに成ったとかな」
坂本龍馬とは別人なのだろうか? それと海底火山が何処かは知らないが、好意の隣国もあったんだな………きな臭いは、頭の片隅に覚えておこう………悪党倒したら、謝礼金貰えそうな気がするが、異世界の姫も見れるチャンスかも知れないな、少しレベル上げしたら人助けの謝礼金稼ぎ旅も良いかもね、まあ悪党の屋敷やらに入って怪盗まがいの事をしても面白そうだな。
役人達は、更に色々話してくれる。
「西の隣国ドラルーラは、異世界勇者様が多く登場した国だからな、異世界勇者様が作った街や港町があるが、あの迷惑港都市とは交流ないみたいだ」
「ヘェ~行ってみたい国ですね」
先に来た異世界人の、残した物巡り旅も良いな………あと迷惑港都市は、血の気の多い地域の事だな………嫌われ過ぎだろう。
「あの国は、異世界勇者様のマヨネーズ料理や、我が国に似た食事が在るらしい」
「我が国も一時期マヨネーズブームだった、卵の乱獲とかで禁止に成ったんだよな」
「また、俺はマヨネーズ吸いたい………………」
…………この世界にも、異常なマヨラーが居たのだな…………マヨの何処が良いんだ? 私は臭いとか苦手なんだが、太っててもマヨラーとは限らないよ、私みたいにね……若返ったら結構痩せたが、十代位の体型より少し小太りに成った程度だけど。
あとこの役人もマヨラー病みしてるな…………
「さて関所で払うか? …………あのオッサンに払えば、良いですか?」
「あれでも我等の上司だから、余り失敬しない様に」
マヨラー役人さんも、あれでもと言ってますよ。
まあうだつが上がらなそうな感じのオッサンだな、たまに名推理しそうな感じのオッサンに金を払い、て何で払った直後に仕事終わったみたいな感じで、昼寝を始めるんだオッサンよ…………何処の、居眠り政治家だよアンタわ! 。
さて見なかった事にしょうそうしよう。
「冒険者ギルドは、何処に在りますか?」
一応私は、残念なマヨラー役人に聞いてみる。
「そこに見えてる建物だが?」
指差す方に、外で寝てる和洋折衷の服装冒険者らしき、居眠りをする男が居た………まだ日は高いのに。
「……………」
聞く必要無かったオチですか、私とトムは役人に礼をいってから向かう。
トムと二人並んで移動する、中々活気ありそうだが何故か少しアルコール臭い。
ギルドの建物と指差された建物前に到着する、何か時代劇に出てくる居酒屋を大きくした感じの建物だった。
「何か酒臭さが外まで漏れてるな」
「マサさん反対側にも建物ありますよ、こっちみたいですよ」
「……………酒場とギルド、建物分けてあるのか?」
酒臭くなく外観は、昔ながらの蔵の様な倉庫みたいな建物だが、結構大きい建物であり入り口に冒険者ギルドと暖簾があった。
「………看板とか無いのだな」
「看板掛かってた場所らしきのが有りますけど、何かあって無くしたのですかね?」
看板があったらしき場所をトムが爪先で指す、まあ何か寂れた感じのギルドだが、登録とか問題ないだろう。
「さて入ろうかトム」
「僕が大活躍する、冒険者ライフの始まりですね」
「活躍してくれないと困るが…………まあ登録しょうトム」
「……………そうですね」
二人は暖簾をくぐり中に入る、中は異世界やファンタジー作品で見るウェイトレス姿とかの、洋風な服装の職員も居るが明治中期位か大正の、ハイカラ着物風な服装が多い。
ウェイトレス衣装の職員が、二人を案内に来た。
「ようこそ木曾地域、木曾御嶽支部へは何のご用でしょうか?」
「冒険者登録に来ました」
「…………え″!? 登録ですか………」
女性職員が驚いて居る、何かまずかったかな? 冒険者登録出来ない所だった?
「皆さん、久し振りの登録者が現れたわよー」
「物好きが久々に登場か?」
「モンスターが少ないし、冒険者に成るのが少ないからな、マタギがオオイノシシとか狩れるから、必要仕事が少ないし薬草採取かたまに蜂の退治か、盗賊対策の用心棒位しか仕事無いからな」
仕事以外に少なそうだな、まあ登録だけなら大丈夫だろう。
「では登録を……」
「それは私が案内しょう」
奥の部屋からアイドル顔の男が現れた、普通に若き頃の東○さん系の顔で凛々しい表情だ、モテそうだなこの人。
「暇ですからね、それに前にギルドマスターの身内が、他の宿場町の冒険者ギルドでやらかして、評価が低く成ってますもんね」
「余計な事は、言わなくて良い……家の妹達の事は特に」
へぇ~ギルマスなのか、普通厳ついオッサンでは?
「まったくあの親父殿は、私に木曾の冒険者ギルド任せて自分は気に入った女を連れて、仕事を投げて何処かに消える始末………妹達も妹達だが、親父殿も無責任にも程がある」
このイケメンギルマスの身内は、何か大変な身内で御愁傷様だな。
「私は数ヶ月前に名実共に、代官様よりギルドマスターを拝命され三上一郎だ」
「私は冒険者登録を考えてる、雅史ですそれと旅仲間の」
「猫精霊族のトムです」
ギルド職員が一斉に驚き、ギルマスに集まる。
「まさか勇者様の仲間にして仕える、猫人族の神様………」
「? 僕はそんなの知らないけど?」
今勇者に仕える、猫人族の神様て、聞こえた気がするが?
「もしや君は、異世界勇者なのか?」
「いいえ、私は勇者とかではありませんよ」
異世界人ではあるけど、勇者とか何もない都会や優秀な人達には敵わない、タダの凡人以下な田舎の日本人です。
「そうか………遂に大和神国に数百年ぶりの、勇者様降臨だと思ったのだが……………」
「観光とか食事に来る、勇者様や英雄様や異世界の凄腕冒険者は居るのに、何故神様は…………」
私は嫌ですよ、誰が好き好んで勇者とか英雄とかの存在なんて、面倒を押し付けられるの嫌だし、そんな嫌な人生は嫌だ!
因みに雅史は勇者や英雄に該当しませんが、とある分野ではこの世界に革命を起こしたり、平和に成ったりレベルによりモテ期が来たりしますが、雅史がこの異世界に来た理由は数十年単位で一部で伝説的な偉業の、本流の一人でありそれは他の惑星でも、雅史の歩んだ道の後に芽吹いたり、雅史の行動ではまったく起きない場合も有ります、そしてとあるクーデターがくだけ散ったり、とある姫の人生が変わります。
私はこの異世界で、日本では出来なかった趣味や甘味に趣味等を満喫したいんだ、出来ればゴロゴロしながらゲームもしたい。
そしてゆくゆくは、色々造れる様に成ったら異世界の宇宙とかも旅したいしな、異世界の宇宙にもロマンを感じるからな、まあ宇宙の放射状いわゆる宇宙線対策や生命維持に必要な物とかね、まあエーテル魔石をある程度使えれば空気や水に光はどうにか成るだろうな。
「まったく、昔冒険者だったとは言え、母が死に独り身だからと親父殿は若い女の尻を追い、職務を投げ出して蒸発するのには困る、役人をやってた方が楽だった」
何故か愚痴をこぼすギルマス、私は溜め息をしながら言う。
「では冒険者登録を、お願い致します」
「これで職員達が路頭に迷わずに済む、もう若手が冒険者に成っても町を離れる事も在ったが、君は何か色々町を再び活気導けそうだ」
「・・・・・・・」
この冒険者ギルド、どんだけ困窮してたんだ?
「登録料は一人銀貨二枚か、世界共通通貨のアイリス通貨も使える、古い世界共通通貨の銅貨や銀貨も使えるぞ」
もしかしてこの女神ぽい、幼女みたいな刻印の銅や銀や金貨や紙幣かな? 古いのは、さっき出した銀貨と同じ銅貨とかかな? 一応、紙の紙幣を見せる。
「これですか?」
「それを一人5.000アイリスだ」
「………銀貨四枚で。」
紙幣のアイリス通貨は数枚だけなので、まだ結構な数がある銀貨で対応。
まあ今後の買い物次第では、大判や小判や一朱銀や銀貨等無くなるだろう。
あとプラチナ製の大判が五枚あるが、これいくらなんだろうか?
たまに異世界物に白金貨てあるけど、それかな?
まだ?? が多い通貨有るんだよな………何処で使えるだろうか?
「さて準備が出来た、この測定魔水晶石に手を触れれば、冒険者カードに自動刻印される。
一度作ればステータスやレベルは勝手にカードが更新する、まあ魔力は生まれながらだが、異世界勇者様とかはたまに成長するらしいが、限界値に至る魔族も異世界勇者も居ない」
魔族? 人に害する方? 美少女とか出てくる魔法特化とか? 身体の一部が魔物の種族か?
まあ魔力の限界値に至って無いから、魔力特化の方達かもね。
「さて私からだな、何か緊張するな………」
「では僕は隣ので」
魔水晶に触れると光を帯び、鉄らしき板が現れて魔水晶の隣に在る魔法レーザーみたな物で、冒険者カードに刻印されてゆく………カードの字は日本語でも英語やドイツ語とかではないな………不思議な字だな。
まあ数字は共通らしい0と出てる部分はレベルだろう………てやっと翻訳された。
魔力以外は全部出ているな、やはり限界突破は??? に成ってる。
「冒険者ランク空白?」
「そうそう初心者や駆け出しはランクは与えられない、ある一定の経験か素材売却の実績で、やっと最下位ランクのGランクか、飛び級ランクしてDランクが最高だ。
山田て伝説の勇者で、美女殺しの勇者とか呼ばれたり最強の好色勇者山田とか呼ばれた、ハイエルフ様やエルフ族様や沢山のグラマラス女性を仲間として魔王退治後は、何処かに旅立ったとか聞く伝説の勇者だ、冒険者でも妻は四人が限界だが伝説の勇者山田は、四十人と聞く」
好色勇者て…………四十人の、超ハーレムウハウハ勇者居たんだな………畜生メェェッー!!
雅史の行動力次第では、勇者山田に近いハーレムに成りますが、大抵身体の関係から始まったり助けた時に本能的に惚れた女性のみ、イケメンで中性的な山田勇者とは違い限定的なハーレムに成る雅史であり、山田勇者とは違い仲間に大差が在るので雅史は、山田勇者程好色が濃い訳ではない、因みに山田の妻は実際は四十人を越える最強ハーレムである、日本人勇者の大半は一人の妻は保々無く、好きに成った両想いの女性を四人以上が普通であり、喧嘩はしても離婚無く真っ当な人生を終えている、因みに勇者ではなくても高ランク冒険者成らば複数人の妻を持つのを推奨されてる為だ。
モンスターとの戦いで、高いランクの冒険者子孫が残せないで死なれては困るのと、神々により人口が減るのを抑制する為に、他惑星とのゲートが在るのに誰もそのゲートに辿り着かずの、神々の悩みが未だに解消されない為、因みに各神に仕える聖女は居るが、貴族とかの身分は基本ないが出家してから巫女や聖女に成る女性は居る、因みに聖女だからと結婚は禁止されてはないが、良からぬ意思で聖女を襲うと天罰が落ちたりするが、果たして雅史に落ちるかは不明だ。
三上ギルマスは、簡単に冒険者カードの説明を始めた。
「冒険者カードは身分証明だが、基本ステータスやレベルは個人情報だから、犯罪とか面倒事起こさない限り他人には見られない仕様だ。
冒険者ランクは常時公開されてる、あと一定の成果をランクDまでに出さないと、Eランク以下は1ヶ月の期限しかないから期限が過ぎれば、冒険者カードが自然消滅するから注意するように。
Dランクまでは一年の期限で、Cランクからは成果とかの制約は無くなるが、高い素材に其なりの税金が発生する、Bランクから上のAやSランクや白金オリハルコン冒険者に成ると、自分で自由に高い金額の依頼を冒険者ギルド以外から受けられる、たまに事情ある貴族や王等からも直接依頼が来るらしい、だが高いランクの冒険者は、国や貴族等に束縛はされる事はないが、Cランク以上は貴族とかから依頼が解禁される、因みに其なりに信頼は必要だが。
まあたまに泣き付かれる程の、災害級の魔物か王とかの護衛を大金積んで頼む国もあるらしい、大和神国では呪われた地の魔物討伐がメインがそれは、国の兵の仕事だが……勇者が居てくれたら…………」
良し、先ずは冒険者の目標のランクは、CかBを目指すか………Aまで何年掛かるか分からないし、そうそう異世界転生コミックや電子書籍みたいな、俺ツエーや私は最強よ! 展開は無いだろう………あれば、たぶん面倒なフラグだろうな…………面倒イヤやな~。
ふとトムを見れば、説明を聞いて無いが…………
「トム、その魔道具壊すなよ」
目がらんらんとし、何か獲物を捕まえる気配を感じたので、注意しておく。
「…………え?」
「お帰りトム…………我に返ったか」
どんだけ集中してたんだ? あとトムの冒険者カードの刻印終わらない…………ステータス擬装したはずだが…………やっと止まった。
「何かトムの冒険者カードの色違わない?」
「精霊や人外の方は、カードが出た時点また違う色のカードになりますので」
「異世界人も色が変わるらしいぞ、神から召喚された勇者や英雄や転生者だけらしいが」
受付嬢らしき女性が、カードの違いについて教えてくれたが更に、ギルマスも異世界人の一部のカードが違う人物の話もした。
「勇者や英雄ではなかったか………しかも、転生異世界人でもない普通の鉄から白に変色しただけの冒険者カードか………」
まあ勇者でも転生でも無いぽいが、一応念には念を入れて擬装しておいて良かったよ色々とね。
雅史のその色々は企業秘密である、厄介事は回避には色々と惜しまないのである、だがこの白い冒険者カードは、実際は普通の冒険者を示してはないが、それは雅史をこの世界に送り込んだ高次元体のパーソナルカラーだからである、因みに其を理解出来る神も人間も未来永劫現れないかも知れない。
一応私は、疑問を聞いてみた……確認は必要だ。
「異世界勇者や転生者の方は、色がまた違うのですか?」
「近年だと最弱で冒険者から英雄に成った、サトウ カズマサての居たな………色は非公開らしい」
意外にブラックとか無色透明だったりしてな。
「まあ神様達の加護が強い者程、普通の冒険者とは違う初期三桁レベルや100目前とかあるからな」
何か聞いたこと有るな、何処のイケメン異世界主人公達だ。
「まあ頑張って素材集めてランクアップしてくれ、あと冒険者カードには身分証明の他に支払い機能もある、君は出身地が空白だがたまにそんな冒険者も居る、問題はない。
冒険者カードは、冒険者ギルドが身分保証してるので金融も扱ってる為、冒険者カードで支払いも可能としている、冒険者ギルド関連の店なら冒険者ギルドに預けてある金額から買い物がカードで支払い可能だ、まあせいぜい稼ぐ事だ」
冒険者カードはクレジットにも成るのか、さてと終わったし…………反物屋を探して布類を買わないと、あと掲示板…………無いな?
「ギルマスさん」
「何か?」
「掲示板とか、依頼の掲示とか無いのですが……………」
「情報やモンスター等の討伐依頼が、今の惨状で有るとでも」
いやいや…………討伐依頼位、普通有るでしょう。
「まあ飲んべえ達が借金返さないと成らないから、基本初心者依頼は無いよ……薬草とか見ただけで分からんだろう」
「では適当なモンスターを、1ヶ月以内に倒して来れば問題無いですね」
拠点近くに色々居るし。
「薬草等の回復出来る薬品の、材料でも初心者は問題無いが………雑草とか持ち込まない様に」
薬草類は後々の研究の為に必要だから、売りたくないのだよね。
「まあ山菜とかも良いのですか?」
「基本栽培してたりする者が居るから、他人の土地の物で無い限り問題は無いが山奥に行くなら、命を大切にする装備で行きたまえ………普通に、オオイノシシでも山奥には強敵が沢山居るからな。
あとモンスターや魔物を、個人で解体出来ない場合はギルド内に持ち込みすれば、奥の解体職人がやってくれる、倒したモンスター等はカウンターで魔法の袋をレンタル出来る、まあレンタル料は発生するが解体した素材の、1割か2割を天引きするだけだ」
安いのか高いのか分からんなレンタル料、モンスターや魔物次第では安くも高くも成りそうだな、まあレンタルしないけどね。
「言うの忘れてたが、モンスターや魔物倒しても虫だけは、女性職員に出さない様に。
あと一言私か、他の男性職員に声かける様に」
まあその前に自動解体BOX試したいし、使えると思うが嫌な魔物やモンスターだったら、こっちに出すか錬金術コピーで専用機作るかだな。
何かG的な虫モンスターか魔物とか、絶対居るだろうな…………
「では我等は此にて失礼します」
「身の丈に合った、狩りをするように」
「マサさん何か我等、弱いと思われてません?」
「私の体格とかだろうよ、私に言ってる様だったし」
さてそろそろソナーによる、地図スキルの街の自動解析完了してるだろう、さて反物屋はと…………少し歩いた先に武器屋と防具屋に反物屋等の、商店街があるなそこに向かうか。
「トム、この先に商店街ある………茶屋は後なトム」
「そんな~」
「今食べたいなら良いが、その代わり自腹で食えよ」
「では商店街に向かいましょう」
未練な顔をして、歩き始めたトム……やれやれだなトム。
「それにしても土の道なのに車輪の跡すら無いな、やはり魔法による物かな?」
「馬車とかも通りますから、土魔法による土木作業と固定化の魔法で、永久的に陥没等しないらしいですよ、下には魔法インフラもまりますし」
「下水道とか水道とかか?」
「エーテル魔石は基本高いですから、庶民用に上水道と昔ながらの井戸や湧き水等は健在です、下水には汚水を分解し濾過をする生物が居るらしいですね」
標高が高い山々がと水脈が豊富なんだろう、拠点作ってる場所も湖と川と山に囲まれてるし、まあモンスターや魔物は置いても自然の鉱物や温泉等、凄く良い場所だと思う。
素材もあるし水量や滝等在るし、水力発電とかバッテリーとか錬成すれば、エーテル魔石を余り使わない暮らしも可能だな、温泉地熱発電も可能だろうしな。
太陽光発電は、発電力がいまいちだし無理だがゆくゆくは、エーテル魔力による発電が開発出来れば、たぶん永久機関発電も夢ではないな、某国の安価な太陽光電池パネルは在っても買わないが、それは信用出来んからだ。
「さて考え事してたら着いたな」
「たまにマサさんは何もない所でズッコケるので、よそ見しないで下さいね」
「……………何の事やら」
余計な事を言うなトム、さてと武器屋とか見てみるか…………
武器屋には竹刀や木刀に小太刀に剣も売ってるが、何故か刀が無いな………小太刀や脇差しはあるのに。
あと槍や薙刀もあるが短い、…………たぶん通常の半分の柄である。
次に防具屋を見たが鎖帷子や肩当てや手甲等は在るが,何故か鎧類が無い?
まあ参考に防具造る予定だったが、創作防具作った方が早いなこれ。
「何かパッとしない武器と防具だったな」
「品薄にしては異常かと」
まあ武器は作れば良いや、錬金術で作りたい創作武器在るし。
さてどんな遊び心で造ろうか…………
ジト目でトムが言う。
「何か悪巧み的な顔してますよ」
何か失礼な事言われたが、無視し次の店に向かう。
反物屋で必要な物をごっそり買い、反物屋が品薄ピンチに成ったのは言うまでも無い。
あと茶屋に寄るの忘れたが…………まあ良いか、。
こうして冒険者登録し、異世界の身分証明を得た。
次回は拠点制作。
高貴なL様∶前と違う設定ね、何かありふれた冒険者扱いね。
作者∶やっと復活出来た…………なに?
高貴なL様∶何でもないわ、それにしても改良したり元の作風だったりね。
作者∶前回の転用してるから。
高貴なL様∶少しはかくせゃぁぁぁぁぁ!!
グチュグチャ!
ナレーション∶再び作者がミンチに成りましたので、また次回。
高貴なL様∶また直ぐ復活するわよ。
呆れた顔をしながら、主犯は語るのだった。
次回『第四話、拠点開発』をお送りします。




