第34話 二人の決意
二葉さんが自力で魔物を初討伐、そして二人のステータスにも変化が在るかも知れない、二人がどうステータス成長を遂げたのだろうか?
まあ私は見る気はない、果たして二人は何処でステータスが見れる様に成るのやら。
二人の成長は此方です。
年齢∶十七歳 性別∶女性 職業∶駆け出し冒険者(異世界の半分死んだ者)
名前:二葉 桜子
Lv7 HP 45/45 術/MP 0/0
体力:90
腕力:60
器用:1900
素早さ:950
幸運:65
知力:2000
精神力:525
魔力:9250
武器Lv
剣 大剣Lv0
刀 小太刀Lv4
斧 槍 小剣Lv4
杖 棍棒Lv0
弓 銃Lv0
体術Lv0
特殊Lv0
魔法
光魔法Lv0
闇魔法Lv0
火魔法Lv0
水魔法Lv0
風魔法Lv0
土魔法Lv0
特殊魔法Lv0
陰陽魔法Lv0
スキル
獲得経験値倍 鑑定スキル 努力の天才 ???
称号
武芸者見習い
年齢∶十七歳 性別∶女性 職業∶駆け出し冒険者(異世界の半分死んだ者)
名前:望月 紫乃
Lv3 HP 25/25 術/MP 60/60
体力:45
腕力:15
器用:780
素早さ:280
幸運:30
知力:2240
精神力:720
魔力:40000
武器Lv
剣 大剣Lv0
刀 小太刀Lv0
斧 槍 小剣Lv0
杖 棍棒Lv0
弓 銃Lv0
体術Lv0
特殊Lv0
魔法
光魔法Lv5
闇魔法Lv0
火魔法Lv0
水魔法Lv5
風魔法Lv0
土魔法Lv2
特殊魔法Lv0
陰陽魔法Lv0
スキル
獲得経験値倍 鑑定スキル 補助魔法バフ効果 回復魔法使用獲得経験値倍化 回復魔法性能特化 攻撃魔法習得不可
称号
見習い魔法使い
此れからの成長に期待だ、果たして雅史と共に旅が出来るレベルに、上がれるのはいつ頃だろうか?
水龍の試練の迷宮に入り、左側に進んでから戦ったのは、合計二回だが一回目は私が倒し易くし二葉さんがトドメを刺し、二回目は望月さんに教えたアース・ハンドで狸魔物のポンポコの足を束縛し、最後は二葉さんがトドメを刺す。
そして再び歩き、再びポンポコを四体に遭遇したがまた二体が逃亡し、二体を望月さんが一気にアース・ハンドで掴んでる間に、二葉さんと今度は智乃さんが薙刀で一閃し、鮮やかなトドメを刺した。
「やりましたね、二葉さん」
「茅原さんもね、あと望月さんナイス魔法」
パン
二人がハイタッチし、やる気も気力は上々な様だ…………なずなさん以外は。
「私だけ、仲間外れ感が増してる気がするわ…………」
「気のせいだよ」
一応気を遣ったが、なずなさんは落ち込んで行く………ずく出せやとは、なずなさんには言えんな、通じるか分からんしな。
更に進み分岐を左に行くと、宝箱が在り一応鑑定し大丈夫だったから、なずなさんに開けさせると、ミスリル銀製の薙刀が出たのでなずなさんに権利をあげた。
「本当に良いの?」
「まあ私は良いよ、なずなちゃん」
「私は刀が在るからな」
「私は雅史さんから貰った、薙刀が在りますから」
「私は武器は使えないから」
全員一致でなずなさんの武器と成った、そして何故かやる気が漲るななずなさんだが、果たしてこの先活躍するのだろうか?
再び歩き出して、分岐を真っ直ぐに進みまた暫くすると再び分岐だったので、多数決でどっちに行くか聞くと。
「左に妖気を感じるわ」
なずなさんがそう言うと、全員右の分岐に無言で進んだ。
「ちょっと、左に妖気を感じたけど?」
「「「「……………」」」」
「ねぇてばぁ~」
「「「「……………」」」」
私達は無駄に妖怪と戦うのを避けた、そして進んだ先に広大に広い広場に、ポンポコ二体を踏み潰した、ボロボロの足軽軽装や武者鎧を着た良くファンタジーに出るよりは、何か巨体な顔が狂暴な豚のどう見てもオークが居た。
「オークだよな、身長3メートル位在りそうだな」
「しかも二十一体位居るよ」
二葉さんが私の背後から言うが、またかね。
「………私達には、体格差が有り過ぎね」
何でなずなさん君は、私の旅装備の袖口を掴んでる言うのかね?
「さっきの魔法、通じるでしょうか?」
「何か一撃で、壊されそうだよね」
何で茅原さんと望月さんは、私の腕に抱き付いてるのかね、私は色々理性制御が大変なんだけどね。
色々振り切り私は理性を保つ為に、四人から離れながら月下雪姫をゆっくりと抜刀しながら、冷気がゆっくりと刀身から出しながら、何の変哲も無いただの冷気を武者オークに向けて軽く横一文字に振って放つ。
私に気付いた足軽軽装のオークが、放った凍て付く冷気がオーク達の動きを鈍くし、更に武者鎧オークが身体を震わせながら牛歩よりも遅く歩く、此はチャンスだからと振り向けばもう私を追い抜き、一斉に三人は薙刀を振るい二葉さんは柄で殴り倒し、なずなさんと茅原さんは薙刀を自由自在に振るいオークを切り裂く。
「サンダーロットを、二葉さんに貸すか」
何かオークを斬るのを躊躇ってる二葉さんに、オークの一体を標的に武器の扱い方を見せてから渡して、長剣型のサンダーロッドを使い二葉さんは、柔らかなリストのスナップと、魔力の扱い方をマスターしながら、オークにロッド先を突き刺し電撃を食らわせて倒す。
「何となくだけど、この武器の特製が分かったかも………」
そこは分かってよ、二葉さんや。
「何か羨ましい、武器ですね」
「まあ、私の作ったオリジナル武器だからね」
「そうなんだぁ~」
茅原さんは何やら二葉さんを、羨ましそうに見ながら何か期待の瞳を私に向けるが、私は事実を茅原さんに言う。
「アレは一つしかないんだ、私の旅の友が違う武器を持ってるが、今は茅野原大社に居るからな」
「そうなんだぁ~」
少し間の抜けた声だが、目は期待を失い悲しみにくれて居た。
「後で、金剛の盾の魔法を教えるから、オークをさっさと倒そうね」
「はい、雅史さん」
だが私が倒すと、皆が成長しないから余り使いたく無かったが、致し方なくマルチロックオンで生き残ってるオークを捕捉、一気に魔法を解き放つ。
「食らえオーク共、スリーピング!」
オーク達は抵抗虚しく寝落ち、眠ったオークを一方的に殲滅し戦いは終わる、月下雪姫を鞘に納めてから、オーク達を回収に移る。
「さてと、オークを回収するかね」
「売れますかね? 雅史さん」
「どうかな? 茅原さん」
何だかんだで夕方の時刻なので、茅原さんとなずなさんは茅原さんがアイテムボックスに入れてる、夜営テントを出して設置を始めた。
「私はダンジョンハウス使うが、二葉さんと望月さんはどうする?」
「? 一緒に入るよ」
「? 私達の部屋も、もちろん在りますよね?」
「まあ、在るけど」
てな訳で、何か開いた口が塞がらない茅原さんとなずなさんを放置し、私はダンジョンハウスを広場の端に出して、さっさと中に入った。
「「なんじゃそりゃぁ~!!」」
何か叫び声が聴こえたが、聞こえなかった事にした。
私は手洗い、二葉さん達は急ぎ個室に入りお花摘みを始めた、何故か扉を少し開け中を覗く茅原さんとなずなさん、仕方なく入れてあげた。
二人もトイレ………お花摘みを我慢してたらしく、二階のトイレを案内し事なきを得た二人、そう言えば駅に降りてからトイレに行って無かったと、今頃気付いた。
旅ハウスと変わらない仕様なので、毎度の場所に行き部屋着の作務衣に着替えて、ダイニングキッチンに向かい、解体BOXから出たオークの肉を鑑定で食用にでも質が良い肉らしい、万能カバンの野菜を見たら在庫が余りない、よく考えたら野菜を買うのを忘れてたが、まだ大根やジャガイモにニンジンが在るので、あとは日本メーカーお馴染み鰹ダシに米糀味噌、長野県民には欠かせない………家だけかも知れんが米糀味噌は大事だ。
あとはネギを切り硬いジャガイモとニンジンを先に切り、まあ本来だったら圧力鍋で時短するのも良いが、今回は時間も在るし寸胴鍋に入れてゆっくりと煮ながら、アクを取りつつ煮込み白菜が少し有ったから入れて、オーク肉のあばらとロース肉を入れて、火が通った頃合いにネギを入れてそして、ほんだし顆粒と米糀味噌をてんこ盛りにお玉に掬い、菜箸で鍋の中で二回味噌を解きながら小皿で味見をし、更にほんだし顆粒と米糀味噌を追加足して、自分好みの味に仕立てる。
「味噌はやっぱり、米糀味噌だぜ」
「こだわりが凄い」
振り向けば茅原さんが居た、何故か二葉さんは口の端が光ってるのが見えるが、見なかった事にして一応、お椀にオーク汁………何か字ズラが悪い気がするが、豚汁と呼んで良いか微妙だが、二人の口に合うか一応試飲して貰った。
「なかなか美味しい」
「美味しい~」
「雅史さん………うん」
何故に「うん」と言って親指を立てる二葉さん、茅原さんはお代わりとお椀をそっと私に向ける、なんでやねん! まだ夕食ちゃうわ!
「まだ、汁物なんだが………」
「ですよねぇ~」
顔が微妙に恥ずかしさに、真っ赤に成り初めてたが見なかった事にした。
冷凍食品の餃子をおかずに、万能カバンから炊飯器を出した、何か何処かのエプロンのポケットから、カレーが入った寸胴や炊飯器を出すゲームのヒロインを思い出す、若い人は知らないかも知れないギャルゲーネタだが。
二葉さんは、冷凍食品のお徳用チャーハンをフライパンで炒めてた、何か少しアレンジをしてる様だ、いつの間にか望月さんはホウレン草を解凍し、おひたしを作ってるらしい、なずなさんは………料理が苦手………そうなんだね。
「何か文句ある!」
「別に御座いませんが?」
「フン!」
私は何も言ってないが、ご機嫌斜めに成ったよ…………なんだかなぁ~
なずなさんは、ドカドカと歩きダイニングテーブルの椅子に座り、膨れ面でなんかブツブツ言ってるが私は本当に、なずなさんに対して何も言ってはない、私は誰に対しても料理を頼んではないし、自分で進んで料理をしてるだけだ、因みに茅原さんはご飯をよそいダイニングテーブルに運んでる、誰が何処に座るか決まってはないけどね。
因みに二葉さんは、茅原さんにご飯をよそうのを遠慮した、チャーハンを炒めてるためだ、まあ一人であの量を食べる気何だろうな…………程々にね。
私は、エーテル魔石コンロが空いてる場所を使い、機械で薄切りしたオーク肉をフライパンに入れて焼きながら、最後に味噌ダレをぶっかけて味噌焼肉ダレのオーク焼きの完成だ。
「早く食べよっと」
「私の分は?」
「え″っ!?」
何故か二葉さんに、味噌焼肉ダレのオーク焼きを要求された。
「いや二葉さんはチャーハン」
「私の分は………」
「無言の圧力やめれ」
仕方なく焼かなかった、だってオーク汁が有るではないか。
「オーク汁あるよ」
「なんか豚汁て言った方が、食欲的に良いと思う」
「なんか汚そうだしな、オーク汁」
「…………」
「…………うん、豚汁にしとこう」
「うん、それが良い」
結論、オークの肉を使っても字ズラや聞いた感じが、何か汚いからイメージも悪いので、オーク肉でも肉質は普通の豚と変わらないから、豚汁とする。
全員揃わずにテーブルに、料理が置かれた端からなずなさんと茅原さんと望月さんが、食事を初めてその後私が座り最後にてんこ盛りチャーハンを置いた、二葉さんがどや顔しながらなずなさんに、チャーハンをお裾分けしながら食べ始める。
私の味噌焼肉ダレのオーク焼きを、眼を光らせながら二葉さんが狙ってるが、私はそう簡単に渡しはしないぞ。
「あぁーん♡」
「………なにしてんの? 望月さん?」
「焼肉待ち」
口を開けて、スタンバイする望月さん、雛鳥かぁ!
「………そんな予定はない」
「私が食べる」
「そんな予定もないな、二葉さんにはチャーハンがある」
「じゃあ強行だっ………」
「させん! さそんぞ! 美味しいからさせんぞぉ!」
そして肉は奪われたのだった、隣の望月さんにまんまと。
「美味しいですよ、雅史さん」
「そうですか………(泣)」
「豚汁も美味しい、麹味噌は初めてだけど美味しい」
「そうかい二葉さん、まあ正確には米糀味噌だけど」
「細かい」
細かくはない、ちゃんと他の麹と区別してるだけだ、因みに麦や大豆やブレンドされた麹も有ったはず。
私はやはり米糀味噌だな、甘味と優しい味に実家の味でもあるし、まさか異世界でも使えるとは思わなかったが。
食後は自分で食器を洗い、自分が寛ぐ場所に散って行ったはずだった、何か茅原さんが風呂近くまで付いて来るわ、何か計った様に一緒のタイミングで風呂から出るわ、あと着替えは普通に持ってた様だ。
因みにダイニングに戻れば、ソファーで寛ぐ二葉さんが溶けてるのだが、寛ぎにも程がないかね?
「早く風呂に入りなさい、アイス出さないぞ」
「!? 直ぐ入って来る!」
一瞬にしてシャッキとし、すっ飛んで風呂に向かう………現金な子だな二葉さんは、まあ疲れてたんだろうとは思うが、ソファーで溶けながら寝そうに成らないで欲しい。
「二葉さんは、アレで良いだろう」
私はあのアイスを、万能カバンから冷凍庫に入れといた、私は違う物を食べるけどね………ジャイアントなコーンをね、包装紙を剥がしてフカフカソファーに座りながら楽しみながら食べる、何か視線を感じるが無視だ。
「じぃ~」
「ジィー」
「………………」
口で言う人、初めて見たよ………まあ異世界人だが。
「あぁ~美味かった」
「「じぃ~!」」
「さてと、牛乳飲んで寝るか」
「「じぃ~!」」
「歯も磨かないとな」
「アイス! …………アレ?」
何か二葉さんの声のトーンが変わった様な、まあアイスとは言ったが氷菓も立派なアイスだぞ、某有名氷菓アイスだけど。
「カリカリ君♪カリカリ君♪カリカリ君♪~てぇ! ちがぁぁぁぁぁう!」
何かノリが良くない? て、何が違うのさ?
「私はシロクマが食べたいのぉ~!」
同じ氷菓やんけ、しかもあっちあったかな? 無いな………残念無念、地球に買いに行って下さぁ~い。
「私は、ハーゲルダーツを下さい」
いつの間にか居た望月さんは、何か凄くいい匂いがしたがそれよりもだ、私は一言望月さんに言いたい。
「なんでやねん!」
ハーゲルダーツだと! あの高い、ご褒美に買うのが楽しみのハーゲルダーツだと! 普通に無い、自分で買いなさい………稼いだお金でね。
「あっちのを食べに行こう、なずなちゃん」
「そうね、珍しい物に決まってるわ!」
因みに二葉さんは、ノースリーブ半袖と短パンの部屋着、たまにお腹が見えそうでお腹冷やさないかヒヤヒヤだ、望月さんはその容姿と清楚さを更に際立たせた、白のフリルネグリジェは反則だと思う、重要だからもう一度言おう、白のフリルネグリジェは判定だと思う。
そして私は、望月さんにおねだり攻撃に負け、スキルからハーゲルダーツを買わされ抹茶フレイバー味を渡したのだった。
「美味しい~」
「さよか」
私は望月さんには敵わないらしい、何か望月さんにダメにされ始めてる気がするのは何故だろうか?
「さて寝るか」
「おやすみなさい」
「うん、望月さんもおやすみ」
私は廊下に出て素早く、何時もの場所に行き鍵…………アレ? 何故か無いので、二階に向かい更にスキルで探し当てた、隠し戸を開き更に仕掛け戸を開き、部屋前のトイレに寄ってから部屋に入ると、プラネタリウムの様な粋な部屋が広がってる、なかなか此を作った人物の趣味は良いらしい。
地球の星座や、流れ星を表現した光りは結構リアリティーが在る、私は暫くベットで仰向けのまま、ドーム型の天井の星を眺めながら、天井プラネタリウムを堪能しながらいつの間にか寝落ちした。
何て良い夜なんだろいか、何か忘れてた趣味を思い出した気分だ。
「やあ、オレ」
「やあ、私」
何故か私の前に、私が立ってる? が何故か私より少し痩せてる様な?
「すまないが、腕試しの相手に成って貰うよ……オレ」
「うん? 何故だ?」
私は疑問を聞いた、あといつの間にか私は木刀を握らされていた。
「オレのレベル上げの為だな、スキルは貰えたが身体や武器を扱うのに鍛えるには────で戦って、自分に勝てと大神のミコト様に言われてるんでな、他にも色々なオレや試練が在ると聞いてる」
「大神のミコト様?」
「まあ、それよりもだ………オレの未来の可能性の一人よ、すまないが修行の成果の犠牲に成って貰うよ、まあどんな未来の可能性かはまったく知らないが」
その言葉の意味が分からず、私はもう一人の私の木刀に揺らぐ見えない何かを、私に向け問答無用に放たれた、何とか木刀で攻撃を防いだと思ったら、予想以上の何かによって防ぎきれずに吹き飛び敗北した。
「レベル差ハンデあったとしても、強いレベルのオレに勝つとはな」
「何だよアレは、反則だろう!」
私は木刀から放たれたらしき、未知の攻撃に文句を言った。
「お前にも出来るらしいぞ、まあ技に頼ってたら身に付かないらしいけどな」
「そうかい、私」
「そうだよ、オレ」
何故か分からないが、負けても悔しくは何故か成らない、何故かは分からないが清々しくは思ったが何故か、向こうは勝って何やらニヤニヤしてるが。
「じゃあ戦利品貰って行くよ、一応自由だが色々頼まれてるからね、その内旅はする気だがな」
「そうかい私は、呑気に冒険者をしてるよ…………戦利品?」
そして、もう一人の私が意味深な事を言う。
「早めに厄介なの倒さないと、後が大変らしいよ…………しゅ────」
夢が終わりを告げるかの様に、視界がボヤけ始めて行き、何か大切な事をもう一人の私は言った様な? 気がした。
「────夢か…………何だったんだ、えらくリアルな夢だったな…………」
プラネタリウムは明星の朝焼けを写し出し、そして私はふと『戦利品』に何か引っ掛かり、イメージ画面を見てやられたと思った、昨日望月さんのアイスを買った時の残金と、今の残金の差が六割位減って居た。
「畜生! 清々しくもないわぁー!!」
だが私は知らなかった、他にも色々持って行かれまたダンジョン攻略に行って、金属インゴットを再び手に入れなくては成らなく成ったのだった、因みに宝石類や原石も半分無くなり、オーク肉やオオイノシシ肉等も無くなっていた、まあオークの一部肉は残ってたが、木材とか色々建築材がまったく無くなっていた、まあ木材はまた何処かの木を伐れば良いかな。
因みに武器はまったく減ってなかった、まあレッドシリーズ素材はまったく減って無かったから、その内エギルギルマスかあの領主に聞いて、高く買ってくれる方を紹介して貰おう。
「まあ、その前に朝飯…………納豆を全部持って行きやがったぁー!!」
私は愕然としながら、ダイニングキッチンに向かって隠しエレベータを使い一階に降りて、仕掛け壁を使い廊下に出てダイニングキッチンに入った、まだ寝てるのか静かだった。
「豚汁でも温め直すか、一晩寝かせた豚汁は食材に味噌が染みて美味しいんだよね………はぁ~」
夢の敗北の代償は辛い、次に夢でまた戦う時には負けてたまるもんか! そう私は、未来に向けそう誓ったが果たして、次に勝ったら奪われた物は帰って来るのだろうか?
「まあ成るようにしか、成らんだろうな」
「おはよう、あと何が?」
「びっくりした!? 何だ二葉さんか…………おはよう」
背後にいつの間にか居た二葉さん、たまにこの子気配を消して背後に居るから怖い。
「まあ、私はまだまだ弱いて事だよ」
「そうなの!」
「まあ、夢で自分に負ける程度には」
「………ハイ?」
まあ理解できないわな、私も疑似画面見るまでただの夢で終わる所だったがな、本当にあの私は一体なんなんだろうな? あと、大神のミコト様てどんな神様何だろうな?
私は玉子焼を焼きながら、まったく整理のつかない思考を放り投げ、朝食を作る事に全振りした結果、何故か朝からオーク肉カレーまで作ってしまった、因みにバーモンな辛口だ。
「今日は、朝から沢山食べれるね」
「それ、二葉さんだけだから」
「二葉さんだけですよ」
「私は無理だよ、二葉さん」
私と望月さんに茅原さんは、呆れながら二葉さんに言うが、何故かなずなさんだけ違う事を言う。
「む………成長するのなら、私も食べるのは吝かではないわ」
今なずなさん、胸が成長とか聞こえた様な? まあ、空耳かな?
「残っても、昼に出すから大丈夫だからね」
「頑張る!」
二葉さんや、食べるのに頑張らなくて良い、何か結構食べるの私にバレてから遠慮無くなってないかい?
「因みに、栄養が特定の場所に行かないのは、どんなに食べても違う場所に行くから意味はないよ」
「なんですって!?」
やはり空耳ではなかったか、なずなさんや。
こうして水龍の試練の迷宮二日目は、意外に騒がしく始まったのだった。
次回に続く。
祐奈∶私の出番何時よ!
和政∶俺は本編で、空気扱いでしか出てないぞ!
カシム∶俺は微妙に出ただけだぞ、もっと活躍させろ!
ルーシエ∶私の出番を、要求します。
ルーシア∶私の存在忘れてませんか?
作者∶果たして誰が次回に出れるか、まあ出れませんが。
全員∶ふざけるなぁー!!
作者∶やめさない、ゴミを投げるのはやめなさい。
そして次回、まだまだ二葉と望月のターンは続く。




