第30話 諏訪岡湖大迷宮最下層へ
通路の先で私とトムの前に立ち塞がったのは、異様な姿をした魔物だった、色は深い青の肌をした顔が毒タコの様な、まあ昔ファンタジーでは定番の魔族みたいな顔だ。
何故か肩らしき所に黒いマントを着けて、下半身は魔術師みたいなローブの格好なのだが、顔がどう見ても縄文タコにしか見えないマゾ……魔物だ。
しかも敵は魔術杖を持って居てら既に戦闘体制で此方は後手を踏む。
「タコの魔物? だか分からんのが、魔術師とは解せん」
「不味そうな色だから、アイツは要らないですよ」
トムはタコの魔物? に、喧嘩を売ると同時に嫌な予感がして防御魔法を展開する。
間に合え、魔力全力のマジック・フィールド展開。
唱えずに、無詠唱でマジック٠イージーフィールドが、一瞬で展開と同時にタコモンスター? から真っ黒な魔弾の攻撃が放たれた、同時にクレアがどんな魔法攻撃をされたかの情報が入る。
〈マスター、あれはディープマジックキャスターと言う、タコの魔物の進化系の一つです。
今の無演唱魔法は、魔王魔法と判明しましたが因みに人間が使えない魔法です、使える人間が居た場合は魔王に近しき存在と警戒して下さいね〉
【魔王魔法とは】
異次元の殺戮と憎悪と死を望む、そんな魔王が作り出したと言われている、魔物や異形の者が使う魔法である、そして上位の存在は更に厄介な力を要する。
そしてこの魔法は、実際は異次元の魔王が作り出した魔法かは、誰にも分からずそして情報も定かになって居らず、無詠唱で原理は誰にも不明である。
真っ黒い魔弾が、フィールドに着弾と共に激しく爆発するも、耐えるフィールドは大丈夫ぽいが、破壊力は完全に危険であり近くの石が黒いマグマの様に熔けている。
現に今の攻撃の爆風で、天井の一部の岩が頭上から降って来たからだ、まったく危険極まる攻撃だ。
「厄介だな、接近戦が有効だと思うが……」
トムが此方を見てら何か言いたそうしにしている? もしかして、あのディープマジックキャスターの事かな? だが次の魔法がフィールドに直撃すると、マジック・イージスフィールドに少し押されてる様な感じがした、見た目は無傷だが威力がさっきより強い爆風で、ソニックブームの様に空気が震えながら広がる、その振動で更に大きな岩が天井から落下する。
「魔法は防げても、落下して来る石でフィールドの耐久が持たないな」
「では、僕が倒して来ますよ」
「たぶん、あの目玉の間の眉間を貫けば倒せるはず」
トムは迷わず、プロトタイプのウィップソードを取り出し。
「では、僕が行って来ます……伸びろ!」
トムはフェイントとフェイクを混ぜながら、ウィップソードを自在に操り剣先を眉間に一撃を入れる隙を狙うが、顔から伸びる触手が邪魔をする。
「顔の下に生えた、ゲソが邪魔だな」
「ゲソて言うな、触手て言えトム」
向こうも魔術杖の宝石部分に黒い炎がらしきのが,形成し始めている。
「あの黒い炎らしきのヤバい気配を感じる,放たれる前に倒すぞ。」
「アレ,そんなにヤバいですか………了解,援護頼みますマサさん。」
光魔法で、トムを援護する。
「援護するトム」
「お願いします、マサさん」
「行け! サンライトアロー!!」
三十位の怒りの矢が私を中心に円を描きながら待機、目標と意図した狙いを定めてサンライトアローを放つ、三本は魔術杖を直撃には至らず、だが足元を狙い複数の光の矢が土埃の粉塵を巻き上げる、更に残りのサンライトアローが光の尾を引いて更に足元に着弾し、体勢を崩し魔術杖を持つ触手にも当たり(宙)に飛ぶも、他の触手が杖に伸びる寸前でトムが粉塵を隠れ蓑にして、ディープマジックキャスターの間合いに入りを捉える。
「その隙、いただき!」
ディープマジックキャスター体制と杖が宙に飛び気を逸らした隙を付いて、トムが眉間を貫く、紫の様な血飛沫を放ちながら、気持ち悪い超音波の断末魔を叫びながらディープマジックキャスターは力尽きる。
そして、ディープマジックキャスターが居た、後ろの階段の先から光が発生する。
「コイツが階層主かよ、魔王魔法て何か厄介な魔法だな」
「………マサさんがさっき使った防御魔法は、魔王魔法では無いのですか?」
「? 何故か無演唱で展開出来た、特殊魔法だぞ」
「たまに無演唱な時有りましたね、確か」
そう言われれば、一度使った魔法をたまに無意識で、魔法放ってた気がするな………多分、今度意図的に出来るかを検証がてら、無詠唱の練習してみようかな。
「さて階段を登って宝箱回収したら、ラスボスの居るラスト階層だぞ」
「腕が鳴りますね」
腕が鳴るより何か、ヨダレらしきのが光ってるぞと思う雅史だった、ついでに屁を私の前でこくなと雅史は思った、生屁はキツイのだった。
じゅるり
プッ
「じゅるりてトム………あと臭い」
「これは武者震いてヤツですよ、あと屁くらいさせて下さい」
トムは無駄な言い訳をしながら、よだれを前足で拭いて顔を洗う仕草をしたトム、誤魔化してるみたいだが屁は人が居ない場所でしてくれ。
私達は階段を上りそして、階段を上がった先に着くと、虹色の宝箱が一つと金色の宝箱が数個ある、あと金色と虹色の宝箱は、中身回収すると何処かに消えるので、金や虹色の宝箱の素材解析が出来ない、どんな素材か私気になります、好奇心的にだけど。
宝箱を見ると、RPGみたいな世界だと染々思う、まあ異世界だし………普通の木の宝箱は開きぱでそのままだが、他の人と入れ替わると宝箱が閉まるらしいし、違う中身に成ってるらしいよ、クレアの話によればね。
金の宝箱には妖精シリーズが入ってた、白鯨でアースドールゴーレムが育ててたハーブを乾燥したり、生の束に成ったハーブ薬草が一式や、妖精のティータイムと言うポーションが入ってた、ミリスタの店で見た覚えはない。
「この妖精のティータイム、何か面白いな……小さい採取試験管みたいな容器に、蜜色の液体が入ってるぞトム」
「あのちんちくりんの仲間が、作ったのですよね?」
ちんちくりんてトム、それはさて置きだ。
「置くんじゃあ、無いかしら!」
………何か聞こえた気がしたがさて置き、鑑定解析するとこの妖精のティータイムは、精神崩壊等の精神異常やお花畑脳に錯乱回復の特効薬みたいで、普通に精神に少しアレな人にも効果的らしいが、精神の呪いの類いは回復するが精神以外の呪いは、まったく効果は無いが甘くて美味しいので、体力回復や滋養強壮に効果が在るらしいが、ファイトな一発のビュビュビュな力が回復もするらしい、あの人に数本渡そうかな……何か珍しい素材を買ってくれそうだし、あんまり冒険者ギルドに卸すと色々面倒な事に成りそうだし、あの領主なら悪企みはしないだろうな。
一応敵の魔法での精神異常は、魔法でも解除出来るがこれはトラウマとかにも使えるらしい、ヤンデレとかヤバい人物に効くのだろうか? 何か、シャロさんが微妙にヤンデレな気配がするんだよな、何故かね。
他にも精神のリフレッシュや、術や技や体力の全回復のオマケ付き、強敵戦で必需品に成りそうだね、色々万能な役割を秘めてそうだな、ミリスタに地球のお取り寄せプリンを餌に交渉して大量に買おう。
雅史はまだ知らない、この時ある救出フラグが何本か立った事を。
「さてと虹色の宝箱の中身は、ナン・チャラ・ホ~ィ♪」
トムが私雅史に、ツッコミを入れる。
「それ、地元の踊りの歌詞の一部ですよね」
良く覚えてたなトムよ、小学生の頃は運動会で踊らされたな…………。
「さてと」
「…………僕のツッコミはスルーですか! ……そうですかスルーですか………しくしく………」
「………今のツッコミだったの?」
ツッコミはツッコミと認識されなければ、意味が無いのである。
「虹色の宝箱の中身に何故釣竿? しかも電動風の海釣りリール式の何処ぞの亡き黒光り俳優が愛用した、カジキとか釣る竿みたいだなこれ……普通に、ヤバい価格な気がするな」
私は釣り竿等の一式の鑑定をしたが、素材不明で魔力でリールが稼働するらしい以外は全て不明で、しかも色々な釣りに対応した釣り道具で、今持ってる釣り道具の上位互換らしい。
しかも疑似餌付き釣り針は、魔物もクジラでも釣るのか的な物から複数釣り用の物まで有り、疑似餌のない針もあるが基本疑似餌無い針はデカイ釣り針で、何か餌を括り付ける用に成ってる。
何を釣る専用なのだろうか? マヌケなあのマグロだったりしてなと。
「もう一式は、更に大きいですね」
「魔物でも釣れと?」
大当たりである、因みに海王魔物も釣れるが場所を選んだ方が良い、そんなレベルの魔物を釣れる巨大自動リール式釣竿セットが入ってるが、使いこなせるかは雅史とトムと数人に掛かっている。
「此はなんだろう?」
「何か球体ですね?」
「………匂い玉? 何か嫌な予感しかしないな」
「海中に、投げるのだったりして」
「………トム、当たりだよ」
「やった!」
何か跳び跳ねて喜んでるが、何でそこまで喜ぶんだ?
「もしかして、釣竿以外で釣れる魔物用だったりしてな、ブイには見えないし」
「まさか、そんな」
とあるフラグを立てる雅史、どれだけ色々なフラグを立てるつもりだろうか?
「他には剣より刀身が長く少し面積が少ない剣、薔薇の装飾がしてあるな………名前はと、薔薇の蜃気楼円舞か………何か、バラの華とか連想する技とかありそうて、固有技何かベルサイユ的な技あるな…………ローズミラージュ円舞剣て、完全薔薇乙女とか貴族が使いそうな技名だな」
旅で似合いそうな人にでも、贈呈やプレゼント用にするか、金髪か銀髪のお嬢様に合いそうな気がするな、あとお姫様とかね………ルーシア姫は微妙だな、剣とか使うイメージが無い。
ルーシアが雅史のイメージ内で、『ガァーン!!』と悲しみにくれた顔をしてたが、雅史は事実を思っただけなので、ルーシア姫のイメージを手で払って、無かった事にした。
「何を真剣に考えてるのですか?」
雅史が剣を凝視して、なにやら考え込んでたので、気になりトムが話し掛けたが。
「金髪や銀髪可愛い系お嬢様とか、異世界に居るのかなとかな」
「ま……マサさん…………」
トムよ、何でそんな哀れみ染みた目で私を見る。
「──で、このデカイ槍は………竜槍………らしい、素材は竜鱗て竜の鱗を加工した槍かよ。
しかも白と黒の槍一本づつか、しかも2メートルの長さて……まあ体力と腕力が10%アップするみたいだが、装備してる時だけはお約束だな」
トムがいつの間にか黒い槍を手にして、何かイラッとする程上手く槍捌きをしている、私だったら絶対手が縺れたりして、大怪我や事故するなたぶん。
不思議な籠手の恩恵で、槍を頭上で回転させたり何処ぞの青タイツ槍戦士みたいな、決めポーズをしたりしている………何処で覚えやがった、まあ襟足ないけどな。
更に赤い血の様な化粧瓶の様に豪奢なポーションは、賢者のエリクシールらしいが此は中○とロ○アの国を買っても、お釣りが来る程で更に血を魔素と融合し、関節に失った身体の部位修復に血管や神経や、失ったはずの魂の回復の効果付き、因みに何故か十本と破格の大盤振る舞いだが、一回使うと次も使える人ともう一回だけ回復する人が居るらしい。
因みに寿命は延びないが、たまに髪の色や少し肉体年齢が変化するらしい、あとどんな世界の暖かい体温の死体なら、甦生は簡単に出来るらしいが記憶が失われたり、一部の記憶が失われる代償を払うらしい、魂の記憶を代償ではないよね?
他には試験管版のエリクシールは、水色をした琥珀色と何か珍しい色だが、此は飲むより直接欠損部に掛ける肉体甦生特化型のエリクシール、故に死なない限り血液や神経は回復するけど重要部位の心臓や頭部は回復しない、その代わり代償は無い代わりに回復の痛みや激痛や、それによるショックに心臓や身体が耐えないと成らないらしい。
回収が終わったので、決めポーズをしまくってるトムを放置して、今日は此処で一泊だ………何か走り抜けて来たから疲れた、マジックポートを入口の入り組んだ場所に一応設置し、ダンジョンハウスを出して夕御飯の準備だ。
「晩御飯!」
「鰹のタタキかな……」
「ヤッホー!!」
私は昼の唐揚げを食べて、再び何個か仕込みチーズ味と辛いチリペッパー唐揚げを仕込んで、風呂に入る前に作り置きを準備した………出来立ては万能カバンに入れ、トムが背後に居るのでチーズ味を菜箸で背後に向けて放り投げたら、空中キャッチ&熱さに悶絶してた……まだまだだねトム。
山賊焼もムネ肉版とモモ肉版を揚げる、因みに秋映がネットスーパー在ったので買い、おろして山賊焼のタレの隠し味に加えた、塩尻だったか何処かの定食屋がリンゴを使ってるが、何のリンゴの品種かは分からないから長野リンゴ三兄弟の一つを使った、ネットスーパーは惣菜や生野菜は売ってないが何故か冷凍ハンバーグとかは買える、まだ買ってはないが何とも分からないシステムだな、地球のネットスーパーのシステムとは違い、スキルは規制があるのだろうか?
トムにマタタビ酒を解禁し、二杯のみ飲ませて後は寝かせ私は風呂上がりに、ネットスーパーのペットボトルのイチゴオレを買い風呂上がりの至福を味わってから、ゆっくりとこの日は眠った………何か胸騒ぎがしたが、何故か翌日に何か起きる様なそんな予感だった。
翌日朝食後に、身体をほぐしてから一応う岩陰から、ディープマジックキャスターが復活してない事を確認後に、何か槍をまた振り回してるトムを放置し、呆れの溜め息をしながら私は転移魔法陣に向かう。
「置いて行かないで下さいよ~」
雅史を見て、慌てて追い掛けて来るトムである。
-諏訪岡迷宮最下層-
最下層は、見上げても暗闇が広がる広い空間で、所々の岩壁に穴があり海水の滝が、海外映画のシーンの様な風景に見える程雄大な空間だ、疲れもなく気力は漲ってるからラスボスに負ける要素は低い筈だ、そして岩壁から滝の様に海水が流れてたが、くるぶし辺りと浅い水深だから何処かに排水されてるのだろうそれにしても───。
「──ダンジョンに海水の滝て、階層を流れてた海水だよな多分アレ」
何故かトムは私の『海水』と聞いて、何故か魚を捜すのだが。
「マサさん」
「何か?」
「魚が居ません」
「!? 危な」
トムの言葉に、思わずズッコケる寸前の雅史だった。
「何で、ズッコケそうに成ってるのですか?」
「トムよ自覚無しかよ」
「?」
不思議そうに此方を見ながら、何か? の顔をしているトムを私はジト目で見返すが、まったく効果はない。
一応色々な場所に、貝らしき山や何かデカイ建物らしき白い物体に、何か黒い物が刺さった物が見える………………何か、巨大怪獣襲来ではないな、特撮ヒーローも真っ青なデカ物は確実だろう、そして空気が徐々にピリッとし私とトムは警戒を強めた。
白い物体は雅史達に向かい動き出す、水飛沫を立てながらうねうねと移動している。
「トム来たぞ! 戦闘体勢」
「僕に狩られに来たな、超ド級青いイカさん」
そして出番が来ましたと、クレアから報告が入る。
〈マスター、アレがこの現在諏訪岡湖大迷宮のダンジョンボスにして、海等のダンジョンに生息する強敵BOSS級魔物のゴーストシップです、ゴーストシップの由来は頭に刺したゴーストシップからとされてます、ゴーストシップが無い個体はディープテンタクラーに成ります。
特長は30メートル級の、巨体の大王イカの親玉ですが、ゴーストシップの名の通り難破船やゴーストシップが頭に刺しており、大王イカやさっきのBOSS達より強力な攻撃力があります。
基本水魔法や水を操る技や魔王魔法を使って来ると思われます〉
クレアの発言かは少しだが、ビーム砲の様な巨大なウォータージェットが少し遠くを通り過ぎる、まるでメガ○子砲の様だと例えたくなる水量の水圧が、転送魔法陣のある岩壁を貫き岩壁の一部が水圧の摩擦で、湯気だかが見える。
「あれ直撃したら、90パーセントの、全攻撃防御力あっても防げないぞ」
防御魔法付与しとくか、トムにもね。
「トム、防御魔法を付与するが悪までも万能ではないが、魔力リミッター解除版だが気を付けろよ」
「防御付与魔法ですか?」
「まあ無いよりはマシだろ」
「……では頼みます」
魔力リミッターを解除し、トムと私に付与する。
「エアーガード!」
「エアーフィールド!」
【エアーフィールドとは】
エアーウィング発動時にも展開される魔法、防御魔法では付与した者を風のフィールドで守るのと同時に、水中や飛行中の空気を供給する魔法にもなる、だが範囲は風の抵抗を最小限にする程度だ。
風の数層のフィールドを展開してるので、ある程度の酷な環境でもエアーフィールドを展開すれば、毒や劇物地帯もマスクや特殊武装無しで歩けるらしい、だが誰もチャレンジした太古の人間は居ない。
「さて倒すぞトム」
「僕の食料ちゃん、今解体するぞ!」
「……………トム、色々と台無しだがまあ倒せば問題無い、あとこれ渡しとくぞ」
それは前にトムが扱えなかった、特大大剣だが今のトムは軽々と扱える、武器レベルも上がったし大丈夫だろう。
「僕の真の実力を出す時」
「………食い気のだな」
雅史の言葉を無視して、トムは瞬動を使いゴーストシップの触手を、一気に切り落とす。
グォォー!?
響き渡る痛みによる雄叫び、触手の一本をトムに切り落とされて暴れるゴーストシップだが、自己再生能力で斬られた触手が切り口から再生する、気持ち悪い再生だな。
瞬動を超える神速とか、縮地とか無いんだよね。
その時頭の上でピカとか音がしたと同時に、トムが私の頭の上を見るが私が上を見ても何も無い。
イメージ画面に『神速を解放した』と表示される。
【神速とは】
瞬動を超えた、超人の域のスピードを指し、魔力やオーラや闘気を足に纏い素早い攻撃や移動をこなす、因みにスキルの神速は魔力や闘気を足に纏う。
方向転換に見えない足場や、空中でも見えない足場を使い方向転換が可能である。
「じゃあ試しに、神速!」
足が自分の足に思えない、瞬足よりも更に凄いスピードで走る風景は見る余裕は無いが、良くこんなスピードをスキルとか使える異世界主人公達は凄いな、だが適応しないと倒せないだろう、突貫でも何でもやってやるぜ! 。
「マサさんが消えた………」
マサさんが攻撃体勢に入り、何か言ったあとみずしぶきを立てながら消えたけど、ゴーストシップに向かって水面が立ち何かが高速を超えたスピードでて、まさかマサさんか?
だが次の瞬間イカの身体が舞う、そしてダンジョンの岩壁に足をめり込ませてる僕のご主人のマサさんの姿が、なにやってんですか!?
しくじった、コントロールミスだな此は、スピードが出過ぎて車で言う水面スリップを仕出かした、何故か神速を載せたただの蹴り上げがゴーストシップを空中に吹き飛ばすとは、しかも危うく岩壁に激突しそうだった。
しかもとっさとは言え、ギャグマンガみたいに壁に人形穴で死亡フラグは回避はしたが、まさかの膝下が岩壁にめり込むとは、まだまだ身体のコントロールとか必要だな。
次こそはコントロールしながら、水面から出てる岩を使って水面移動を回避しょ……いや、空中を足場で方向転換の方が早いかな。
「さて早く抜け出そう、エアーウィング!」
エアーウイングの推進力を使い、足を岩壁から抜け出しエアーウィングを解除し着地する、足は無事だがトムがマヌな顔に成ってる、何かアゴ外れてない?
「さて次は大ダメージをて」
ゴーストシップに刺さった難破船から、砲撃が飛んで来たのでトムも我に返り回避しながら触手を切り落とす、此方も刀を出して十六夜を抜き放ち、砲撃を神速を使い慣らしながら回避をする、隙を見てトムと触手を切り落とすがやはり直ぐに生えて来る。
だが次の瞬間、ゴーストシップが触手を水面に叩き付け、水柱が立ったのと同時に全方位に波の攻撃が襲い来る、エアーガードとフィールドのお陰で流されはしたが、息が出来ず溺れて水死の最悪は回避出来た。
第二波を仕掛けるゴーストシップ、だがトムが振り上げた大剣は触手を切り落とすも、直ぐに再生を優先させたか、また振り下ろす直前に私は神速で触手を切り落とす。
見えない足場で方向転換し、ゴーストシップの片目を一刀両断する、再び見えない足場を作り触手を回避するも紙一重、クッ………辛くも運良く躱せた程度だな。
ゴーストシップは目を斬られたので、触手に面したの地面を叩き暴れる、まあ何故か触手でも無い目が回復するのが解せん、まったく解せん。
「おや? 砲弾は弾切れだかは不明だが、砲弾は止んだが再生が厄介だな」
ゴーストシップが、トム目掛けて大量の墨攻撃をする、やはりトムを強敵と認識するよな……この中で多分だが、トムが一番レベルがチートだからな。
「僕を舐めるなぁー!!」
トムは瞬動と分身を使い、撹乱しながら回避するとゴーストシップが頭に刺さった、難破船をトムに投げ付ける。
「非常識過ぎだあのイカ!!」
岩壁を重力無視して、走るトムも非常識だけどなと私は思った。
難破船があった場所に、巨大なエーテル魔石らしきのが見える、水色………イヤ紺碧色ぽい青い光が点滅している、光の点滅の大きさを見る限り、中型船舶位の大きさ在りそう、この時の私は目視でそう思った、何せ目視だからそう見えたんだ
だがその時、ゴーストシップを中心に水流が発生して、海水の滝や水路の水を集め激流の渦を成して行くゴーストシップ、私とトムはこの攻撃を凌げるだろうか?
次回に続く。
作者∶遂に諏訪岡湖大迷宮、クライマックス。
高貴なL様∶今回は少し長いわね、ボス戦は相変わらずだけど。
作者∶相変わらずは、余計だよ。
高貴なL様∶次回は三連休の二日間ね。
作者∶そうだね、お正月休み明けのツラい肉体仕事は、年々辛く成って来てる様な。
高貴なL様∶それは年ね。
作者∶正論だが、あっさり言わないで。
高貴なL様∶では次回は三連休前の金曜日に。
作者∶間に合うかな? それまでに。




